明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

ハリー・ザ・ヘッジホッグ

実は、
いや実はというほどのことでもないのですが
こんなペットを飼っています↓

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一見とても生物には見えないこれは・・・
ハリネズミ
日本語では「ヨツユビハリネズミ」、英語では「ピグミーヘッジホッグ」とかいう種類です。

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ハロー!
名前は「三四郎」です。

夏目漱石の小説から取った…わけではなく
どちらかというと冨田常雄の小説『姿三四郎』の方。

ハリネズミヤマアラシ山嵐(柔道の技)→姿三四郎三四郎

という、ひねりすぎてなんだかワケの分からない由来の名前になってしましました。
そもそもハリネズミはあくまでハリネズミであってヤマアラシではないし。

最初は

ハリネズミだからハリーでいっか」

ぐらいに考えていたのですが…それではあまりに安易に過ぎるかと思って…。
かといってついヒネりすぎてしまうのが私の悪い癖ですね。
というわけで本名「三四郎」でミドルネームかニックネームが「ハリー」ってことで。

家に来た由来は
砺波の大型スーパー&ホームセンターの「シマヤ」で
『無料です、引きとってくれる方募集中』と張り紙があったので

「なんで無料なんですか?」

と聞いたら

「夜中に脱走して、戻ってきたのだけど、その時に右後ろ足に糸くずが巻き付いていて壊死してしまっていた。
仕方なく手術して切断したがこれでは売り物にならない。なので無料で引きとってくれる心優しい方を探している」

とのことでした。
見ると水槽の中には顔を伏せ身を震わせる針玉のような生物が。
庇護欲を大いに刺激されて1年に1回くらい活発になるヒューマニズム精神を発揮したワタクシは
次の日には彼を引きとってしまっていたのでした。

というわけです。
足が一本無い割に元気で
よく食べよく出しよく動きます。

いやほんとに小さいからだから結構な量のフンが…。
名前は「うんこたれぞう」にしたほうがずっと実態に即しているなと思ったのですが自粛しました。
赤ん坊の頃を思い返すと私たちはみんなうんこたれぞうかションベンこき太郎であったはずだけれども
そういった実態に即した名前はつけられていないのでよかった。

中学の教科書に載っていた魯迅の小説『故郷』では
主人公と幼い友人が月夜の下どこまでも広がる畑の中で
刺又をもって小さなハリネズミを捕まえるというシーンがあったように思いますが
なるほど確かに夜行性で
深夜12時や午前3時ごろにゴソゴソと良く動きます。

まだ全然なついてなくて、
抱き上げたり餌を入れた皿をおいたりするとビクっとして針を逆立てて警戒態勢に入ってしまいますが
箱の中でモゾモゾと動くさまを眺めたりするとなかなかカワイイです。

もっとなつくといいな。