明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

定額給付金早くくれよもっとくれよ

イメージ 1

画像はネットで拾った『もやしもん』の菌。
上野で菌の展示会をやってるうちに行こう行こうと思ってまだいってない。

タイトルは
世論調査では定額給付金に批判的でありながら『もらう』とする人が8割を超えていてさもしい」
と総理大臣に言われてしまったので正直な気持ちを言いました。
さもしくない代わりにがめついなこれ。


この間M野君とT田と飲んで、
話の流れの中で
「最近のマスコミの偏向報道はひどい。
麻生さんの足を引っ張るというか、揚げ足を取るようなことしか言わない。
批判を受け付けないと言う意味ではなく、やり口のレベルが低すぎる。小学生の悪口レベルだ。
批判をするなら“政策”について(一般人にわかりやすい解説とともに)されるべきで、
そんなに漢字の読み間違いやカップ麺の値段を把握していないことが大問題なら、
赤ペン先生かスーパーの店長でも首相にしたらいいじゃないか」
というようなことをまくし立てた。
そしたら若干引かれた。


でも本当にひどいんですよマスコミの最近の偏向っぷりが。
(ここでいう「マスコミ」は主にテレビと新聞)
例えばマスコミの論調として、
定額給付金はバラマキで無駄! 効果なし! 無駄遣い!」
というものがありますが、
それでも定額給付金のような「バラマキ型」の景気浮揚策というのは、
外国でも多く行われているんですってよ。

@台湾
台北=野嶋剛】台湾の劉兆玄(リウ・チャオシュワン)行政院長(首相)は18日、
景気刺激策として、年齢を問わず住民1人につき3600台湾ドル(約1万円)の「消費券」を発行すると発表した。
「来年の旧正月前をメド」(劉氏)に発行する考えという。
日本のかつての地域振興券と同種のもので、829億台湾ドルの特別予算を組み、
域内総生産(GDP)で0・64%の経済効果を期待する。
金融危機の影響は台湾でも深刻で、
支持率の低迷が続く馬英九(マー・インチウ)政権は消費券で人気回復を狙う考えのようだ。
asahi.com 記事は削除済み)


@オーストラリア
[キャンベラ 8日 ロイター]
 オーストラリア政府は8日、国内経済のリセッション(景気後退)入り回避を目指し、
一般家庭や年金受給者などに対する総額87億豪ドル(約5300億円)規模の給付金支給を開始した。
 同給付金は、子ども1人当たり1000豪ドルが合計200万世帯に支給されるほか、
年金受給者400万人にも1000豪ドル以上が支払われ、
クリスマス商戦が本格化する向こう2週間で銀行口座に振り込まれる予定。
(中略)
 ラッド首相は「世界的な金融危機の真っただ中であるこういう時期に政府が消費者を後押ししなければ、前途にはさらなる困難が待ち構えるだろう」と述べた。
(後略)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35309120081208

@ドイツ
【ベルリン=金井和之】
景気後退に歯止めがかからない状況の中、ドイツ政府が日本が進める定額給付金と同じように
ばらまき型の「消費券」の配布計画を検討していることが明らかになった。
総額は150億ユーロ(約1兆8千億円)に上るとみられる。
25日付の経済紙ハンデルスブラットなどが報じた。
 同紙などによると、国内経済、個人消費を活性化させるために配布が検討されている消費券は、
500ユーロ分。配布対象はサラリーマンなど約3千万人に上る。
早ければ年明けにも詳細を決定する可能性があるという。
 独国内では政府が今月決めた一定期間にわたる自動車税免除などを含む総額500億ユーロに上る景気対策では不十分との声が一部で上がっていた。
消費券は台湾がすでに配布を表明している。
http://www.asahi.com/business/update/1126/TKY200811260313.html


アメリ
【2008年6月29日(日)】
-先週末(27日)、米商務省が発表した5月の個人所得・支出統計は、
個人消費支出が前月比0.8増(実質ベースは0.4%増)と、4月の0.4%増(改定前は0.2%増)
の2倍となり、昨年11月の同1.0%増以来6カ月ぶりの大幅増となった。
市場予想の同 0.7%増も上回った。
 個人消費が急増したのは、政府が景気刺激策の一環として、
4月下旬から1億3000万世帯に総額1070億ドル(約11兆3000億円)の所得税の還付を開始した効果が現れたためだ。
 米財務省によると、税還付は20日時点で、
全体の約7割に相当する783億ドル(5月だけで480億ドル)に達しており、7月中旬まで続く見通しだ。
また、税還付金の使途は、エコノミストの予想によると、全体の40%が消費に回り、
残りが貯金や借金返済に使われると見られている。
 実際、5月の貯蓄を見ると、年率換算で5550億ドル強に達した。
これは、49年ぶりの高水準で、この結果、
貯蓄率(可処分所得に対する貯蓄の割合)も4月の0.4%から5%に急伸した。
(後略)
http://www.gci-klug.jp/masutani/2008/06/29/003160.php




……こんなに世界各国でやってたのかよ!「バラマキ」!
知らんかった。
俺がテレビを見たりないのかマスコミがろくに報道していないのか。

まぁ確かに、
「税金を使っていかに景気をよくする(世の中にお金を回す)か」
ということを考えたとき、
●政府がクライアントになってなんか作らせる(公共事業)

●政府がお小遣いを配ってなんか買わせる(減税・地域振興券・定額給付)
というのの他にはすぐに思いつかないものなぁ。
思いついたら総理になれるかもシレン
少なくとも経済産業大臣くらいには。


これを批判したいときには、
日本には「地域振興券」という前例があるんだから、
そのときのデータを引用して、
効果があるのかないのか、やるならどういう形がいいのか、
というのを経済の専門家とともにわかりやすく説明するのが本来マスコミのやるべきことではないですか。

それをろくにデータも引用せずに、
外国でも類似の政策は一般的なものとして大規模にやられている現状もろくに報道せず、
ただ自民党のやり方だけを批判するというのは、
説得力に欠ける。
と思うのです。

なんかもっとあるでしょうよ漢字読めない以外にも報道するべきことが。
政策とかでおかしいところがあるでしょうよ。
瑣末なことばかり報道して本来大事なところを報道しない、
主客転倒式報道にはほとほと嫌気がさしますね。
最近のテレビは少しおかしい。



椿事件』現麻生内閣に当てはめてみる
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5558690