富山駅ビルマリエ6階ドラゴンレッドリバーで結婚式二次会
写真は夜景。
富山駅横のビル「マリエ」の6階にある中華料理店から撮影したものです。
これがうーむ県下1大きなはずの駅前か…という暗さとしずけさですが
ま…まぁ…新幹線の駅舎作ってる途中ですからね…。
でも仮に新幹線駅ができてもじゃあ賑やかに、明るく、ワイワイした駅前になるかといえば…
まぁならんでしょうね。
2次会があったんですよね友人の結婚式の。
普通に宴会すれば3,000～3500円程度の飲み放題付きメニューに
6,500円取られるのは正直言って腹立たしい以外の何物でもないですが
ビンゴとかあるからね。
景品買わんなんしね。
そんで常日頃からくじ運の弱さには定評のあるワタクシですから
まぁ案の定、特に何も当たらず大ハズレで
過剰な参加費を払って参加しても
「まぁご祝儀と思って…」なんて言いますが
そのご祝儀分は別に新郎新婦には行かずにビンゴの景品買った店へ行くわけですからね。
こんなダラなことはないわ。
それにしても。
まぁ結婚式二次会なので新婦だけでもそうなのですが
一緒に出席する友人たちにも類型の結婚話が出ていて
友達がどんどん結婚していってしまうのは
寂しいとしか言いようがないですね。
ともがきの 一人残れる さみしさよ
っていう別にうまくもない川柳（季語がないので）を今即興で考えたんですが
これは正岡子規の
もののふの ふぐに食わるる 悲しさよ
に似ていますね。
こっちはさすがに「ふぐに食わるる」というところがうまいですね。
これは昔日本の軍艦がイギリスの船にぶつかって沈没した事件を材に詠んだものです。
ええと何の話だ。
つまり友達がどんどん結婚していって寂しい、という話ですよ。
もともとそう多くない友達が
結婚してしまって遊んでくれなくなったら
我が交友関係はほとんど全滅。
もちろん彼方にとってはめでたい話なので
表面上は祝わざるを得ませんが
此方にとってはおめでたさの晴々しい気持ちよりも
またひとり逝ってしまった… 遠くを見ながら胸には荒涼とした風が吹くのだった…
という気分ですね。
日の沈む地平線を眺めながら湿度の低い乾いた風が強く吹き付けるので
砂埃が入りそうで目を細める男が無言で立っているのです。
その時私はテンガロンハットをかぶっています。
ええとつまり何を申したいかといいますとね。
結婚式となると全員が全員、100人いれば100人、
結婚おめでとう、めでたい、コングラッチュレーション、おめっとさん…などと
エヴァンゲリオンの最終回（TV版）のような笑顔と拍手で祝福しますがね
俺に言わせりゃ寂しいばかりで何もおめでたいことなんかありゃしないんだ。
みんな結婚なんてしなければいいのに。
ええ、畜生、馬鹿野郎。
という本心についてをね。
やはり誰かが言っておかなければならない。
人が人生の中で主役になることを約束された日に
つまりそこへでかければ脇役になることが確約されているにも関わらず
脇役になることを甘んじて受け入れている者について誰かが書いておかなければならない。
結婚できないごまめの歯ぎしりを満天下に示しておかなければいけない。
歯ぎしりしながら笑顔を作って拍手する者のことを忘れてはいけない。
それでもぐっと奥歯を噛み締めて、これからの機会も笑顔で祝福を続けるだろう自分のことの
他人にはようよう見せない胸の奥にある気持ちということを
やはりチラシの裏かブログかどこかに書き付けておかなければいけない。
そうでもしなければ俺が救われない。
俺の感情が救われない。
だから書いておくのだ。
そんならじゃあチラシの裏に書け、とお思いになる方もいらっさるでしょうけど。
まぁこのブログ全体がおおよそチラシの裏みたいなものですからね。
おわり。
あといいわけ。
なんか筆が滑ってやたら嫌なことを言った感じになってしまいましたが
別に真意は「ビンゴとか当たったこと無いんじゃ！畜生め！」くらいのことですし
寂しいのも「新婦が結婚して寂しい」というより「友達が結婚していって寂しい」ですから
そこんとこは特に誤解のなきよう。
あとまぁ宴会だから期待してなかったけど料理美味しかった。生春巻きとか。
飲み放題についてた紹興酒も、高級じゃないけど激安な感じでもない味だった。
量についても多からず少なからずちょうどよかった。
ウェディングケーキもちゃんとしてて美味しかった。
ですから、結婚の寂しさそれはそれとして
二次会という名目の宴会についてはきちんと満喫しているのです。笑。
【追記】
講談社の漫画サイト「モアイ」内で連載されている『独身OLのすべて』という漫画に
