東京にはほんたうの空がない
高村光太郎の『手』は中学校の美術の教科書にも載ってたので知ってる人も多いかと。
高村光太郎のお父さんはこれも彫刻家の高村光雲で、
有名な彫刻は木彫りのおさる『老猿』。
こっちは歴史の教科書に載ってたので日本史を取ってた人なら知ってる人は多いかと。
この猿は右手に羽を握り締めて、
捕らえ逃してしまった鷲を悔やんで中空を睨んでいるというもの。
その形相に迫力があって心に残る。
シカゴ万博ではその老猿のとなりに、
ロシアから鷲の置物だか彫り物だかが配置されて、
ちょうど鷲と猿がにらみ合ってる構図になっていたんだとか。
ちなみに鷲っていうのはロシアの象徴的な動物で……
鷲vs猿っていう、
帝国主義時代明治の極東における覇権争いを表されたんだとかどうとか。
日本史の教科書に載っていたおはなし。
ああちがうちがう『智恵子抄』の話で。
智恵子が言うには東京には本当の空がないそうです。
画像は昨日池袋で撮影した月。
本当はもっときれいに見えたんだけど。
今日もいい天気で月がきれいに見えた。
テストは全部終わって、
大学３年生はもう終わってしまったんだけど、
なぜか今日中に出さなければいけないレポートが２個くらいある。
困る。
今日は就活の合同説明会に有明まで行ってきた。
明日は卒論演習の面談と、
ゼミの論集の印刷＆製本
そして家庭教師など。
春休み……なつきにけらししろたへの……
隙があれば一回くらい富山には帰りたいと思いますが。
