秋葉原の新名物(?)コイキング焼き
はねる。
攻撃ではありますが、ただ上下に跳ねるだけ。
『ポケモン赤緑』世代ならば、この攻撃でピンとくるポケモンがいます。
それがコイキング。
コイの形をしたポケモンで、物語の途中で釣ったり、500円で買ったりすることができるやつです。
(たしか)レベル15で「たいあたり」を覚えるまで、本当にほとんど何も攻撃方法を持たず、育成に時間がかかるポケモンで、記憶に残るニクイヤツ。
そのコイキングの形をしたたいやき的スイーツが、万世橋にほど近い、秋葉原のクラブセガの1F部分にあるお店「くりこ庵」というお店で売られています。
味はまあ鯛焼きなのだと想像はつくのですが、少し話題になっていたので、買いに行ってみました。
すると、なんとすごい行列!
寒い中、お店をぐるりと取り囲むように列が伸びていて、手に入るまでおそらくぱっと見20~30分待ちという状況でした。(そのとき、時間もなかったので購入は諦めました…)
それにしても、コイキングがここまで求められることはそうそうないでしょう。
この写真自体は昨年末のものなのですが、立身出世のモチーフでもあるコイキングは、お正月に食べるのにもうってつけの、縁起の良さだという気がします。
コイキングの好きなところは、レベル20まで育てると、「はかいこうせん」を覚えるギャラドスに進化させることができるという点です。(それにしても、「はかいこうせん」って、小学生男子の心をジャストミートでガッシリ摑んで離さない、直球でカッコイイ、いいネーミングの技だよなあ)
(あのゲームボーイの画面が白と黒に反転しながら、キュラキュラキュラと光線がゆっくりめに進んでいくエフェクトも格好良かった)
ギャラドスはタイプがみず、ひこうで、かみなりにえらく弱いという弱点があるのですが(弱点で2倍ダメージ×2倍ダメージで4倍ダメージになる)、コイキングから苦労して育てた一体は思い入れが強く、とても好きなポケモンでした。それはコイキングが好きなのではなくてギャラドスが好きなんじゃないかと思う人もいるでしょうが、やはりそれは違う。コイキングから育て上げるから好きになるのであって、ギャラドスをポイッとそのまま手に入れられても、嬉しさは半減するでしょう。だから、このコイキング焼きも、もう少し人気が落ち着いて行列が少なくなったら、改めて食べに行きたい。
そのうちギャラドス焼きというのもでないかなあ。