雪が降ってきたぁ!
東京に雪が!白い!
画像は池袋駅前と家の近くの駐車場。
ここでソリはちょっと使えないと思うけど。
かわいい映像。
近くに小さな雪だるまもこしらえてあった。
駅前で駅員さんがせっせと雪をよかしてた。
富山か!
ってひとりでツッコミを入れるいきおいの雪。
東京にきてこんなに雪が降ってるのは初めて見る。
と言っても冬はまだ二回目なんだけど。
なにしろ東京に雪が積もってるのを見るのは初めてで少し驚いた。
*ゲームの話*
ドトールコーヒーで注文しようと並んでたら背後で若い女性たちが
「そんで四面から五面にワープして」
「あ、笛使って?」
「……?ううん、違うけど」
「?あれ、ワープするときって笛使わないっけ」
てな会話をしてた。
これですぐに『マリオ』の話だとわかった人は結構なゲーマー。
と言うか俺。
さらに
「この子がいってるのは最初の(ファミコンの)マリオで、笛でワープすんのは『マリオ3』で、最初のマリオでワープする時に使うのは土管!」
と言いたくなったらさらに結構なゲーマー。
と言うか俺。
池袋の街中で若い女性たちがこんな(とんちんかんな)会話を繰り広げるのも、去年ゲームボーイアドバンスで
移植発売された『マリオ』のせい。
20年前のゲームのくせにミリオンヒット。
さらにゲームボーイミクロ(ツマブキくんとかクドカンとか木村カエラとかがCMしてたやつ)の発売とか、
ゲームボーイアドバンスのソフトもプレイできるニンテンドーDSのバカ売れのせい。
と思う。
「え、マリオってDS……?」
「ううん、でもゲームボーイのソフトもDSで遊べるから……」
「へぇー、ゲームボーイのソフトも遊べるんだ」
「うん」
違う!
DSでプレイできるのは「ゲームボーイアドバンス」のソフト(黒い。小さい)で、「ゲームボーイ」のソフト(灰色。大きい)は使えないの!
って言いたかったが、言えないもどかしさ。
「笛でワープするのは別のやつか。あの、タヌキになったりするやつ」
「ああーあ。あれって、2だっけ?」
違う!
それは「3」!
「2」はディスクシステムでフロッピー型のやつ!
「え、それってスーパーファミコンだっけ?」
「ええっと、たしかそうだったと思うような気が……」
違う!
「3」はまだファミコン!
「ヨッシーに乗るやつ……」
そう!それがスーパーファミコン!!
……心の中で叫びまくってた。
コーヒーを待ちながら一人でやきもき。
あああ、言いたいしかし言えない。
このとんちんかんで楽しげな会話は
「DSはいままでゲームをしなかった層にも売れている」
という言葉を信じさせられる出来事だった。
任天堂に引き込まれた人達の会話を聞いてしまったわけだからね。
今思えばファミコンミニ(昔ファミコンで売れたソフトの復刻版)の発売も、
大人向けのデザインとお値段のゲームボーイミクロも、
DSの数々の大人向けソフト(『脳トレ』『nintendogs』『大人のDSゴルフ』等々)も、
いままでゲームをしていない、または大人になってやめてしまった層を引き込もうという
任天堂の一貫した戦略のあらわれだったわけだ(力説)!
そしてそれは今度発売する任天堂の次世代機「レボリューション(仮名)」にも引き継がれてるわけで、
そのためのリモコン型コントローラなわけで、小さい(DVDパッケージ三枚分)本体の大きさなわけで。
「レボリューションのターゲットは『家族』です」
という任天堂。
それは少子化が進み、規模の縮小し続ける現在のゲーム業界に対する任天堂の解答で、
『どうぶつの森』『脳のトレーニング』を筆頭にDSバカ売れの今の状況を見れば良く理解できる。
(『どうぶつの森』…知らない人に一言で説明するとすれば、『やさしいゲーム』です)
つまり、パイ(市場)がどんどん小さくなっている時に、それを奪うように喰い合うのは得策じゃなくて、
「パイを大きくするべきなんだよ!」
任天堂が言っている、やっているのはそういうことだ。
さらに、ずっと前に紹介した『ゲームの話をしよう』っていう本(インタビュー記事のまとめ本)のなかで、
宮本茂(『マリオ』の生みの親で、任天堂の偉い人)が
「うちの山内(任天堂前会長、でも『組長』って呼んだ方がしっくりくる人)が開発を覗きにきて、
『なんや、まだゲームつくっとんのかいな』って言うんですよ(笑)」
と言っていた。
正確には本が手元にないのでわからないけど、たしかにこのようなことを。
それはもう大分前(5~6年前、ひょっとしたらまだ90年代かも?)のインタビュー記事だったが、
思い返してみれば、それって今の状況とつながってるじゃん!
任天堂が「ゲーム以外のもの」を作るべきだって言ってたの知ってたじゃん!
気付かなかった!なんたる愚鈍!
と思った。
まあ愚鈍なのは生まれつきの病気みたいなもので……。
何の話をしたかったのか忘れてしまった。
ええと……つまり任天堂の戦略が、今は大成功中ですよ。と。
正直『脳トレ』がここまで売れるとは思わなかった……。
『nintendogs』も。
今はもう任天堂が台風の目に……。
でもその勢いがレボリューション(仮名)の売り上げにつながるかは……
正直わからないね。
任天堂の話についてはまたやろうと思う。
明日にでも。
画像は池袋駅前と家の近くの駐車場。
ここでソリはちょっと使えないと思うけど。
かわいい映像。
近くに小さな雪だるまもこしらえてあった。
駅前で駅員さんがせっせと雪をよかしてた。
富山か!
