明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

アキバで買い物 microUSB探して

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「他に行くところはないのか」という心の声がするにもかかわらず
東京旅行に行くと秋葉原に行かずにはいられないのです。

別に何があるとか、何を買うとか特別の目的がある場合でもなく
この街に吸い寄せられるように訪れてしまうのは
何度も言うようにこの街が心のふるさとだからです。

すわ第三次世界大戦が勃発した暁には
ぜひ赤紙がこの街から届いて欲しい。そして秋葉原連隊に招集されたい。
その連隊はなんだか弱そうだ。

特殊な目的がなくてもこの街をぶらぶらしていると
「そういえばアレ買いたいんだった」というような用事を思いつくもので
この日はmicro USBに接続するケーブルを買おうと思い立ったのでした。

PCとスマホを繋げるケーブルが接触不良を起こして
データを移せたり移せなかったりしてイライラしていたんです。

そこでようやく話が冒頭の写真「あきばお~」につながってくるんですが
こういうPC周りのアイテムを安く手に入れようとするなら
この「あきばお~」がベストですね。

小さなお店の店先に
商品をごちゃごちゃにつめたダンボールや商品棚が出されて
やはり街をぶらぶらしながら何かを物色している人たちが鈴なりになっています。

さてmicro USBケーブルを探してみると
やはり地べたに直接置かれたダンボールの中に無造作に放り込まれて
山になっています。

魚市場の魚をイメージしていただければわかりやすい。
それも、立派な体躯をしたタイやブリの高級魚ではなくて
シンコやイワシのような一山いくらの小魚が、ごちゃあとつめ込まれている発泡スチロール。

ケーブルの値段は315円。

安い…。
電気屋で買えば1,000円前後するものです。
(その代わり、聞いたことのないメーカー品)

十分安いのですが
せっかくなので街を歩いてもっと安いものを探すことにしました。

北から南をウロウロ… 裏通りから裏通りへウロウロ…
人波をかき分けて… ついでに本屋で漫画の新刊をチェックしたりなんかして…

脳内BGMは『microUSB探して』…


(違う)

で、見つけました。



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出た! 105円! ワオ!

わずか210円安い商品を探すために
30分も1時間も歩きまわるというのはどうかと思わないでもないですが
やっぱりこの歩きまわってよりよい商品を見つけた瞬間の喜びが
秋葉原で買い物をする醍醐味というものですね…

うん、このうれしさを味わうためにやはりみんな
秋葉原に来てしまうのだな…

秋葉原通として、いい買い物ができた…

この105円は、105円以上に価値のある、喜びのある105円なのだ…

ありがとう、秋葉原

ありがとう、あきばお~。

ありがとう…ありがとう……。









なーんて格好つけてたら

家帰ってスマホ挿してもPCにつなげても全く反応しないでやんの!

 
不良品!!!

やっぱ安物はダメだわ!!!

不良品売りつけるんじゃねえあきばお~! バーカ!!








笑。
まぁ、これも含めて、秋葉原です。

ちなみにmicro USBケーブルはAmazonで買い直しました。
こんなの。


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336円。
(きちんとているケーブルとしては)破格に安いのですが
「アマゾンベーシック商品」ということで
他の商品の会計が2,500円を超えないと送料無料にならないというのがネックです。

結局、ずっと買おうと思って買っていなかったカメラケースや本などと一緒に買いました。

た、高くついとるがな…。


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数日後、届いたのがこちら。
アメリカっぽい袋に入っています(なぜなら文字が英語だから)。


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商品にAmazonのロゴが入っています。
つやつやと樹脂っぽい光沢。

使ってみると、今度はしっかり反応してくれました。
サンキューAmazon

それでも、やっぱり。
秋葉原にいったら、またなにか、買いたくなって、買ってしまうだろうなあ。
不良品掴まされたのにね。

それはなぜかと言われれば、アキバが心のふるさとだから…。
笑。

それはそれとして
欲しいものを探して、歩いて、見つけて
値段を財布と相談して

果たしてこの値段でまっとうな商品だろうか…
不具合は起きないだろうか…
メーカーはどこだろうか…やっぱり聞いたこと無い…
原産国はどこだろうか…中国だろうか…あ、「アジア諸国」…? どこだそれは…
買うべきだろうか… 買わざるべきだろうか…
リスクを取るか… コストをとるか…


というようなことを、誰にも物言わず、この自分の心のなかで会話と会議を繰り返して
その上で自らの責任において決断する。
そういう一連のことが、買い物の本当だと。醍醐味だと。
思うんですよね。

そういう、不良品を掴まされるリスクのある
自分の理性と目と頭を使って考えて、決めなければいけない。
そういう買い物をすることって現代ではもう少ないけれど
この街ではそういう本当の買い物が残っている。

そういう感じが好きだから
やっぱり来ちゃうのかもしれませんね。

まぁ、見事に、掴まされましたが。笑。

不良品 掴んでうれし 秋葉原

季語がないか。秋葉原でいいか。秋だから。