明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

やる気が出ないのは脳が悪かったらしい

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画像は今日読んだ『のうだま』という本。
『キッパリ!』や『スッキリ!』という実用書というか、
一種の自己啓発本を出している上大岡トメさんというイラストレータさんと、
池谷裕二さんという脳科学者の共著です。

飽きっぽかったりやる気が出なかったり、
身体が疲れているわけじゃないのにだやくなったり何にもする気が起きなくなったりするのは、
全部脳のせいだったらしいですよ。
個人の人格のせいではなく、
人間の脳とはそういう風に出来ているらしいんです。
だやがり・面倒くさがりとして定評のある俺にとっては非常に心強いお言葉ですね。

「やる気を出す方法」
という言葉で検索をしたことがある方は大勢いらっしゃると思いますが、
(まさか俺だけということはあるまい)
なんでも「やる気」を出すのは、
脳にある2つの球「淡蒼球」という部分がつかさどっているのだとか。
(本当に青色をしているとか…)
(字面がなんとなく「蒼星石」に似て…ないか)

そんで、
その淡蒼球をいかにして刺激してやる気を出すかという実際的な方法が書かれているのがこの本です。

その前段階として、
「三日坊主」や「飽き」が来るのは、
脳が物事を「マンネリ化」しているからということがいわれます。
それはそう処理していかないと、
とても日常生活を営めないからだそうです。

仕事も「慣れ」ることで効率化や正確な仕事が出来る部分がありますね。
これを「ポジティブなマンネリ化」といいます。
逆に、慣れてしまうことで新鮮さを失いやる気を失うことを、
「ネガティブなマンネリ化」といいます。

マンネリ化にもポジティブな意味合いとネガティブな意味合いがあるというのは、
目からウロコ的な思いです。

「脳は勝手にマンネリ化する(生活を営むために)」

という立脚点から、
ではいかにやる気をだすか。
いかに脳をだますか。
それには4つの方法があって、

・運動
・新しい体験
・ごほうび
・なりきる

この4つをすれば、
脳(淡蒼球)はやる気を出してくれる…らしいですよ。


やる気が出ないから身体を動かさないのではなく、
動かさないから脳が刺激されない→やる気が出ない。

やる気があるから身体を動かすのではなく、
動かすから脳が刺激される→やる気が出る。


のだそうです。
そういえばいつぞやのNHK『プロフェッショナル』の脳スペシャルの回で、
茂木健一郎さんも似たようなことを仰っていました。
タクシーの中やエレベータの待ち時間でも仕事をする茂木さんいわく、
「どこでも仕事を始めれば、脳は勝手に働き出す。気が乗らなくても始めちゃうことが大事」
とのこと。

詳しくは買って読まれ。

これでやる気が出て、
長年定評のある怠け者の名を返上できる…だろうか。