ってひとりでツッコミを入れるいきおいの雪。
東京にきてこんなに雪が降ってるのは初めて見る。
と言っても冬はまだ二回目なんだけど。
なにしろ東京に雪が積もってるのを見るのは初めてで少し驚いた。
*ゲームの話*
ドトールコーヒーで注文しようと並んでたら背後で若い女性たちが
「そんで四面から五面にワープして」
「あ、笛使って?」
「……?ううん、違うけど」
「?あれ、ワープするときって笛使わないっけ」
てな会話をしてた。
これですぐに『マリオ』の話だとわかった人は結構なゲーマー。
と言うか俺。
さらに
「この子がいってるのは最初の(ファミコンの)マリオで、笛でワープすんのは『マリオ3』で、最初のマリオでワープする時に使うのは土管!」
と言いたくなったらさらに結構なゲーマー。
と言うか俺。
池袋の街中で若い女性たちがこんな(とんちんかんな)会話を繰り広げるのも、去年ゲームボーイアドバンスで
移植発売された『マリオ』のせい。
20年前のゲームのくせにミリオンヒット。
さらにゲームボーイミクロ(ツマブキくんとかクドカンとか木村カエラとかがCMしてたやつ)の発売とか、
ゲームボーイアドバンスのソフトもプレイできるニンテンドーDSのバカ売れのせい。
と思う。
「え、マリオってDS……?」
「ううん、でもゲームボーイのソフトもDSで遊べるから……」
「へぇー、ゲームボーイのソフトも遊べるんだ」
「うん」
違う!
DSでプレイできるのは「ゲームボーイアドバンス」のソフト(黒い。小さい)で、「ゲームボーイ」のソフト(灰色。大きい)は使えないの!
って言いたかったが、言えないもどかしさ。
「笛でワープするのは別のやつか。あの、タヌキになったりするやつ」
「ああーあ。あれって、2だっけ?」
違う!
それは「3」!
「2」はディスクシステムでフロッピー型のやつ!
「え、それってスーパーファミコンだっけ?」
「ええっと、たしかそうだったと思うような気が……」
違う!
「3」はまだファミコン!
「ヨッシーに乗るやつ……」
そう!それがスーパーファミコン!!
……心の中で叫びまくってた。
コーヒーを待ちながら一人でやきもき。
あああ、言いたいしかし言えない。
このとんちんかんで楽しげな会話は
「DSはいままでゲームをしなかった層にも売れている」
という言葉を信じさせられる出来事だった。
任天堂に引き込まれた人達の会話を聞いてしまったわけだからね。
今思えばファミコンミニ(昔ファミコンで売れたソフトの復刻版)の発売も、
大人向けのデザインとお値段のゲームボーイミクロも、
DSの数々の大人向けソフト(『脳トレ』『nintendogs』『大人のDSゴルフ』等々)も、
いままでゲームをしていない、または大人になってやめてしまった層を引き込もうという
任天堂の一貫した戦略のあらわれだったわけだ(力説)!
そしてそれは今度発売する任天堂の次世代機「レボリューション(仮名)」にも引き継がれてるわけで、
そのためのリモコン型コントローラなわけで、小さい(DVDパッケージ三枚分)本体の大きさなわけで。
「レボリューションのターゲットは『家族』です」
という任天堂。
それは少子化が進み、規模の縮小し続ける現在のゲーム業界に対する任天堂の解答で、
『どうぶつの森』『脳のトレーニング』を筆頭にDSバカ売れの今の状況を見れば良く理解できる。
(『どうぶつの森』…知らない人に一言で説明するとすれば、『やさしいゲーム』です)
つまり、パイ(市場)がどんどん小さくなっている時に、それを奪うように喰い合うのは得策じゃなくて、
「パイを大きくするべきなんだよ!」
任天堂が言っている、やっているのはそういうことだ。
さらに、ずっと前に紹介した『ゲームの話をしよう』っていう本(インタビュー記事のまとめ本)のなかで、
宮本茂(『マリオ』の生みの親で、任天堂の偉い人)が
「うちの山内(任天堂前会長、でも『組長』って呼んだ方がしっくりくる人)が開発を覗きにきて、
『なんや、まだゲームつくっとんのかいな』って言うんですよ(笑)」
と言っていた。
正確には本が手元にないのでわからないけど、たしかにこのようなことを。
それはもう大分前(5~6年前、ひょっとしたらまだ90年代かも?)のインタビュー記事だったが、
思い返してみれば、それって今の状況とつながってるじゃん!
任天堂が「ゲーム以外のもの」を作るべきだって言ってたの知ってたじゃん!
気付かなかった!なんたる愚鈍!
と思った。
まあ愚鈍なのは生まれつきの病気みたいなもので……。
何の話をしたかったのか忘れてしまった。
ええと……つまり任天堂の戦略が、今は大成功中ですよ。と。
正直『脳トレ』がここまで売れるとは思わなかった……。
『nintendogs』も。
今はもう任天堂が台風の目に……。
でもその勢いがレボリューション(仮名)の売り上げにつながるかは……
正直わからないね。
任天堂の話についてはまたやろうと思う。
明日にでも。