明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

東京マグニチュード8.0が面白い&怖い

イメージ 1

画像はお台場にある実寸ガンダム
8月いっぱい公開中。
今日友達と見に行ってきたんですが、
人がたくさんいました。

写真はネットの拾い物で、
自分で撮ったものではないです。
時間によってミストが出たりしてかっこよいです。

さてタイトルの話。
フジテレビ木曜深夜、
ノイタミナ枠でやっているアニメーション『東京マグニチュード8.0』が、
すごくいいです。

中学生女子の主人公が弟とお台場に遊びに来た時に、
マグニチュード8.0級の大地震が起きて、
なんだかもうてんやわんや。
という感じの話です。
さいとうたかを『サバイバル』とか、
小松左京日本沈没』(特に漫画版)に近い、
災害シミュレーションというよりも、
ゲーム『絶体絶命都市』的サバイバル生存アクションてなノリ…?
まだ2話なのでこれからの展開がどうなるかはわかりませんが。

番組冒頭に出るテロップによれば、
「本作品は首都圏での巨大地震発生を想定し、
 膨大なリサーチと検証に基づいて制作されたフィクションです。」
とのこと。
地震防災啓蒙アニメ…?

オープニング映像や本編に出てくるそこかしこが、
東京に住む人なら見覚えのあるところばかりで、
リアリティを増しています。
オープニングではアキバが崩壊してたり…。
ああ…アキバが…アキバが……。

(あまり大きな声では言えませんが、
 本編がYouTubeに上がっていたりするので興味のある方は検索してみて)
(まだ2話しか放送してないので、追いつくなら今のうちですよ!)

いやほんと地震怖いよ。
うーむ。
いま吉村昭・著『関東大震災』を読んでいるんですが(まだ序盤ですが)、
これも恐ろしい。
関東大震災のときは縦揺れと横揺れが同時に来て、
ちょうど嵐のときの船に乗っているような感覚だったのだとか。

いま都心に多く建つカーテンウォールのビル群は、
あれ絶対大地震の時は、
ガラスが降りそそいでくるように思えて仕方がありません。
なんかこないだ割れて歩道の人が怪我した事件あったし。

いちおうJIS規格的なものをクリアしているとはいうのですが。
そんな人間が決めた
「これくらいの強度なら、大地震が来ても大丈夫だろう」
という小さな頭で考えた規格なんてまったく超越して、
凌駕してしまうのが大災害というものではないですか。

地震の際にはあれが鋭利なガラス破片の滝となって通行人に降り注ぎ血の雨を降らせ、
「カーテンウォールのビルというのは、
 デザイン性ばかりを気にして防災の観点が抜けていたと言わざるを得ませんね」
ってしたり顔で言うコメンテーターの顔まで思い浮かぶわ(´・ω・`)

おお、怖い怖い。

なにより
「大地震は怖いもので、歴史的、地理的に言って東京にはそのうち必ず起きるだろう」
と言われているのに、
これといって大きな対策もされていないというのが怖いですね。


防災の用意と心構えは怠らずにおらんといけんですね(`・ω・´)