高齢の漫画家は最終回用意しておいてほしいのよ
写真は山口六平太。
この作品を連載していた、漫画家の高井研一郎氏が、作品連載中にもかかわらず、亡くなってしまったのです。
当然のことながら、作品は未完のまま終了。
総務部総務課という、会社の中では花形とは言いがたい部署ながら、人並外れた能力と人柄で多くの人をひきつけ、様々な問題を解決したり、人の悩みを解消したりしてきました。
キャラクターの人柄通りに愛され続けた作品ですが、作者死去のため、もう続きを読むことができなくなってしまいました。
社長の秘書をつとめる恋人とも結婚しないままに…。
やっぱり漫画家は高齢になったら、先に最終回を書いておいて「ワシに何かあったらこの封筒を開けるのじゃ…」と遺言を残しておくべきなのですよ。
さいとう・たかをは『ゴルゴ13』の最終回を書いて金庫にしまっているという俗説がありましたが、探検バクモンか何かで否定していたような気もします。
今後もこういう、連載中なのに亡くなってしまうというパターンが増えそうだなあ。高齢化社会日本!