明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

駅の話②

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夏休みが終わっただけあって、
気温的にもずいぶんすごしやすくなってきましたね。
暑くないので昼間からよく眠れます。

寝るな。


駅の話の続き。
まずは卒論の史料を探しにナショナルアーカイブスまで行きたかったんだけども、
その日は日曜で休館ということだったので観光に。
日曜が休みなのはやはりキリスト教の国だからか官公庁の仕事だからか理由はどっちか知らん。

North Actonという駅からセントラルラインでロンドン中心街へ出かける。
地下鉄マップは路線が色別で描かれていて、見てるとキレイ。
パンツが足りなくなったのでこの柄(地図)がデザインされたトランクスを買った。
これでいつでも地下鉄マップが見られるけれども、
そうするためには自動的に駅ナカでズボンを下ろさなければならなくなるので諸刃の剣だ。

セントラルラインは赤い線。
ところでセントラルラインって…日本語に直すと中央線?
でも日本の中央線は車内アナウンスでも「チュウオー・ライン」と呼ばれている。
他にも環状線は「サークルライン」という名前だったり、
そのままでわかりやすい。

自動券売機で1日乗り放題券を購入。
自動券売機の表示もモチロン英語だけれども、
多民族国家らしく表示の言語を選ぶこともできて「日本語」もあるから安心。
まぁそんなに難しい英語が書いてあるわけではないので大丈夫っちゃ大丈夫なんだけど。

ロンドンの地下鉄の切符システムは結構日本とは違っていて、
一番の違いは「デイトラベルカード(1日乗り放題券)」があるところ。
片道切符もあるんだけども、高い。
往復するだけで乗り放題券ぐらいの値段にはなってしまうので、
地下鉄の他にバスやレイルウェイ(普通の鉄道)にも載り放題なデイトラベルカードのほうが良い。
まぁこれだって十分高いんだけどさ。

ロンドン地下鉄システムの特徴その2、ゾーン制。
どういうことかというと、
中心部から離れるにつれてゾーン1・2・3……とゾーンの数字が広がっていって、
○○駅から××駅までいくら、ということではなくて
ゾーンAからゾーンBまでいくら、という風に全てゾーンで値段が決まる。

ゾーン1・2(中心部に程近いあたり)のデイトラベルカードで、
たしか6ポンドぐらい。
約1,500円……。
ま、まぁ鉄道バス地下鉄乗り放題だから妥当……?
と自分を慰めるけれども、
これが続くとなるとなかなか大きな負担に。

買うときはまず購入したい種類の切符を選ぶ(片道・往復・のり放題・どっからどこまで)。
選ぶとその切符に見合った値段が表示されて、
その値段分だけお金を投入する。
ここも日本とは逆。
しかしここでも少し注意しなければいけなくて、
小銭がたくさんあるからまずそれを使おうと小銭から入れ、
足りなかったからお札を入れようなどともたもたしていると、
もたもたしたのが原因か金を入れる順番を間違えたのが原因かわからないけれども、
全ての操作が帳消しになってしかもお金は全部返ってくるという大惨事になる。
一人ならメンドクサイだけで済むけれども、
ピーク時は券売機に行列するんだこれが……。

ピーク時かピーク時で無いかで、
デイトラベルカードの値段が変動するらしいので、
買うときは平日9時だか10時過ぎに買ったほうがお得。
「らしい」というのはその情報に帰国日になって気付き、試せなかったから。
あああ勿体無い・・・。

平日のピーク時は込むけれども、
日曜は朝からのどか。
ゆっくりと自動改札を通る。
日本の改札は片羽の黒いのがバタバタする感じだけれども、
イギリスのは両羽の灰色いのがパタパタする感じだ。
切符を入れるとそのまま上に出てくるので、
その切符を取ってから改札を通る。
日本的感覚でいるとちょっと混乱する。
でもまぁ、上から出てきた切符を取らないと改札が開かないから切符を取り忘れることもなくて安心。

風景もいい。
待ってると底部は平たく上部が丸い、
言ってみれば「カマボコ型」の電車がやってくる。
電車がカマボコ型なのは、
トンネルの上部が丸いからそれに合わせたのかそれとも電車が丸いからトンネルを丸くしたのかは、
わからない。

なんにせよこのカマボコ型の列車に乗って行く。
次はようやく市街地の話をしたい。