海と蛸焼
行ってきたんですよ。
画像はビッグサイト前にある「京たこ」のたこ焼き。
血縁関係で言えば二親等ぐらいまでの人ならしっとるかもしれんけど、
実は俺たこ焼きすげー好きなんやちゃね。
その中でも特にタコか皮かどっちが好きか、って言ったら…
タコやわ。
このたこ焼き、頼んだら常に熱さマックスで出て来てかなりあついうまい。
一個丸ごと口に放り込んだら、たこの周りのとろとろ状のコムギ部がとろけだしてきて
舌から歯ぐきからあごの天井から、もう口のなかじゅう旨みが満ち満ちて
かつその旨みが漏れなく熱すぎて旨みと同時にやけどしそうになって慌ててふうふうほろほろ…
小龍包ばりのあついうまい。
カツブシとソースとマヨネーズが口中で渾然一体となって嗚呼…
タコを噛むとぎゅっと歯を押し返してくる感触とタコの旨みがにじみ出て嗚呼…
恍惚に至る。
というわけでまあ説明会に行ったのかたこ焼き食いに行ったのかわからん状況になってしまったんだけども。
否！
違う！
たこ焼きを食っただけじゃない！
だけじゃないテイジン！
船にも乗ったんだ。
水上バス東京ビッグサイト前→浜松町
400円。
普通に国際展示場から池袋までいくより200円ほど割高になってしまうんだけど、
200円以上の価値はあるね！
写真はその模様。
乗客もすごく少なくて２Ｆデッキを独り占め……
とは行かないまでも二人占めか多くて三人占めという過疎っぷりだった。
東京の交通機関でこんなに広々と乗れる乗り物はほかに知らない。
そんでもう回りは海！なんですよもちろん船ですから当たり前ですけど。
こんなに遠くを見渡せる場所はないよ東京では。
つまり東京は海の街だったんだ実は。
ということを沿岸からすぐ近くに生えて来る高層ビル街を見て思いましたね。
港区というのは本当に海に近いから港区というようで、
海上から森ビルの頭の方と東京タワーの胴体部以上が見えた。
海と本当は川の街。
川は地下に流したりコンクリートで大きな側溝に変えてしまったからわかりづらいけど。
あとは首都高の下に隠れて淀んでる。
東京の海は潮の香りがしなかった。
あぶくがなかなか消えていかなかった。
それでも船は（海は）広々として東京のどこよりも気持ちよかった。
つまり東京に住むとしたら東京湾が俺にとってのベストポジション。
いや練馬区もいいけどね。
西武線のなんていうかこう洗練されてなさとか。
まっ黄色な車体の光の反射のなさとか。
ああええと、
説明会の社長の話はすごくためになりました。
エントリーシートで落とされるのはいやだから、
せめて一次面接までは行きたいなと思う。
低いな目標が我ながら。
