鍵を落として大ピンチでござるの巻
写真は上野の国立科学博物館で行われていた特別展の様子。
今日が最終日だったので、
早起きして原付に乗って上野まで行ってきました。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/mysterious_fungi/index.html(公式サイト)
http://akiba.keizai.biz/column/35/(アキバ経済新聞)
豊富な菌類やキノコの展示、
菌類研究者の研究成果展示、
それらのまわりに描かれた『もやしもん』作者直筆の落書き、
さらには『もやしもん』原画展までもあり、
時間をかけてじっくり見たい展示会でした。
ほとんどの場所が撮影OKという、
日本ではあまりない太っ腹な展示会だったのも素晴らしい!
開場時間に中に入って、
人が多くなりすぎる前に出てしまったのであんまりじっくりとは見られなかったのが心残りです。
そのぶん公式ガイドブックとか買ったら高くついてしまった。
見終わって昼頃。
さて帰ろうかな…と、駐輪場に止めていた原付へ。
ない。
ない。
鍵がない。
ハハハ、そんなことはよくあることで、
どうせどこかのポケットかカバンの底かどこかわかりづらいところへ入っているのさ…
カバンの中身を全部だしてひっくり返して振ってみて、
体中のありとあらゆるポケットをまさぐりつくしたけれども、
ない。
…落ち着け。
落ち着こう。
落ち着かねばならない。
思えばここで素数でも数えてじっくりと落ち着くべきであった。
どこにいったろう?
考えられるのは、
展示会でデジカメを使ったりするときに落とすか、
なんらかの形で上野公園内で落とした。
ここまで原付で来ている以上、降りてからどこかに落としたのだろう。
…いや!
ひょっとしたら、原付のメット入れの部分に入れてしまって、そのまま閉じてしまったのかもしれない。
とすると原付を動かすのに必要な鍵は、
この原付の中に入っていることになる。
それなら助かる!
…いや!
メット入れは閉じると同時に施錠されてしまう。
だめだぁ…。
しかし一応、念のためメット入れを開けてみる。
開いた。
!?
そうか、荷物が重くならないように、
手帳とか出掛けに持ってきた今朝の新聞とかをメット入れに詰め込んでいたので、
フタがきちんと閉まっていなかったのか。
そうかそうか。
ラッキー。
ざっと中を見てみたが、
やはり鍵はない。
うーん、どこにいったんだ。
とりあえず博物館に引き返して、落し物が届いていないか聞いてみよう…
バタン。
あ。
しまった。
メット入れを閉じてしまった。
閉まってしまった。
しかも。
ケータイもいっしょにしまってしまった。
今回はキッチリ閉まった。
施錠された。
鍵がないとあけられない。
そしていま鍵はない。
…ああああああああああああああああああああああ…。
落ち着かなければいけないと思っていたものの、
全然落ち着いていなかったことが判明した。
原付の鍵もない。
家の鍵もない。
携帯電話もない。
落し物の届け出もなかった。
あるのは、
鍵がないから動かない原付と、
鍵がないから開けられないメット入れの中にある携帯電話。
…もう…終わりだね…君が…小さく見える…。
小田和正が頭をよぎる。
途方にくれる気持ちというのはこういうときのことを言うのですね。
公衆電話で鍵屋さんを呼ぶ。
電話機の下にタウンページがあって助かった。
2時間後に来られると言う。
寒空の下2時間待った。
(バイクに乗るときの防寒のために、Gパンの下にジャージをはいていたのが救いになった)
コンビニで東京新聞と週刊チャンピオンと近代麻雀を買った。
(いつも持っている読書用の本と、持ってきた新聞はメット入れの中だった)
すべて読みつくしてもまだ鍵屋は来ない。
本来なら近くへ来たら携帯電話へ電話をかけてもらうところなのだろうけど、
なにしろ携帯電話がメット入れの中に入っている。
ひょっとしたらこちらの場所がわからず迷っているのかもしれない。
携帯電話がないのがこんなに不便なものだとは。
鍵を作ってもらったら18,900円した。
この原付は30,000円で買ったというのに。
それでもようやく帰れる…と一安心したところに、
雪が降ってきた。
寒い。
あまつさえ、
駐輪場に止めていた間にやられたのだろう、
ミラーには黒くべしゃっとした鳥の糞がこびりついている。
神よ。
俺が一体何をしたというのだ。
昨日風呂が壊れてから、
悪いことが続きっぱなしで、
悪いときには悪いことが重なるものであるというのは、
本当なんだなぁとしみじみ思う。
これが厄年の力かっ…!
