明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

雪が降ってきたぁ!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

東京に雪が!白い!
画像は池袋駅前と家の近くの駐車場。
ここでソリはちょっと使えないと思うけど。
かわいい映像。
近くに小さな雪だるまもこしらえてあった。

駅前で駅員さんがせっせと雪をよかしてた。
富山か!
ってひとりでツッコミを入れるいきおいの雪。

東京にきてこんなに雪が降ってるのは初めて見る。
と言っても冬はまだ二回目なんだけど。
なにしろ東京に雪が積もってるのを見るのは初めてで少し驚いた。


                 *ゲームの話*

ドトールコーヒーで注文しようと並んでたら背後で若い女性たちが
「そんで四面から五面にワープして」
「あ、笛使って?」
「……?ううん、違うけど」
「?あれ、ワープするときって笛使わないっけ」

てな会話をしてた。
これですぐに『マリオ』の話だとわかった人は結構なゲーマー。
と言うか俺。
さらに
「この子がいってるのは最初の(ファミコンの)マリオで、笛でワープすんのは『マリオ3』で、最初のマリオでワープする時に使うのは土管!」
と言いたくなったらさらに結構なゲーマー。
と言うか俺。

池袋の街中で若い女性たちがこんな(とんちんかんな)会話を繰り広げるのも、去年ゲームボーイアドバンス
移植発売された『マリオ』のせい。
20年前のゲームのくせにミリオンヒット。

さらにゲームボーイミクロ(ツマブキくんとかクドカンとか木村カエラとかがCMしてたやつ)の発売とか、
ゲームボーイアドバンスのソフトもプレイできるニンテンドーDSのバカ売れのせい。
と思う。

「え、マリオってDS……?」
「ううん、でもゲームボーイのソフトもDSで遊べるから……」
「へぇー、ゲームボーイのソフトも遊べるんだ」
「うん」

違う!
DSでプレイできるのは「ゲームボーイアドバンス」のソフト(黒い。小さい)で、「ゲームボーイ」のソフト(灰色。大きい)は使えないの!
って言いたかったが、言えないもどかしさ。

「笛でワープするのは別のやつか。あの、タヌキになったりするやつ」
「ああーあ。あれって、2だっけ?」

違う!
それは「3」!
「2」はディスクシステムでフロッピー型のやつ!

「え、それってスーパーファミコンだっけ?」
「ええっと、たしかそうだったと思うような気が……」

違う!
「3」はまだファミコン

ヨッシーに乗るやつ……」

そう!それがスーパーファミコン!!

……心の中で叫びまくってた。
コーヒーを待ちながら一人でやきもき。
あああ、言いたいしかし言えない。

このとんちんかんで楽しげな会話は
「DSはいままでゲームをしなかった層にも売れている」
という言葉を信じさせられる出来事だった。
任天堂に引き込まれた人達の会話を聞いてしまったわけだからね。

今思えばファミコンミニ(昔ファミコンで売れたソフトの復刻版)の発売も、
大人向けのデザインとお値段のゲームボーイミクロも、
DSの数々の大人向けソフト(『脳トレ』『nintendogs』『大人のDSゴルフ』等々)も、
いままでゲームをしていない、または大人になってやめてしまった層を引き込もうという
任天堂の一貫した戦略のあらわれだったわけだ(力説)!

そしてそれは今度発売する任天堂の次世代機「レボリューション(仮名)」にも引き継がれてるわけで、
そのためのリモコン型コントローラなわけで、小さい(DVDパッケージ三枚分)本体の大きさなわけで。

「レボリューションのターゲットは『家族』です」
という任天堂
それは少子化が進み、規模の縮小し続ける現在のゲーム業界に対する任天堂の解答で、
どうぶつの森』『脳のトレーニング』を筆頭にDSバカ売れの今の状況を見れば良く理解できる。
(『どうぶつの森』…知らない人に一言で説明するとすれば、『やさしいゲーム』です)

つまり、パイ(市場)がどんどん小さくなっている時に、それを奪うように喰い合うのは得策じゃなくて、
「パイを大きくするべきなんだよ!」
任天堂が言っている、やっているのはそういうことだ。

さらに、ずっと前に紹介した『ゲームの話をしよう』っていう本(インタビュー記事のまとめ本)のなかで、
宮本茂(『マリオ』の生みの親で、任天堂の偉い人)が

「うちの山内(任天堂前会長、でも『組長』って呼んだ方がしっくりくる人)が開発を覗きにきて、
 『なんや、まだゲームつくっとんのかいな』って言うんですよ(笑)」

と言っていた。
正確には本が手元にないのでわからないけど、たしかにこのようなことを。

それはもう大分前(5~6年前、ひょっとしたらまだ90年代かも?)のインタビュー記事だったが、
思い返してみれば、それって今の状況とつながってるじゃん!
任天堂が「ゲーム以外のもの」を作るべきだって言ってたの知ってたじゃん!
気付かなかった!なんたる愚鈍!
と思った。
まあ愚鈍なのは生まれつきの病気みたいなもので……。


何の話をしたかったのか忘れてしまった。
ええと……つまり任天堂の戦略が、今は大成功中ですよ。と。
正直『脳トレ』がここまで売れるとは思わなかった……。
nintendogs』も。
今はもう任天堂が台風の目に……。

でもその勢いがレボリューション(仮名)の売り上げにつながるかは……
正直わからないね。


任天堂の話についてはまたやろうと思う。
明日にでも。