明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

例の新世紀なアレを観てきた:序

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今日の日経新聞を見た瞬間笑ってしまった。
新聞を読むときはいつも

1面下部のコラム→最終面→徐々に1面に逆走

という順番で読んでいく。
そうすると記事の内容がほのぼのしたものから順に大きな事件になっていくから、
後半に大きな事件が待ち受けてて起承転結でドラマチックな感じがよい。

まぁそれはよくて、
大事なのは1面のコラムを最初に読むということ。


そして今日9/1の日経新聞1面のコラム『春秋』(朝日新聞なら『天声人語』、読売なら『編集手帳』)
の書き出しが・・・

綾波レイに思いを寄せる男性は日本中に百万人はいるだろう。」


・・・



(´゚ω゚):;*.ブッ






ど、どうしたんだ日経新聞・・・!
いつもはマジメ一辺倒に社会・経済に鋭く斬り込んで行く硬派な新聞の硬派なコーナーなのに・・・。

ちなみに昨日(8/31)の『春秋』の書き出しはこう

>犯罪には「悪い」も「善い」もないが、犯行の手口やそこに至るまでの事情は千差万別で「同情の余地のある犯罪」はある。
>だから刑法には、法で定める1番軽い刑をさらに下回る処罰で済ませられる「酌量減軽」規定が設けられている。


・・・マジメ。
こう書き出して、名古屋市で女性がさらわれ殺害された事件に触れ、
インターネット社会の犯罪・取締りの難しさについて語る。


・・・マジメ。



そのマジメなコーナーの書き出しが「綾波レイに思いを寄せる男性は日本中に百万人はいるだろう。」である。
驚くわそりゃ。

例えていうならクラスの優等生、否、担任の教師が朝の会で開口一番唐突に

「実は先生は綾波萌えなんだ!☆」

と真顔で言いだすようなもので、
・・・驚いた。

いきなり何を言い出すんだコイツ。
お前そういうキャラと違うだろう。
一体どうしたんだ、体調が悪いのか、それともついつい地を出してしまったのか。

という。
驚きというか、意外なところから意外な発言が出た驚きというか。予想外の評論・・・。

しかも
綾波を探しマニアの街、秋葉原を歩いてみた。
とある。

・・・。
日経新聞の記者が一体何を・・・。

「日本」の「経済」の「新聞」が綾波(フィギュア)を探して秋葉原を闊歩して・・・。








日本\(^o^)/オワタ


全文はこちら↓
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20070831AS1K3100231082007.html
(『春秋』2007年9月1日 ニッケイネット)



最後の段では、『エヴァ』TV版放送がバブル崩壊時期と重なっていることにふれつつ、
綾波の人気はその時代に共感したことに根ざすと言っている。

文末
>フィギュアとは、無意識の信仰を形にした現代の偶像だろう。
>経済は立ち直っても、日本人の心には虚ろ(うつろ)が残ったのか。



無理矢理感がぬぐえないです日経新聞さん・・・。
日本経済は関係ないですたぶん・・・。








あ、そう本題はその話題の映画『新世紀ヱヴァンゲリヲン:序』を観て来たってことだったんだけど、
前振りの「家帰ってきて日経新聞見たら驚いた」という話が長くなってしまったので感想などは別項で。
ネタバレもあるだろうし。



紹介するにはいまさら感も強いけども、まぁ再確認の意味で

綾波レイウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%BE%E6%B3%A2%E3%83%AC%E3%82%A4

エヴァブームの最中にはイメクラでも人気があり、「綾波はじめました」の看板を出した店もあった
BUMP OF CHICKENの楽曲『アルエ』は、綾波レイ自身をモチーフに作詞作曲されたといわれる
 (「Rei Ayanami」のイニシャル「R・A(アールエー)」から「アルエ」となった模様)

バンプ・・・。