明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

祝・東京ヤクルトスワローズ2022セ・リーグ優勝! 連覇!!

アップ中のライアン小川

2022年9月25日、M2のヤクルトが2位横浜を劇的サヨナラ勝ちで下してセ・リーグ2連覇を決めた。
そのときの自分の様子を覚え書きしておくとともに今シーズンのヤクルトの戦いを振り返る。

 

いや~~~~~~よかった!

今シーズンは開幕戦の阪神戦3連勝を皮切りに、交流戦でも史上最高勝率で優勝、序盤から独走体勢に入って、7月2日には史上最速のマジック点灯という記録を樹立(M53なんて数字を初めて見たわ。星雲かよ)。

www.asahi.com

 

www.chunichi.co.jp

 

1位ヤクルトは独走、逆に2位以下は団子でこの展開が首位にとってはいちばんありがたい(その理由は後述)。

山田の打撃の不調や奥川の行方不明など不安要素がないでもないなか、中継ぎ陣の踏ん張りで高い勝率を維持し、マジックも点灯して「このまま大きな事故がなくシーズンが進行すれば……」とヤクルトファンが思ったであろうそのわずか一週間後、7月9日には1軍2軍のコロナ蔓延が公表され2試合が中止に……。

 

ヤクルト チーム内のコロナ感染は計27人に 10日も阪神戦中止 | NHK | プロ野球

9日のプロ野球結果 ヤクルト対阪神はコロナ感染相次ぎ中止 | NHK | プロ野球

 

このときコロナ陽性が発表されたのは、

石山泰稚

丸山翔大

髙津臣吾監督

石井弘寿コーチ

高梨裕稔

清水昇

田口麗斗

松本直樹

内山壮真

山田哲人

濱田太貴

奥村展征

長岡秀樹

丸山和郁

青木宣親

川端慎吾

大松尚逸コーチ

森岡良介コーチ

衣川篤史コーチ

佐藤真一コーチ

中村悠平

塩見泰隆

大西広

宮本丈

伊藤智仁コーチ

 

……と、まあ、そうそうたるメンバー(ソースはフルカウント)。

監督・コーチ・主力選手がガッツリ離脱して2週間?の隔離。

ここに書かれてない人ではこのあと石川雅規もコロナに罹患している(ちょうど甲子園大会予選の時期で、息子のダイヤくんが大会中くらいの発表で家庭内感染が起きていやしないか他人ごとながらハラハラした記憶がある)。

チームのトップからボディからアンダーまで(なんだよそれは)、とにかく組織の頭から爪先までいなくなってしまったというような状況で、監督はユウイチヘッドコーチが代役、二軍から選手をかき集めてなんとか試合が再開できた7月12日のスタメンには

2022年7月12日東京ヤクルトスワローズスタメン。精神的グロ画像

四番村上、五番オスナあたりは残っているものの、そのほかは戸田と変わらない顔が並ぶ……。

ああ、そうそう。開幕から調子が良かったもう一人の助っ人外国人バッターサンタナは1ヶ月ほどで足を怪我して離脱。帰国して手術するということでこのときは「あっコロナで出入国がいろいろきびしい状況で帰国してしまうというのは今季絶望ね」と思ったものだった(その後復帰してくれた)。

このとき出場している選手たちが悪いわけではない、むしろコロナにかからず偉かったというもんだけど、何しろちょっとだけ実力がたりないかな……だいぶかなり……。

14カード連続勝ち越し、3連敗がないというチーム状況だったのがここからガラッと変わってあっという間に6連敗。

「長いシーズン、そんなに簡単に行くわけがない、苦しい場面はきっと来る。いや必ず来る……」とおもってはいたものの、それがチームにコロナ蔓延とは、さすがに「こ、こう来たか~~~~ッッッ」と思ったものだ。

コロナ緊急体制の6試合目でなんとかユウイチ代行の初勝利を得たものの(ユウイチ1勝できてよかった!)。

www.sanspo.com

(小澤はよくやっている……)

その後もやっぱりシーズン中の罹患、試合やトレーニングができない影響というのは大きかったのか、前半戦とはまるで別チームのように負けが混むようになった。

3・4月勝敗カレンダー。15勝11敗。

5月勝敗カレンダー。16勝7敗1分け。

6月勝敗カレンダー。19勝4敗!

転機の7月カレンダー。7勝12敗で初の月間負け越し。

8月の勝敗カレンダー。11勝11敗1分け。

9月途中勝敗カレンダー。ここまで8勝11敗。

成績で見れば明らかなんだけど、6月には本当に他を寄せ付けない強さを見せていたチームが、コロナ以降は5割なら上出来という状況に。

8月は5日から12日まで6連敗。

ユウイチ代行率いるエマージェンシースワローズでは、厳しい状況だったものの、それは時限設定のある暗黒期みたいなもので、コロナで主力選手がいないから弱いのはある種当たり前のことで、「みんなが帰ってくればまた強くなる!」と信じることができたから我慢できた。

それでも、その選手たちが戻ってきてもいまいち調子が上がらない8月というのは「これこのままグズグズになって下位に沈んじゃうんじゃ……」という雰囲気が出て来ていた。

それでもヤクルトに有利だったのは序盤で独走態勢になっていて、2位以下は団子状態だったこと。

こうなると、1位が多少失速しても、2~6位の中で順位が変わっても1位と近づくチームがそんなにいない。マラソンでいうと団子状態の2位グループがそれぞれ足を引っ張り合って牽制しあって抜け出す人がいないというような状況。

チーム状態はわるいけどそんなペナントレース模様に内心(シメシメ)とか思っていたら、2位横浜がなんか知らんが調子を上げて急上昇。最大17.5ゲーム差あった横浜との差は一時4G差まで詰められた。

そして迎えた8月26日からの横浜スタジアム3連戦!

もしも万が一3連敗すればゲーム差1になってしまうという状況から、猛打爆発16得点も輝く敵地3連勝!

振り返ってみればこの3連勝でシーズンはほぼ決まったかな(もちろん、その後もチームの調子は半病人みたいに気勢が上がらなくてヒヤヒヤという気持ちはあったけど)。

冒頭のライアンの写真はその試合前だったりする。

www.sponichi.co.jp

その後は村上が村“神”様と称されるくらい打ちまくり、55号が出たあとは足踏みしているものの、昨日ライアンがよく投げて最後はルーキー丸山がよく打ってマジックを2減らして優勝!

そのとき僕はまさかこの日優勝決定戦になるとは思わず、月曜に有給を取って日曜に小旅行と決め込んでおり、宿でタブレットで見た。

観ている途中でお酒が尽きてしまったけど、家で見ていたら際限なく飲み続けて重度の二日酔いになったことは確実だろうからむしろよかったかな!

 

これからクライマックスシリーズが始まるまでちょっとだけ時間があるので、なんとかチーム状況を前半戦のようによくしたい。

そして村上は56号早く打って!(笑)