明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

昨日見た映画の話でも

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今日はテストでした!
法制史(東洋)の!

課題・中国法における確定力の不存在について。

要は、中国(中国大陸に存在した国家含む)の法律は、
時の権力者の意思や政策によって法律(律令)やら裁判官の判決やらがあっさりと覆されてしまうんだよー
ということを書けばよろしかった。
昔は皇帝の意思>>法
今は共産党の政策>>法

中国に於いて法は常に副次的なものでしかなく、
永久法はない。全部時限立法。
憲法に「政策は全てに優越する」的な文言が明記されてたり。

まぁ日本人の感覚からしてみれば結構異常。
でもたぶん広大な支那大陸に存在する国家に於いてはそれが必要だし、
そっちのほうがベターなのかもしれない的なことを書いてきた。


まぁそれはいいや。
昨日は映画の日で映画が安かったので見てきた。
別にどれでもよかったんだけど、
開始時間がちょうど合った『アイアムレジェンド』見た。

ウィルスミス主演の、
NYにただ1人生き残った男が主人公。
他人がすべて滅んでしまった淋しい感じの世界で人はどう生きるのか?
「人間」は「人の間」。
自分ひとりしかいない世界で、人間は人間たりえるのか。


っていうのがテーマなのかと思ってたら・・・これが全然違った。


プロモーションではそういうテーマなんだよーと匂わせつつ、
実際見てみたら・・・



(以下ネタバレが含まれますので未見の方は気をつけて)






いきなりゾンビが出てきた!!

えええーーあれーー?
聞いてないよー
ゾンビの映画だなんて聞いてないよー。

や、まあ正確には(設定としては)ゾンビじゃなくて、
ウィルスを利用して毒→薬という過程で作ったガンの特効薬が、
さらに逆転して薬→(人間がゾンビになっちゃう)毒に。
で、ウィルスミスはそれを治そうとその薬の発生源のNY(映画中では「グラウンド・ゼロ」と表現)でゾンビを人間に戻す研究中。

映画的には完全にゾンビ的演出。
腹が減ったら人間を食べる。
で、太陽の光(紫外線)に弱い。
だから主人公のスミス(仮名)は昼しか行動できない。

夜になったらゾンビが襲ってくるぞー。
跡をつけられるなー。
相棒の犬と一緒にゾンビを捕まえたり色々戦うぞー。

・・・・・・・・っていう、思っていたのとは全然違った内容だった。

結局、
・ゾンビと戦う人間(1対多)
・銃撃戦
・爆発
・自己犠牲

っていうアメリカ人の好き好き要素を詰め込んだ、
木曜洋画劇場』で見ればいいやっていう映画だった。

アメリカ人って意外と自己犠牲が好きだったりするんだよね。


銃撃戦と爆発については言うに及ばず。
ていうか家を守るために爆弾をセットしておくなら、
どっかの研究所でも熱帯魚屋でも探して紫外線灯をセットしておけばよかったんじゃ…。
なんていうのはYA☆BO

簡単に言うとウィルスミス主演『バイオハザード』。
というかなんとなく『バイオ』のオマージュ的なものを感じた。
銃を構えてスミス視点で進むところとか(『バイオ4』の視点っぽく)、
爆発のあと炎上する車とゾンビの群れとか(『バイオ2』の冒頭っぽく)。
あれってわざとなのかな?
だとしたらスタッフは完全に「ゾンビ映画」という意識でこの映画を作っていたことになる。


ゾンビ映画ならゾンビ映画だと言っておいてくれよ・・・。


それならそういう心積もりでみるのにさぁ。
でもきっとゾンビ映画と聞いていたら観なかったろうなぁ。

絶対意図的にゾンビの存在を隠してたんだ…。
なんか驚かせ方も、急に大きな音を出したりあざといだけで新鮮味がない感じ。

なんかねー・・・イマイチでした。
画像には「地球上で最後の男は~」とか書かれてるけど・・・これも嘘ですから・・・。

事前に「ゾンビ映画だよ」と一言いっておいてくれればまた違った感想になったはず・・・。