文章について覚え書き

写真は先日きれいかった夕焼け。

高校生とか、大学生の頃につけていた日記が出てきた。
「うわあ懐かしい」と思って見返してみたけど、その恥ずかしさに数秒で閉じてしまった。
10代の内心を赤裸々に書きつけた内容もそうだけど、その書き方が、赤面せずにはいられないものだったから。

具体的に言うと、【宿題やってないよ～（爆）】とか、【誰々とデート♥️】とか、2000年代前後のケータイ文や、かと思うと、やたら深刻に文学者のような口ぶりで青春の葛藤を刻名に綴ったものだったりだ。
日記の文章にハートをつけるな！男のくせに！（でもきっと、本当にそれくらいうれしくて浮かれていたんだね）

いますぐこの日記に火をつけて全て燃やすか首をくくって死ぬかなと思ったけどすんでのところでおもいとどまった。
俺が冷静で助かったなお前。
今は恥ずかしいけれどあと10年、いや20年後にはもっと味が出るかもしれない。寝かしておこう。

生きていることや考えていること、誰と会って何をしゃべったかというようなことはその時はすごく楽しいはずだったのに、数日や数年ですぐに忘れてしまうから、それを記録しておこうと思って書いた日記だ。
その延長線上に（ライブドアブログで始めて、ヤフーブログに移って、ヤフーブログのサービス終了とともにはてなにやってきた）このブログもある。

そのこと自体はいいんだけど、あんまり格好をつけたり、逆にあんまり砕けた…2chやTwitterに書くみたいに書くと、後から読んだときに「生か死か」という問題に発展するほど恥ずかしくなるので、やっぱりほどほどがいい。
いつも使っている言葉を使って、誰かともだちに読ませるようなくらいのつもりで書くのがいいのかもしれない。
（だから本当は題名の「覚え書き」っていう少し格好をつけた言葉の選び方もあまりよくなくて、「注意」に直そうかと思ったけど、「ふだん使う言葉の使い方」っていうことの具体的な悪例として残しておこうと思う）

とりあえず、日記にポエムを書くのはやめよう。