明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

ドラフト会議2016結果&日本シリーズ第1戦

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画像は2016年ドラフト会議の結果一覧。
<プロ野球ドラフト会議2016 - TBS>

我が東京ヤクルトスワローズは、履正社高校のサウスポー、寺島成輝(てらしま なるき)選手を単独一位指名!
6球団の指名が創価大学田中正義投手に集中するなか、狙い通りの選手を獲得することができたのは、まずよかったと言えるでしょう。

1位 寺島成輝(てらしま なるき)投手 左左
2位 星知弥(ほし ともや)投手 右右
3位 梅野雄吾(うめの ゆうご)投手 右右
4位 中尾輝(なかお ひかる)投手 左左
5位 古賀優大(こが ゆうだい)捕手 右右
6位 菊沢竜佑(きくさわ りゅうすけ)投手 右右
育成1位 大村孟(おおむら はじめ)捕手 右左

<ヤクルト1位指名の寺島「先輩の山田さんと野球ができるのが楽しみ」 - SANSPO.com>

>寺島成輝投手(3年)は20日、同校で会見し「先輩である山田さんもおられるので、一緒に野球ができるのがとても楽しみです」と声を弾ませた。

そうか、履正社ってことは、山田哲人の後輩になるのですね。

<燕・山田、寺島の活躍に太鼓判!「プロで通用すると思う」 - SANSPO.COM>

>寺島が投げた今夏の甲子園はテレビ観戦。「コントロールがいいし、直球も伸びがある。プロで通用すると思う」と高く評価した。

高校生ながら150キロ近いストレートを投げ込む速球派で、先輩の山田も寺島のボールを「プロで通用すると思う」と評価。
まぁ、これはリップ・サービスだと思いますが。笑。

高卒!投手!サウスポー! でドラフト1位指名というのは、これはもうロマンの塊のようなもので、大事なのは1年目の成績よりも、2~3年後から、二十歳を過ぎてプロの体ができあがってからどれだけいいボールを投げられるかというのが大事だと思います。

ヤクルトの高卒左腕ドラフト1位と言えば、おそらく直近では高井雄平
さらに遡ると石井一久という名前が思い出されますね。

高井はその後野手転校することになりますが、高卒で150キロを超えるストレートを古田のミットや古田のミットの届かない場所にビシバシ投げ込んで、ダルビッシュと同じ「高卒ルーキー5勝」という成績を残しました。(17先発5勝6敗。ダルビッシュは14先発5勝5敗)、
(つまり何が言いたいかというと、高卒1年目の成績なんてあてにならないのであって、過度な期待も、かといって成績が残せなかったからと言って過度な失望も必要ないということです。

長い目でね、見たい。

その上で、2020年あたりには、押しも押されぬローテーション1~2番手でバシバシ頑張っていただきたい。
そんな感じです。



動画を見ると、ストレートの平均球速は140キロ前後といったところ。
ボールを体でうまく隠して、突然ニュッと出てくるフォームが少し成瀬に似てるかな?
投球スタイルはガリガリの速球派のようで、全体としては、速球派の成瀬という不思議な感じに。笑。

まぁ球速は体ができあがるにつれてもう少し上がっていくでしょう。
来季から2軍監督になる高津の育成力に期待したいところ。

あと気になる選手は、6位指名の菊沢という投手が、なんと軟式出身!
「中学校の時軟式野球部だった」という意味ではなく、ガチでこの秋まで軟式野球をプレーしていたという、プロではごく珍しい選手です。
軟式野球からプロ入りしたと言えば、かつては広島の大野豊投手がいましたが…)

<ヤクルト隠し玉!佑世代、早起き野球の菊沢6位指名 - 日刊スポーツ>

> 菊沢は8月に行われた福島県早起き野球大会で優勝しMVPを獲得。9月の全日本軟式野球大会では準決勝で無安打無得点を達成し準優勝を果たした。

今年指名されたルーキーの中では(たぶん)最年長の28歳!
いくら社会人出身でも、アラサーの選手が指名されるのはごく珍しいことです。(むかーし野村監督時代の阪神沖原佳典選手を指名したときもすでに27歳か28歳で、結婚もしていて、社会人野球時代より少ない年俸でプロ入りする…ということで少し話題になりましたね)

この菊沢投手は、なんでも秋田高校から立教大に進学し(あ、長嶋一茂の後輩だ)、靭帯の怪我で手術などをして大学時代はドラフト漏れ。凄いのはそこからで、仕事をしながら野球を諦めず、アメリカの独立リーグなどでプレー。さらに日本に帰ってきて軟式野球で活躍(ノーヒットノーランなどを含め全国大会準優勝)。
そして、今年の指名につながった…という、なんだかもう、これだけでパワプロのサクセス何本分のドラマチックな野球人生だよ!」という選手なのです。

ハンカチ世代が今更プロ入りするだなんて!

ロマン溢れまくりですよ。
軟球から硬式に変わると感覚はまたかなり違ってしまうとは思いますが、年齢的にも、むしろ菊沢こそ即戦力として期待したい!
(そして余談としては、大卒後は山崎製パンに新卒で就職したそうなので、山崎製パン→(中略)→ヤクルトという転職は、食品業界での転職なので、職歴としてなんとなく筋が通っている!笑)

でもってでもっての注目としては、育成で石川ミリオンスターズの選手を獲得。
調べてみると、なんと石川ミリオンスターズからは3人が育成指名でプロ入りしているとのこと。

<【BC石川】安江、大村、坂本の3選手が育成指名 - スポーツ報知>

>戦力的に大きな痛手となるが、渡辺正人監督(37)は「3人は今年のチームの顔として、よく頑張ってくれた。また、選手を育成していくので、心配はしていません」と笑顔で話した。

主力3人がごっそりいなくなったらチーム的には大変だろうねえ。いまヤクルト2軍はもう目も当てられないひどい有様なので、投手も野手も、ルーキーだろうがなんだろうが、2軍では即戦力にならざるをえない学徒動員状態……。その分、チャンスがあると思ってぜひ一年目から奮起してほしいですね。以上ドラフトの話終わり。

日本シリーズの話。
日付的には昨日になりましたが、2016年日本シリーズが開幕しました!

1戦目は、日ハム大谷翔平広島ジョンソンの投げ合いとなり、広島が大谷を打ち崩して勝利!
幸先よく、1勝目を上げました。

広島は足を絡めた攻撃で先制し、「速球に強い」という理由で4番においた松山竜平がホームランなどでリードを奪い、終始試合を優位に進めました。
対する日ハムは先発大谷が誤算。雨の影響もあったのか、もうひとつ本調子でない印象で、打線もレアードのソロホームランだけで散発…全体的にイマイチでしたね。

とはいえシーズンやCS最終戦で見せた粘り強さや「逆転力」は健在のはず。
この後の巻き返しに期待です。

何はともあれ日本シリーズは始まったばかり!
勝負の行方は、まだわかりません!