コピー紙で中指を切っただけで満身創痍気分
画像は……さてこれは何でしょう?
大学の書道部の研究発表……というか作品が展示してある。
正解は最後の方で。
授業の終わりにさ、
4枚くらい配られたレジュメを折ろうとしたのよ。
3枚がA3で一枚だけA4でさ。
そうしたらA4に揃えたくなるじゃない人情として。
A4の紙を一番上に置いたのが失敗と言えば失敗だった。
紙の端に中指を置いて、
体重をかけながらスーッと滑らせたら、
指がス―――――――――ッて切れたス――――――――ッて。
「いてぇッ!」
って叫んでる間に傷口はぱっくりと開いて、
鮮血が噴き出してきた。
あ、なんか久しぶりに血を見た。
と思った。
「フフフ…俺にあまり深く関わるなよ……そのうち血を見ることになるぜ……」
つまりあの卒論演習のレジュメはそういうハードボイルドなことが言いたかったのだなきっと。
ちがうかな。
まぁそれはともかくとして。
絆創膏をもらいに医務室行った。
初めて使うわ。
四年目にして。
傷バン貼ってもらいながらはしかについて世間話した。
……あ「傷バン」って実は方言なんやってね。
正しくは「絆創膏」あるいは「バンドエイド」
ああまぁそれはいいわ傷バンの話は。
はしかの世間話。の話。
ワタクシ「はしかの人っています?」
医務室の人「ああ、いますねー」
「あー、まじっすか、やばいっすね」
医「注射で予防できるよ」
「はしかって言うのは、風邪みたいに手洗いとうがいさえしとけば予防できるってものじゃないんすか」
医「ないね」
「あ、そうすか……」
医「すれ違っただけでも感染するよ」
「え、それ予防のしようがないっすよ」
医「うん、感染力が強いから、教室に一人はしかの人がいたら……」
「そんなの90分も同じ室内にいたら完全にアウトじゃないですか」
医「そうだね」
「……じゃあもうどうしようもないんじゃないですか」
医「注射しられ注射」
「金かかるし痛いし嫌です。注射するくらいなら献血します」
医「発病したら外出しないでね。風邪ッぽいと思ったらすぐ病院行ってね。あ、でも医務室はこないで」
「え、今なんと」
医「最後のは、冗談」
んで傷バン巻いてもらって帰った。
傷バンくれるだけでよかったところを、
あえて他人に巻いてもらえるのは非常にありがたく感じるところだけれども、
その恩人に向かって中指をおっ立て続けている間はなんだか変な気分にならざるを得なかった。
中指って意外とめんどい。
絆創膏のせいでノーパソのタッチパネルの挙動が不安定に……
大体そんな感じ。
あ、そうそう画像は『般若心経』でした~。
……いやだって目録にそう書いてあったんだからこれはもうしょうがない。
何語だよ。
と思う。
しかもこれ書いた人は中国哲学科でもインド哲学科でもなくて、
経営ファイナンス学科だというのが不意を突かれてつい笑ってしまった。
なんでだよ。
全く読めないけどこれはこれで言語的なのに絵画的で素敵。
三蔵法師が漢訳する前のサンスクリット語かな…・・・?
どれが「空即是色」で「色即是空」?
『般若心経』意訳→
「有るは無いってことで、無いってことは有るってことさ、わかるかいジョージ?」
……ジョージ?
ぎゃーてーぎゃーてー はらぎゃーてー。
大学の書道部の研究発表……というか作品が展示してある。
正解は最後の方で。
授業の終わりにさ、
4枚くらい配られたレジュメを折ろうとしたのよ。
3枚がA3で一枚だけA4でさ。
そうしたらA4に揃えたくなるじゃない人情として。
A4の紙を一番上に置いたのが失敗と言えば失敗だった。
紙の端に中指を置いて、
体重をかけながらスーッと滑らせたら、
指がス―――――――――ッて切れたス――――――――ッて。
「いてぇッ!」
って叫んでる間に傷口はぱっくりと開いて、
鮮血が噴き出してきた。
あ、なんか久しぶりに血を見た。
と思った。
「フフフ…俺にあまり深く関わるなよ……そのうち血を見ることになるぜ……」
つまりあの卒論演習のレジュメはそういうハードボイルドなことが言いたかったのだなきっと。
ちがうかな。
まぁそれはともかくとして。
絆創膏をもらいに医務室行った。
初めて使うわ。
四年目にして。
傷バン貼ってもらいながらはしかについて世間話した。
……あ「傷バン」って実は方言なんやってね。
正しくは「絆創膏」あるいは「バンドエイド」
ああまぁそれはいいわ傷バンの話は。
はしかの世間話。の話。
ワタクシ「はしかの人っています?」
医務室の人「ああ、いますねー」
「あー、まじっすか、やばいっすね」
医「注射で予防できるよ」
「はしかって言うのは、風邪みたいに手洗いとうがいさえしとけば予防できるってものじゃないんすか」
医「ないね」
「あ、そうすか……」
医「すれ違っただけでも感染するよ」
「え、それ予防のしようがないっすよ」
医「うん、感染力が強いから、教室に一人はしかの人がいたら……」
「そんなの90分も同じ室内にいたら完全にアウトじゃないですか」
医「そうだね」
「……じゃあもうどうしようもないんじゃないですか」
医「注射しられ注射」
「金かかるし痛いし嫌です。注射するくらいなら献血します」
医「発病したら外出しないでね。風邪ッぽいと思ったらすぐ病院行ってね。あ、でも医務室はこないで」
「え、今なんと」
医「最後のは、冗談」
んで傷バン巻いてもらって帰った。
傷バンくれるだけでよかったところを、
あえて他人に巻いてもらえるのは非常にありがたく感じるところだけれども、
その恩人に向かって中指をおっ立て続けている間はなんだか変な気分にならざるを得なかった。
中指って意外とめんどい。
絆創膏のせいでノーパソのタッチパネルの挙動が不安定に……
大体そんな感じ。
あ、そうそう画像は『般若心経』でした~。
……いやだって目録にそう書いてあったんだからこれはもうしょうがない。
何語だよ。
と思う。
しかもこれ書いた人は中国哲学科でもインド哲学科でもなくて、
経営ファイナンス学科だというのが不意を突かれてつい笑ってしまった。
なんでだよ。
全く読めないけどこれはこれで言語的なのに絵画的で素敵。
三蔵法師が漢訳する前のサンスクリット語かな…・・・?
どれが「空即是色」で「色即是空」?
『般若心経』意訳→
「有るは無いってことで、無いってことは有るってことさ、わかるかいジョージ?」
……ジョージ?
ぎゃーてーぎゃーてー はらぎゃーてー。