いやそれはあくまでお前の注意力の問題・不注意が悪いのであって、
鍵をなくしたり風呂が壊れたりするのは本来の厄年の意味合いとは違うだろうと思う向きがあるかもしれないが、
それは違うと申し上げる。
なぜなら、
ある日突然不注意になったわけではなくて、
俺が不注意であることなんて生まれてこの方ずっとその通りなわけであるから、
同じ注意力(の低さ)で暮らしているのに今だけやたら悪いことが起きるのは、
やはりなにか人にはうかがい知れない、
摩訶不思議な力が働いていると考える方が筋が通っていて自然だろう。
自然であるとも。
自然だってば。
ネイチャー。
ともあれなんとか帰宅することができた。
一時、雪まじりの雨が降っていたものの、
天候も回復してよかった。
しかし家に帰ったら帰ったで、大家が
「入居から一年経ってるから風呂の修理代はそっち持ちね」
とか言い出すからイラッときた。しかもまだ一年経ってない。
結局、普通に使った上での故障等は通常大家負担になるということで、
管理会社の仲介の上で、
風呂釜の修理は大家負担になることとなった。
そしてガス会社の人いわく
「もうモノ自体が古いので、交換しちゃった方がいい」
ということなので、
あさってには新品のバランスさんが来る予定。
性能がいいのが来たらいいな。
まぁ…交換自体しぶしぶって感じだったので難しいだろうけど…。
まぁ邪推するのは新しいのが来てからでいいや。
とりあえず今日は銭湯にいこうっと。
不運を連ねて書いただけで、
こんなにも長文になってしまった。
厄年のみなさまも厄年の厄パワーにはお気をつけください。
つるかめつるかめ。
今日が最終日だったので、
早起きして原付に乗って上野まで行ってきました。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/mysterious_fungi/index.html(公式サイト)
http://akiba.keizai.biz/column/35/(アキバ経済新聞)
豊富な菌類やキノコの展示、
菌類研究者の研究成果展示、
それらのまわりに描かれた『もやしもん』作者直筆の落書き、
さらには『もやしもん』原画展までもあり、
時間をかけてじっくり見たい展示会でした。
ほとんどの場所が撮影OKという、
日本ではあまりない太っ腹な展示会だったのも素晴らしい!
開場時間に中に入って、
人が多くなりすぎる前に出てしまったのであんまりじっくりとは見られなかったのが心残りです。
そのぶん公式ガイドブックとか買ったら高くついてしまった。
見終わって昼頃。
さて帰ろうかな…と、駐輪場に止めていた原付へ。
ない。
ない。
鍵がない。
ハハハ、そんなことはよくあることで、
どうせどこかのポケットかカバンの底かどこかわかりづらいところへ入っているのさ…
カバンの中身を全部だしてひっくり返して振ってみて、
体中のありとあらゆるポケットをまさぐりつくしたけれども、
ない。
…落ち着け。
落ち着こう。
落ち着かねばならない。
思えばここで素数でも数えてじっくりと落ち着くべきであった。
どこにいったろう?
考えられるのは、
展示会でデジカメを使ったりするときに落とすか、
なんらかの形で上野公園内で落とした。
ここまで原付で来ている以上、降りてからどこかに落としたのだろう。
…いや!
ひょっとしたら、原付のメット入れの部分に入れてしまって、そのまま閉じてしまったのかもしれない。
とすると原付を動かすのに必要な鍵は、
この原付の中に入っていることになる。
それなら助かる!
…いや!
メット入れは閉じると同時に施錠されてしまう。
だめだぁ…。
しかし一応、念のためメット入れを開けてみる。
開いた。
!?
