明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

☆やった!!ついに内定が出たぞ!!☆

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嘘だっ!

ええまぁ……嘘だが。
4月1日だもの。
あはははははあばばばばばば。

まだまだ内定出る気配はないですけど……。
でも今日から仙台へ旅行行ってきます。
一泊2日の予定。
だって青春18きっぷがあまってるんだもの。
4/10が使用期限なんだもの。
つごうよく少し時間があるんだもの。

だいたいそんなかんじ。


最近の読書
3月は目標の一ヶ月10冊の半分、つまり五冊しか読めなかった本が。
三崎亜記『となり町戦争』、映画化されるって帯がついてたんで読んだけれど……。
うーむ……。
史学科的に戦争を研究してる(一応)身としてはなんというか「戦争」の定義づけというか、
なんのために戦争をするのかという理由が納得できるような…できないような。
マルクス的に言えば資本主義の当然の帰結が植民地(市場)の奪い合いによる戦争。
なーんかなー、この作者、戦争(の歴史)についてちゃんとしっとるんかいな。
と思って作者のプロフィールみたら熊本大の史学科卒だった。
あらなんだ同じ史学の学徒だったんじゃないですかと一方的に親近感を持ってみたりした。
ちなみに歴史小説といえばの司馬遼太郎大阪外語大モンゴル語学科卒。
なぜだ司馬先生。

まー作品の内容に関わることだから深くは言わないけれども、
公共事業として「戦争」をとなり街と始める世界、というある意味SF的な舞台設定で、
主人公と、役場の戦争課の女性とがどうのこうのみたいな話。
「公共事業」として、地域の活性化のために「戦争」を行う、っていうのが…
世にも奇妙な物語』的な設定というか…この作品の不気味な部分で核の部分でもある。

戦争を始める理由がいわば「公共事業」なのはいいとして、
そこで闘って死ぬ人物たちの心理が納得行かなかったというか…。
カタルシスが無いというか…。

でもまぁ暗に例えばイラク戦争でテレビの向こう側で(主に)イラク人が死んでいくのに
こちら側の人たちは不感症のように何も感じないで日々の生活をおくってますけど、
それってどうなの?
みたいなことを言ってるのはわかった。

でもなにしろ読んだのが二週間ほど前なのでややうろ覚えだ。
設定とかまぁ、面白いッちゃ面白いんだけど、なーんかすっきりしない。結末とか。
でもそれは主人公も(公共事業として戦争をするということ、その経過、結果)にすっきりはしてなくて、
作者の意図…なんだろうと思う。
戦争を経ても「戦争」に対してすっきりしない主人公=現実の戦争を現実的に捉えないでもやもやっとしたまま(人がテレビの向こう側で何万人死んでも)「まー、これでいいか」と日々をすごす人々
っていう感じに仕立て上げたかったのか…な…?

あははうろ覚えだー。
感想書くときは読んだ直後に書かなくちゃねー。次はそうしよう。
今読んでるのは『シャーロック・ホームズの事件簿』。作者は江戸川…バーロー、もといコナン・ドイル
せっかく夏にイギリスことだしと思って…予習?
「なぁに、簡単な推理だよワトソン君(ニヤリ)」
というカッコツケの主人公とホームズの推理に感服しっぱなしの助手のキャラクタが秀逸。
80年ほど前(つまりじいちゃんが生まれた頃)の外国の小説なのに非常に読みやすくて素敵。
翻訳の腕がいいのかもしれないけど、これだけ読みやすければ世界中に「シャーロキアン」と呼ばれる
ホームズマニアを生むのも納得の面白さ。
(『シャーロック・ホームズ』シリーズが好きで好きで好きな人の事を「シャーロキアン」というらしい

(ちなみにアメリSF映画・ドラマの『スタートレック』が好きで好きで好きな人の事は「トレッキー」というらしい。映画『ターミナル』によれば/阪神のマスコットキャラみたいな名前だ)
あとは『分裂』買ったので仙台行きの汽車の中で読もう。