明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

時は今 雨の滴る 五月かな・・・

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朝でかけるころ、
ざぁざぁ雨降ってるからしっかり大きな傘を持って出かけたら、
大学ついた頃にはすっかり晴れているというこのやるせなさ。
傘が邪魔で邪魔でしょうがない。
電車移動がめんどくさくてめんどくさくてしょうがない。
油断してたら降りる駅を乗り過ごすというまぬけなこともやってしまって遅刻してしまったのも
すべて雨のせい。

画像はバイオハザードになりつつある「はしか」蔓延の注意書き。
なんだか休講する大学も加速度的に増えてきているらしい。
我が大学はまだ。
「はしかで死ぬことだってある!!」
と近未来宇宙SF漫画『プラネテス』の中で叫ばれたりしている病気です。
ちなみに叫んだ人の名前はサリー。
敬虔なクリスチャン。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000029-mai-soci
<はしか>中央大も休講 後楽園、多摩キャンパスとも

後楽園……近い……近いよ……

(自分以外に)罹患者がいっぱい出て、
全学休講にならないかなーなんて不埒なことを思ったりもするんだけれども、
それでもやはりあの超過密キャンパスで誰か一人がが罹患してしまえば、
それはあたかも燎原の火の如くに広がっていくのではないだろうか。

うんまぁ、今のは「燎原の火の如く」っていうかっこいい日本語を使ってみたかっただけなんだけども。
「太宰にハマってニヒルになるのは、はしかみたいな物」
なんて「誰でも一度は罹病して、一度かかれば二回目は無い」っていう意味に使われたりする、
この「はしか」だけれども、
確かかかったこと無い。
たしカカカッたことない。
なんかスタッカートが効いとる感じになってしまった。
おたふく風邪も……無いような気がする。
水疱瘡はある。





ああそうタイトルは明智光秀が本能寺に攻撃する前だか後だかに呟いたっていう句。
朝起きて、
さぁ元気よく原付で学校に向かおうかなと思ったら、
雨でやんの。
やってらんねー。
でも自主休講しなくなったのは四年生の特別の事情があるから。
今年の春には「もう四年生かぁ……」と呟いてしまったけれども、
ひょっとすると来年の春には「まだ四年生かぁ……」と呟いてしまわなければならない可能性もまだ否定は出来ない。

「五月」とかいてサツキと読みますですね。
サツキといえば『となりのトトロ』のお姉ちゃんのほうの名前で、
名前から察するに彼女は五月生まれなのだと思うけれども、
実は妹のメイもあれは英語のMayなのだというようなことを考えれば、
名前から察するにやはり彼女も五月生まれなのでしょうね。

五月は他に「風薫る五月」なんていわれたりもしますが、
実際に街中で嗅ぐ匂いといえば、
この季節特有の、
雨の日によく似合うというか、
とても植物由来とは思えないような、
えもいわれぬ芳香をかもし出している、
あの栗の花の匂いが鼻につきますね。

栗の花自体は白くて小さくて可愛らしいんだけれども、
なんかにおいが変。
「むわっ」とするような。
「花の香り」なんていいものじゃなくて「臭い」やね「臭い」

「臭い」といえば、
大学から駅まで歩いていく途中に高校があるんだけど、
その高校のとなりを歩いている頃に、
ひっじょうに嗅ぎ覚えのあるにおいがしてきた。
嗅覚というのは不思議なもので、
見るより聞くより、
なにか昔に嗅いだことのある臭いを嗅ぐと、
非常に記憶中枢が刺激されて、
フラッシュ映像のように昔の記憶が蘇りますね。

その、高校から漂ってきた独特の臭いと、
中から聞こえてくる「ィヤァッ!」という威勢のいい掛け声と、
自分の記憶が三位一体になって、
歩いている道からは見えない剣道部の部活の風景が、
実際に見るよりも鮮やかに脳裏をよぎりましたね。
柔道部と剣道部は武道場の中で一緒に練習してたからね。
自然とよく見てた。

柔道場側はタタミが敷いてあって剣道部側は白木。
若い男女がウン十人単位でどっすんばったんと奇声を上げながら動き回るんだから、
何も知らない外国人あたりが見たら実はなかなかシュールな光景なのかもしれない。

要は道を歩いていたら剣道部の臭いが漂ってきたってことです。
臭いからね。
剣道部は。
そう言ったら語弊があるか。
臭いのは剣道の防具だ。
特に小手。
朝練後の剣道部の手はもう、すごかった。

あれに比べれば柔道部なんて完全にデオドラントだった。
デオドラントかつフレグランス。
柔道着も練習後ちゃんと干しておけば(そんなに)臭くならないしね。
要はきちんと乾燥させることです。
なんか適当にカバンとかに詰め込んでおくと……ひどいけど。

「風薫る五月」
っていうのはなんというかこう、
本当はもっと風流な感じの言葉なはずなのになんだか
「におう五月」
っていうような感じの話ばっかりになってしまった。
なんでだろう。




あ、そういえば帰りの途中ではカレーライスの匂いが薫る五月だった。
カレーの匂い嗅ぐと条件反射で自動的に食べたくなるから不思議だ。