小さな谷川の底を映した 二枚の青い幻燈です
「じゃあ来週の日曜が１２時からねー」
と言われた。
そのような心積もりで今朝も「ようし今日はゆっくりねていよう」とこれ以上無い幸せな時間をすごしていたら
着電。
１０時１０分。
「……今日は俺１２時からでしょ？」
そのように聞いていた。
しかし。
「１０時！シフト表見てないの！？」
ていうかあんたが先週その自分の口で「日曜１２時ね」って言ったんじゃないか！
それを聞いていてどうしてシフト表を見る必要がある？
「……じゃあ今から行きますよ」
と不機嫌マックスで起床。
バイト先に着いたら着いたで
「ここはすぐ変わるんだからちゃんと確認しないとダメ」
だと？
じゃあ先週のうちに未確定で不確かな情報を与えられたわけですか俺は。
そしてそれを伝えたのはあなたでしょう？
変更があったのならその新しい情報を伝えるか、せめて事前に「変更しました、確認してください」の一言ぐらいあってもいいんじゃないですかねぇえええええ？
勝手に人の出勤時間を変えておいて「ちゃんと事前に確認しとけよ」っておい。
お前はなにを言ってるんだ。
これがフリーザなら惑星ベジータを滅ぼしかねない腹立ちっぷり。
サイヤ人なら超サイヤ人になるばり。
あの地球人……？クリ（ｒｙ
朝からムカッと来たが血圧が上がって目が覚めたのでまあ、ある意味よし。
あ、タイトルは宮沢賢治『やまなし』の引用。
信玄もちとは何の関係も無い。
宮沢賢治もけっこう「お前は何を言ってるんだ」ていう表現が多いよね。
ごらんカムパネルラ。
