明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

任天堂ヤバイ

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画像は6/7にバンダイナムコから発売される『山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング』と、
同じく『山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング』のパッケージ写真。
履修漏れの人もこれで安心。
http://www.bandainamco.co.jp/releases/2007041101.html
バンダイナムコプレスリリース)

ちなみに我が母校は桐原書店の教科書だったのでこの教科書は見たことない。
そして今ちょっと教科書を懐かしい気持ちで見返してみたら、
卒論のテーマである『日露戦争』の表記は わ ず か 二 ペ ー ジ 弱、
日英同盟』にいたってはなんと 4 行 も 書 い て 無 い という非常に簡潔な書き方で、
なんというか少し悲しくなりましたですね。
卒論もそれぐらいでいいかな?>二ページ弱




http://www.famitsu.com/game/news/2007/04/13/103,1176467364,70182,0,0.html
ファミ通.com)
2006年度日本のテレビゲームの市場規模が急激に拡大しましたよー。というニュース。
誰のおかげでそうなった?と言えば
任天堂

>「日本のゲーム市場の2005年度から2006年度にかけて増えたソフト販売本数は1463万本。
> そのうち任天堂ポケモンの増加分が1300万本を超えています。
> つまり大きく成長した国内ゲーム市場の9割以上が任天堂の成長によるものと言えます。
> これはファミコン誕生以上の、圧倒的な任天堂の人気と言えると思います」

つまりは「ゲームの売り上げが伸びた」というより「任天堂がの売り上げが伸びた」というようなもの。
素直にすごいな任天堂
かえすがえすも去年の5月E3の時点で任天堂株買っておけばっ……!
しかし絶望的に元手が足りなかった……。

それにしてもまぁ、何度も言うようだけど、任天堂がDSの発売ごろから言っていた、
「ゲーム離れ現象への対策」=「ゲーム人口の拡大」という方針が見事に大成功を収めている。

「ゲーム人口の拡大」のために(銀行のATMのように)誰でも扱えるタッチパネルをDSに搭載して、
若年層よりもむしろ壮年層のほうが楽しめる『脳トレ』シリーズやら、
女性も楽しめる「全クリ」のないゲーム『ニンテンドッグス』を発売したり、
そうやってDSユーザーを増やした上で『ニューマリオ』を発売してそれが400万本?売れたり……
松嶋奈々子をCMに起用したり、
メディア戦略の面でもこれまでのゲーム業界にはないお茶の間ウケ最優先型で、
その斬新さと効果の大きさは目を見張るものがあった。

松嶋奈々子→松岡修造→と来たら次は松尾伴内やろ。それか松山ケンイチとか。
……別に名前できめとるわけではないのか。

いや全くすごいとしか言い様がないね。
そして去年の12月に出したWiiは作っても作ってもまだ品薄で、
Wiiユーザーの3割が「帰ってきた」ユーザー、回帰ユーザーだという話もある。

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/game.aspx?n=NN001Y931%2013042007
(日経ITプラス)

ファミコンやらメガドライブやらMSXまである、
過去のゲームが遊べる「バーチャルコンソール」の効果なんだろうと思う。
さらに回帰ユーザー+今までゲームをやったことのない「新規ユーザー」で、
半分近い46パーセントに上るというからもう、
ただ「驚き」のひと言。


問題点を挙げるとすれば、
DSが発売されてしばらくの間はDSの機能を生かしたソフトが少なかったように、
まだWiiの機能を生かしきった作品が少ない状況にあるということ。
それでも『バイオハザード4』がWiiに移植されたり
Wiiに移植される、というのはゲーム性の意味ではほとんど「リメイク」と変わらない)、
バイオハザード アンブレラクロニクルズ』っていう『バイオ』シリーズ新作がでたりして、
さすがにDSのときよりもサード各社も動きがすばやい。
http://www.capcom.co.jp/bio_uc/
カプコンバイオハザード アンブレラクロニクルズ』)

コナミなんてハードと同時発売で『エレビッツ』なんていう、
ハードの特性にも合って、物理演算をうまくゲームに利用して、
キャラクターも可愛らしいいいゲームを発売してたんだから、
やっぱりDSの時よりも任天堂の思想がソフトメーカーに浸透してる感じはある。


まとめ
任天堂すげぇ
・「ゲーム人口の拡大」が現在進行形で成功中
・それをさらに持続させるためには「新しい驚き」をもったソフトが登場しないとダメ
・夏に出る『ヘルスパック』が↑の鍵になるか…?
・日米欧だけでなく、英国や豪州でも市場が拡大、今後10年は(世界規模では)市場は拡大し続けるだろう。



特に明るいニュースとしては>世界で市場が拡大し続けるだろう、
という展望。
でもそうなると相対的に日本市場の価値が下がって、
日本向けのゲームが減る…というか、「世界市場でウケるゲーム」が重視されるようになる。
って心配がある。
そしてそうなると現実的には「銃乱射ゲーム」か「ゾンビぬっ殺しゲーム」ばっかり出るようになるかも、
というジャンルに偏りが生まれるかも?っていう心配がある。
ちょっと偏見も入ってる。
……かなりかも。

アメリカ人に受けるゲームは当然アメリカ人のほうが作りやすいわけで……
日本のソフトパワーが相対的に弱くなっていくというか、
日本のソフトメーカーは辛い立場におかれる可能性もある。
簡単に言えば今は「輸出産業」であるゲームソフトが、
「輸入産業」になる可能性もなくはない……と思う。

んーでも『ニューマリオ』は世界中で受け入れられてるしなぁ……
要は国内の市場規模が、
商売が成り立つレベルで維持し続けられればソフト会社がなくなることはないわけであって……。
今はむしろ大きくなってるし、
世界の市場規模も大きくなってる全くいい状況なわけであって……
心配が杞憂に終わる可能性のほうが高いかもね。



久しぶりにゲーム業界のニュースで日記を書いたら長くなったね。
就活はゲーム会社はのきなみダメでした。
ちっくしょー。
アハハヽ(゚ ∀゚ )ノ
まーいーやそれはそれで。