明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

帰省してたべるだるまの弁当を

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だるま弁当はご飯が「おこわ」なのですね。だから、まるで丼もののように、ご飯のうえ全面に具が乗っていても、それは「丼」ではなく、「弁当」なのです。

具は山菜や鶏肉、栗やたけのこ、こんにゃくの煮物や小茄子の漬物などです。どれもしっかりと調理されて、色とりどりで味わい豊かなおかずとご飯を食べきると、量以上、見た目以上の満足感があります。
まずはこんにゃくで少し口を湿らせて、しいたけなどをつまみつつ、鶏肉をどっしりとうけとめ(合間にビールを喉に越し)、おもむろに小茄子を半分かぶりとる。途中に黒豆で目先を変えつつご飯も食べ進めて、最後に残った栗の甘露煮でフィニッシュ。
やはりいい駅弁には、弁当の中でストーリーがあって、そこに、自分の感覚と好みと食欲で、自分だけの絵図を描ける。具材とご飯の組み合わせで、鮮やかなシンフォニーを奏でられる。

その、自分が弁当にインタラクティブに関わっていけるというあたりが、変わらぬ味わいで長く愛される秘密なのでしょう。食べ終わったあと、ダルマの器は貯金箱になるのもいいですね。