明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

手塚治虫『どろろ』

イメージ 1

をゲーム化したもの。
をプレイ中。


中古で安かった。
2,000円くらい。

「俺を返せ!」っていうコピーが秀逸。

原作の「魔神に体の48部位を奪われた百鬼丸(主人公)がそれを魔神たちから取り戻す」っていう
ストーリーをうまいことゲームとして生かしてる。
ゲーム開始直後は画面が白黒。
魔神(ボス)を倒し目玉を取り戻すと、画面に色がつく。
他にも例えば左足を取り戻すことでダッシュ移動が可能になったり、海馬(脳の一部)を取り戻すことで
倒した敵の記録が見られるようになったり、血小板を取り戻すことで回復力が上がったりする。

「体を取り戻す」というのの他に「キャラ能力を上げる」という意味を持たせたことで
ボスを倒す事で得られるカタルシスが増え、プレイヤーのモチベーションを上げる仕組みになっているわけだ。

体を48にも分けているため、1体魔神を倒すことで取り戻せる部位はかなり小さいもので、
上にも書いた「海馬」「血小板」の他に「食道」なんて取り戻しても…あんまり嬉しくないと言うか(笑
でもそこまで細分化したことで人体の臓器をコレクションしてるような面白さも生まれてる。
チョコエッグのおまけを【人体の不思議シリーズ】みたいので集めてるみたいな。

全臓器コンプリートがクリアになる=モチベーションの増加につながる。ってこと。

あ、「どろろ」てのは後の赤い服きたヤツ。
たまにこいつを操作する場面もある。石を投げて妖怪と闘う。

セガアクションRPGなだけあって操作はかなり複雑。
でもL1+方向キーで避けつつ隙を見て→×(ジャンプ)→△で切り込み→着地後□□□□△のコンボ→
L1+↓で硬直をキャンセルしつつ避け
なんてできるようになればそれはそれで楽しい。

ただアクションゲームのくせにゲームオーバーになると前にセーブしたところからやり直しっていう仕様は
どうなの?普通、直前の場面からコンティニューじゃない?
いちいちセーブしないといけない仕様の割にはセーブ遅いし。
あとカメラワーク最悪。
あとロード長い。

七人の侍』ライクなさびれた農村が良くできてる。
妖怪(ザコキャラ)のモデリングもいい。
からかさおばけは声がかわいい。「キー」って鳴く。傘のくせに。
カッパは頭の皿を投げて攻撃してくる。
餓鬼はおなかがぽっこりでてる。あれ?どこかで見たような腹……って俺のじゃーん!





オチもついたところで。