明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

キーボードを掃除しました

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画像はいつも愛用しているキーボード。
ライターとして仕事をし、このキーボードを使って打った文章を売って生計を立てているワタクシとしては
収入のほぼすべてがこのキーボードを通じて得られているという理屈で
これはもうこのキーボードに食べさせてもらっていると言っても過言ではない。

東プレという会社の「RealForce」というキーボードです。
打鍵感が心地いいのと、テンキーレスで省スペースなところが気に入っています。
モノ自体は結構イイもので、キーボードにしてはいいお値段がしました。2万円ちょいだったかな?
黒いキーに黒い文字でプリントされているのでどのキーがどれだかわからなくなってしまうのが困りものですが
まあほとんどノールックパス…もといブラインドタッチでやっているのでそれは特に問題有りません。

<東プレ公式サイト - 製品情報>

ちょっと気まぐれにエアダスターを吹きかけてみたら
ものすごい勢いでホコリが舞い上がったんです。
キーの隙間にブシュッとやるともわもわもわっっとホコリが舞い上がるものだからこれはキーボードの中は
もう恐ろしいことになっているだろうと思い…

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外してみました。
キーボードを買ったときに付いてきた特殊な器具をキーにはめて
少し傾けながら持ち上げると心地よい感覚と共にスポっと外れます。

まあ中は案の定ひどいことになっていて
この際いつもお世話になっているこのキーボードに感謝の念をこめて
きれいに清掃することにしました。

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すべて外したところ。
ひええ。汚い。

キーの接合部の隙間には綿埃がびっしりと詰まって
ところどころ斑点状に赤茶色い錆が浮いています。
考えたくないですがまぁ何か飲み物の飛沫や水滴がキーボードにこぼれた跡なんでしょうね…。

一方、外したキーは

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元の配列のまま、わかるようにして並べておきます。
そうしないとめちゃめちゃになってしまいますもんね。

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キーを外したところのアップ。
ひええええ。汚い…。
驚くべきは、これでもキーを外す前にエアダスターでひと通りホコリを吹き飛ばした後であるということですね。
これだけホコリが詰まっていると
エアダスターで吹き飛ばさずにそのままキーを外していたらどれほど真っ白い綿埃が詰まっていたか…。
想像するだに恐ろしいっす。

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外したキーはどうするかというと
キーのブロック(5~6個)や一列(10数個)ずつ食器用洗剤を溶かしたお湯の中に投入し
しゃぶしゃぶと湯がいて汚れを落としたのち
きれいなお湯ですすぎます。
すすいだら表裏を逆にして再び配列通りに並べ、しばし乾燥。
扇風機なんかを当てれば早く乾きます。

けっこうこれだけで汚れのベタベタ感が取れて
キー本来のプラッチックのいい肌触りが戻ってくるのがお湯の中でわかります。

これをやりながら思ったんですが
年末の「大掃除」って秋か春頃にやったほうがこういうお湯や水を使う作業も辛くないから
季節的には年末にやるのってスゲー不利というかわざわざ辛い時期を選んでやっているのでは。
もうちょっとあたたかな時期にやるべきと思いました。

そもそも年末って他にもやらなきゃいけないことが山積してますしね。
季節の行事であるというのもわかりますが
なんだかもっと融通を効かせてもいいのかもしれないなあ
昔からただその時期にやっているから現代でもこの季節にやらなければならいのだどうしてもそうなのだ
というのは、伝統を守るというよりただの思考停止であるような気もします。

まぁいいですわ大掃除の話は。
キーだけでなくボード部分も掃除します。
麺棒に石鹸水を染みこませて、各隙間をゴシゴシとこすって汚れを取ります。
そののちお湯を浸した麺棒で石鹸成分を吹き、更に乾いた麺棒でカラ拭きします。
なかなかにめんどい。

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その甲斐ありボード部分もきれいに!
…なったかな?

汚れはしっかり落ちましたが、やはり錆は麺棒くらいでは取れません。
まあ仕方ないっすね。

そしてこのように再びホコリでまみれないように…
この商品を買いました。
本当は専用のキーボードカバーがあればいいんですけど
このキーボードの場合どうやらないんですよね。

そこでフリーサイズ全対応というこの商品(1,280円)を買ったのですが…

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で、装着時の状態はこんな感じ。
パームレスト(手首やすめ)の代わりにフェイスタオルを折ったものを手前に置いています。

よしっこれで清掃後のきれいな状態をずっと保っておけるぞ!

意気揚々と再びキーボードを使ってみると…




…なぁにこれぇ?





キーを押すと、ビニールが引っ張られて非常に打鍵感が重たくなっています。
裏面が摩擦するのもおそらくその要因で
キーを押す力がおそらく何もない状態の2倍くらいの抵抗になってしまっています。
ただ保管するならホコリが入らなくていいですが、これではとても使用に堪えません。

普通のキーボードで打鍵感なる微小なことにこだわらない人であればよろしかろうと思いますが
ところがワタクシはそのような微小なことが非常に気になるのです。
もし最初からこのような重たい打鍵感だったらば
このキーボードをそもそも買わないだろうというくらいに変わってしまっているので
結局このカバーは外しました。

これは太字で書いておきますが

REALFORCEにピタッとシートは使ってはいけない!

という結論に達しました。
それで今は結局どうしているかというと
キーボードにサランラップをかぶせてホコリの侵入を防ぎ
ただそれだけだとキーを打ったときに指先にペタペタとラップが引っ付いてくるので
その上にティッシュペーパーをかぶせてそれを防いでいます。

はっきり言ってとても貧乏臭い。

モノ自体は2万円した高級キーボードと言ってもいいはずのものなのですが
サランラップを巻くというおばあちゃんちのリモコンライクなことをすることによって
途端に立ち上がってくる貧乏臭さ。貧乏スメル。
これはもういかんともしがたい。

それでも試行錯誤した結果これがベストです
打鍵感を変えることなくホコリの侵入も防ぐ!
そのためにはこれがベストなんです! と強調しておきたい。

まぁキーボードの見た目が貧乏臭くても
別にとりたてて人に見せたり見られたりするものじゃないので問題ないですね。
ないです。

いつも目の前にあるキーボードがきれいになって
なんだかスッキリしました。
これからもヨロシクネ。