明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

世の中に蚊ほどうるさきものは無し…

イメージ 1

画像はマリナーズイチローが同僚ケングリフィーJrからつけられたあだ名(?)。
これはひどい笑。

とくダネは朝から飛ばしますね。
見習いたい。

昨日は「便所飯」の特集をやってたり。

便所飯とは。
大学などの食堂で、
一人でご飯を食べられない人がトイレの個室で食事を済ますという、
ひっじょ~~~~……に心がツライ食事の方法。

「モノを食べる時はね
 誰にも邪魔されず 自由で
 なんというか 救われてなきゃダメなんだ
 独りで静かで豊かで……」
(『孤独のグルメ』主人公・井之頭五郎のセリフ)

便所飯は救われない。
学食でひとりの客に愛の手を。


●タイトルの話。
世の中に 蚊ほどうるさき ものはなし ぶんぶというて 夜も眠れず
というのは江戸時代の狂歌で、
寛政の改革だかなんだか「文武両道」を幕府が推奨していたときに生まれたという。
「ぶんぶ」が「文武」とかかっていて、
「文武、文武うるせーんだよこのハゲ!」
と言いたいけどいえない庶民(下級武士?)の気持ちを表しています。
江戸時代の人のユーモラスな面が伝わってくる素敵な歌ですね。

まぁそれはいいんですわ。
人が寝てるときに起こされる方法というのは、
目覚まし時計ですとか王子様のキスですとか、
古今東西いろいろあるわけですが、
なかでも最高に腹立たしいのは蚊に刺されたかゆみで目が覚めることだと思う。

蒸し暑い午前三時に目が覚めると両腕に計6か所の刺し傷が…。
か、かゆい。

いくら蚊に刺されやすいO型だといえ、
6か所というのはすこし数が多すぎるのではないか。

大体蚊も蚊だ。
吸うなら1か所にするべきではないか。
人さまの体に何か所も穴をあけるというのは失礼なのではないか。

「ちょっと失礼しますよ」という挨拶もなしに、
人の体から血液を無断で拝借して飛び去っていくというのは、
いささか礼儀に欠けるのではないですか。

聞けば血を吸う蚊というのは、
卵を産むために体力をつけなければならない産卵前のメスの蚊ばかりだということですが、
それならばなおのこと、

「ありがとうございます。血を吸わせていただきました。
これで私も無事子供を産むことができるかと思います。
まさしく貴方様は私と、私の子供の命の恩人でございます」

と、丁寧なあいさつがあってもいいのではないですか。
そんなことで立派な母親として子供を育てられると思っているのですか。

私の血を吸って子供を産むのであれば、
その子は文字通り私の「血を分けた」子ではないですか。
昔話なら金銀財宝を持ってきてもいいような美談ではないですか。
財宝がなくとも、
無事出産がすんだら報告に上がるくらいはするべきではないですか。
あ、やっぱり来ないでください。

だいたい、
黙って吸って黙って去っていくのであれば、
なぜかゆみを残しますか。
そんなものも残さずに去っていくのが筋というものではないですか。
なぜそこで自己主張をしますか。

「カカカ、吾輩の吸血の巧みな技、しかと味わったカ!」

という、女盗賊がキャッツカードを残していくような、
ルパン三世が「ルパン参上」と書かれたカードを残していくような、
自らの隠密行動の腕前をことさらに誇示したい心境なのですか。
(笑い声と語尾がカなのは蚊だからです)

そんな(体長的にも)矮小なあなたの自己顕示欲を満たすためだけに私の安眠は妨害されたのですか。
何か言いたいことがあるなら言ってみなさい。

今日中に金銀財宝を持って謝りに来ない限りこちらにも考えがある。
蚊取り線香を買ってくるぞ。
どうだ。
蚊取り線香だぞ。
怖いだろ。
ぐるぐるしてるぞ。
緑色だぞ。
どうだ。
どうだどうだ。




というわけで、
よくわからないことを書いてしまったのも深夜3時に最悪の形で起こされた怒りと寝不足のせい。

ネットにあった情報ですが、
「ムヒが家にない場合、水でぬらした患部に固形せっけんを塗るとかゆみが収まる」
とあったので実際に(半信半疑で)試してみたら、
これがバツグンに効きました。
ムヒがないのに蚊に刺されてしまった時にはお試しあれ。
ムヒも固形せっけんもない場合には諦めてください。