明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

駅の話

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久しぶりに学校へ行くと消耗しますね。
なんというか、
あの同年代同民族同職業という極めて均質な環境に一歩足を踏み入れると
「うっ」
って感じになりますね
「うっ」
って感じに。
息がつまるというか。
窮屈な空気というか。
まぁ誰かが悪いという類の話では無いので我慢だ。

引き続きイギリスの話。
~前回のあらすじ~
パブ最高!


パブ後、ホテルに帰ってシャワーを浴びて就寝。
林望という人の『イギリスはおいしい』というエッセイに、
「イギリスのバスにどうやって入るか」
という考察をする話があって、
イギリスのバスタブは底が浅いし洗い場は無いし日本の風呂とは大きく趣を異にするわけだけども、
そこでいかにシャンプーをし風呂に入り暖まって体を洗うか、
という問題はイギリスへ行く日本人にとってポピュラーな懸念ごとらしい。

ということなのでホテルのバスを半分不安に半分楽しみにしていたんだけれども、
いざ見てみるとバスタブは無くてシャワーしかなかった。
ちょっと拍子抜けでもある。
半畳の一回り大きいような正方形のスペースに、
シャワーがついて床はプラスチックかFRPの一枚もので、
排水溝に向かってうまいこと水が流れるようになってた。
ダヴモイスチャークリームの「シャンプー/シャワージェル」というのが壁に架かってた。
日本でもよくあるシャンプー容器のプッシュ式じゃ無いやつ、
容器自体をぐっと押して中身を出すストレートタイプのようなやつが、
口が下になって壁にかけられていた。
出すときは手を下に構えて容器をぐっと押しと、
にゅるーーんとシャンプーが出てくる。

シャンプー兼「シャワージェル」ということなので体もそれで洗うが、
なんかヌルヌルしている。
洗い流してもスベスベ……というか、ヌルヌルの感じが流れない。
すべるよ、すっごいすべるよー。
まぁ肌がスベスベになったんだからいいじゃん、とポジティブにとらえる事もできる。
流しても流してもその感じが取れないから最後には諦めてそのまま寝てしまうんだけれども、
そこでなんか「イギリス人は食器を洗った後、洗剤を流さない」という話を思い出した。

どういうことかと言うと、
イギリス人は食器を洗うときにまずシンクに水(お湯)を張り、
そこに洗剤を適度に投入して「シャボン水」を作って、
そのお湯で食器を洗う。
洗った後に真水ですすがないでそのまま皿を上げ、
自然乾燥に任せる。……らしい。

別に実際にその場を見たわけではないのでそれが真実かどうかはっきりとは言えないんだけども、
なんかイギリス滞在のエッセイとか読むとそう書いてありがち。
イギリス人の考えとして
「洗剤は皿をきれいにするもので、どうしてその効果を水で流してしまうのか」
という考えがあるらしいんですよ聞いた(読んだ)ところによると。
……日本人が温泉から上がる時に流さないで行くようなもの……なのかなぁ。

んで風呂の話に戻る。
つまりこの、水で流してもなんだか流しきれてないような、
洗剤が体に残っている感触の方が、
イギリス人的には
「おおー、洗剤(シャンプー)の効果が体に効いてるぞーきれいになったぞー」
という感想になってそっちのほうが喜ばしいのかな……?
と、ヌルヌルした体で思った。

つまり今の自分は洗った後の食器か……。
と、なんだか複雑な心境なのだったけれども、
まぁイギリスにはマイセンとかウェッジウッドとか有名な食器も多いからまぁいいんだ別にたぶんきっと。
何とか自分をごまかして寝た。
ごまかしきれてなかったけどまぁ寝た。
ベッドが適度な固さで素晴らしくよく眠れてよかった。
目覚めもよしでした。
ベッドひとつでこんなに変わるものかと軽く感動を覚えた。
やはりずっとベッドを使い続けてきた民族には一日の長というものがあるのか……。

しかし今思うと適度な美味しい寝酒(ビアー)の効果もかなりあったと思われる。

いつかアレぐらいの寝心地のいいベッドを置ける身分になりたいものです。
駅の話を書こうと思ってたけれどもそこまで行かなかった(笑。
写真の説明だけ。

①朝食
バイキング形式。
クロワッサン・パン・甘食みたいなの・トースト・シリアル・チーズ・果物・ジュース・コーヒー等等…
火を通さないメニューから食べ放題。
だからスクランブルエッグとか目玉焼きとか無し。
こういうのを「コンチネンタルスタイル(大陸方式)」というらしい。
甘いものばっかりでやや困った。
ベーコンエッグが食べたいと思った。
でもイギリスの食事の中ではかなり旨い部類に入る。

②ホテルの窓から
昨日行ったパブが見える。
朝・夜はかなり冷え込む。
昼は暖かい。
イギリスは「一日のうちに一年分の四季がつまっている」ということらしい。
地球の歩き方』によれば。
緯度が高いので(?)、
朝陽がかなり直線的に目に刺さってまぶしい。
なぜ現地の人がサングラスを多用するか気持ちが少しわかった。

③地下鉄の看板
この赤い丸に横線、
アンダーグラウンド」と書かれているところに地下鉄の駅がありますよー、という印。
街中でもだいたいこの印を探して歩く。
この印が見えればそこに駅があるので安心するマークでもある。
けれども駅があっても「降り専用」だとか「日曜は閉鎖」という変則的な駅があったりして面食らった。


駅の話はまたの機会に。
今日はこれから図書館行ってレポートやろう。