明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

漫画の話でもしようか

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画像は最近面白いと思った漫画『ベントラーベントラー』と『とろける鉄工所』。
寄寓にもどっちも作者が野村さんですね。

●『ベントラーベントラー』(月刊アフタヌーン連載)
オビについてた売り文句は「お気楽のほほんSF」。
宇宙人(外星人)が身近な存在になった近未来、
外星人にまつわる事件に対処する「外星課」を主役に、
なんだかいろいろと起こる事件を解決していく(?)という一話完結型漫画。

ベントラー・ベントラー」というのは、
「外星人に協力を仰げ」という意味の外星人の隠語で、
お役所の外部組織である外星課職員のすみちゃんが、
全身緑色の外星人クタムくんといろいろと働くのです。

「サイエンスフィクション」というより、
「少し不思議」という意味のSFっぽい感じがいいです。
そういう意味では藤子F不二雄的な?
人外のマスコットキャラもいることだし(かわいくないけど)。


●『とろける鉄工所』(週刊イブニング連載)
溶接工が主役の実体験マンガ。
一見ほのぼのエッセイマンガですが、
実際はほのぼの溶接エッセイマンガです。
同じ鉄工所マンガ『ナッちゃん』とは違った面白さがある。
欄外の担当の呟きはネタなのかマジなのかわからんが、
たまに本気でイラッとくる。


アフタヌーンの話
というか最近はアフタヌーンが面白いです。
ヒストリエ』とか『ヴィンランドサガ』の本格歴史マンガ、
ナチュン』、『ベントラーベントラー』、『カブのイサキ』のSFマンガ
(『ナチュン』の作者は富山大の准教授らしいですよ)、
おおきく振りかぶって』、『からん』のスポーツマンガに、
アニメ化決定の青春天文部マンガ『宙のまにまに』、
青春?アニメ部マンガ『ハックス!』、
連載20年を超える伝統的萌えマンガ『ああっ女神様っ』(アフタの『こち亀』とも呼ばれる)に、
ちょっとアレ気なマンガ(多い)の、
臨死!!江古田ちゃん』、『ラブやん』、『世界に羽ばたけ轟先生!』、『ハトのおよめさん』、
などなど。

1000Pを超えることも珍しくない分厚さだけあって、
豊富なジャンルのマンガが取り揃えられてます。
もちろん『無限の住人』や『爆音列島』など実力派マンガがあるのも安心感。

『茄子』の黒田硫黄の『新しい朝』や、
『茄子』みたいな感じのコーヒーオムニバス『珈琲時間』もおもろいです。


というわけで過去最大の赤字(76億8600万円)をたたき出した講談社を応援してみました。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090223AT1D2308H23022009.html
(「講談社、前期最終赤字76億円 過去最大の赤字幅」)

アフタ廃刊しないでね。