ヤクルトCS観戦記。2022年の日本シリーズは昨年と同じヤクルトVSオリックスに決定!
雨降る13日は雨男・サイスニードが先発。
初回に1点を先制されるも、その後ランナーを出しながら粘投。
3回に村上が阪神先発・藤浪の外角低めのボールを流して逆転ツーラン(決して悪いボールではなかった!)。
4回には変わった西純矢から長岡が完璧なスイングのソロホームラン、5回にはオスナの2試合連続弾となるツーランで突き放して勝利!アドバンテージ含めて王手となる。
まあ何しろ寒い日で、雨風が吹き試合も30分ほど中断した。
阪神先発は投手三冠の青柳。
横手投げから繰り出される投球に燕打線は歯が立たない。
ヤクルトの先発は約3週間ぶりの登板となる高橋奎二。
フォアボールを出しながらもなんとか無失点でしのいでいたが、4回5回に連続失点。リリーフにマウンドを譲る。
青柳相手に3点は重たいな~と思っていたら、7回裏ラッキーセブンの攻撃で奇跡が!
2死一塁から代打青木がデッドボールで出塁、塩見が粘り8球目で四球となり満塁に。
二死満塁から山﨑の放った一塁ゴロをマルテが悪送球しランナーふたりが帰って2得点!
3対2。
ここで青柳降板、浜地がリリーフ。
変わって先頭打者3番宮本が8球粘ってフォアボールをもぎ取り、再び満塁へ。
宮本は一塁ベンチへ向かってガッツポーズ!
そして二死満塁、バッターは4番・三冠王村上宗隆!
最高潮に盛り上がる神宮球場、ボール、空振り、ファール、ボール、ファールでカウントは2B2S。
コントロールが定まらずストレートが上ずる浜地。
その6球目を村上が振り抜いた!
ボテボテのゴロ!
「ああ~あ」というため息の雰囲気が一瞬走る、しかしボールが面白いところに転がっている!
猛然と一塁にダッシュする村上!
ボールを追いかけるピッチャー浜地!
転がるボールをグラブに収め、なんとかそのままバックトス!
村上は頭からファーストベースに滑り込む!ヘッドスライディング!
浜地のトスが一塁マルテのはるか頭上をロブショットのように大きな放物線を描いて通過していく……追いかけようともしないマルテ。
神宮球場に悲鳴とも怒号ともつかない歓声が響く!
ヘルメットがずれて見えない村上はバッとヘルメットを脱ぎ二塁を伺う、しかしライトカバーが追いついて慌ててファーストベースに戻る。
何が起こったかよくわからない村上は、ランナー3人が還る様子を見て大爆笑。
立て続けのタイムリーエラーで5対3に大逆転!
次の8回には途中出場の山田哲人のタイムリーヒットも出て6対3でそのまま勝利!
3連勝でクライマックスシリーズ出場を決めた。
翌日の10月15日、オリックスもホークスを下して、2年連続のヤクルトVSオリックスという渋好みの組み合わせに。
チケット購入できるかな~~~~。