そうか、荷物が重くならないように、
手帳とか出掛けに持ってきた今朝の新聞とかをメット入れに詰め込んでいたので、
フタがきちんと閉まっていなかったのか。
そうかそうか。
ラッキー。
ざっと中を見てみたが、
やはり鍵はない。
うーん、どこにいったんだ。
とりあえず博物館に引き返して、落し物が届いていないか聞いてみよう…
バタン。
あ。
しまった。
メット入れを閉じてしまった。
閉まってしまった。
しかも。
ケータイもいっしょにしまってしまった。
今回はキッチリ閉まった。
施錠された。
鍵がないとあけられない。
そしていま鍵はない。
…ああああああああああああああああああああああ…。
落ち着かなければいけないと思っていたものの、
全然落ち着いていなかったことが判明した。
原付の鍵もない。
家の鍵もない。
携帯電話もない。
落し物の届け出もなかった。
あるのは、
鍵がないから動かない原付と、
鍵がないから開けられないメット入れの中にある携帯電話。
…もう…終わりだね…君が…小さく見える…。
小田和正が頭をよぎる。
途方にくれる気持ちというのはこういうときのことを言うのですね。
公衆電話で鍵屋さんを呼ぶ。
電話機の下にタウンページがあって助かった。
2時間後に来られると言う。
寒空の下2時間待った。
(バイクに乗るときの防寒のために、Gパンの下にジャージをはいていたのが救いになった)
コンビニで東京新聞と週刊チャンピオンと近代麻雀を買った。
(いつも持っている読書用の本と、持ってきた新聞はメット入れの中だった)
すべて読みつくしてもまだ鍵屋は来ない。
本来なら近くへ来たら携帯電話へ電話をかけてもらうところなのだろうけど、
なにしろ携帯電話がメット入れの中に入っている。
ひょっとしたらこちらの場所がわからず迷っているのかもしれない。
携帯電話がないのがこんなに不便なものだとは。
鍵を作ってもらったら18,900円した。
この原付は30,000円で買ったというのに。
それでもようやく帰れる…と一安心したところに、
雪が降ってきた。
寒い。
あまつさえ、
駐輪場に止めていた間にやられたのだろう、
ミラーには黒くべしゃっとした鳥の糞がこびりついている。
神よ。
俺が一体何をしたというのだ。
昨日風呂が壊れてから、
悪いことが続きっぱなしで、
悪いときには悪いことが重なるものであるというのは、
本当なんだなぁとしみじみ思う。
これが厄年の力かっ…!
いやそれはあくまでお前の注意力の問題・不注意が悪いのであって、
鍵をなくしたり風呂が壊れたりするのは本来の厄年の意味合いとは違うだろうと思う向きがあるかもしれないが、
それは違うと申し上げる。
なぜなら、
ある日突然不注意になったわけではなくて、
俺が不注意であることなんて生まれてこの方ずっとその通りなわけであるから、
同じ注意力(の低さ)で暮らしているのに今だけやたら悪いことが起きるのは、
やはりなにか人にはうかがい知れない、
摩訶不思議な力が働いていると考える方が筋が通っていて自然だろう。
自然であるとも。
自然だってば。
ネイチャー。
ともあれなんとか帰宅することができた。
一時、雪まじりの雨が降っていたものの、
天候も回復してよかった。
しかし家に帰ったら帰ったで、大家が
「入居から一年経ってるから風呂の修理代はそっち持ちね」
とか言い出すからイラッときた。しかもまだ一年経ってない。
結局、普通に使った上での故障等は通常大家負担になるということで、
管理会社の仲介の上で、
風呂釜の修理は大家負担になることとなった。
そしてガス会社の人いわく
「もうモノ自体が古いので、交換しちゃった方がいい」
ということなので、
あさってには新品のバランスさんが来る予定。
性能がいいのが来たらいいな。
まぁ…交換自体しぶしぶって感じだったので難しいだろうけど…。
まぁ邪推するのは新しいのが来てからでいいや。
とりあえず今日は銭湯にいこうっと。
不運を連ねて書いただけで、
こんなにも長文になってしまった。
厄年のみなさまも厄年の厄パワーにはお気をつけください。
つるかめつるかめ。