明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

キーボード考

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画像に意味を求めてはいけません。

信じるのです。



キーボードの話。
パソコンを買い替えたことによる弊害といいますか、
やはり新しいキーボードになかなか慣れない。

キーの打ち心地というか、
打鍵感というか、
新しいキーボードをカタカタとやって文章を打ち込む感覚が、
しっくりと来ないのです。

要は慣れだと思うんですけどね。

なにせ人生で初めて買って、
5年以上使い込んで馴染みに馴染んだキーボードとお別れしたばかりなのだから、
新しいキーボードになかなか指がなじまないのは当然ともいえる。

「いってえきぃぼぉどの何がそんなにちげえと言いやがるんだべらんめぇ」

と、やおら江戸弁になっていぶかしがる向きもあるかもしれませんが、
やはりこれが違う。

適度な柔らかさというか、
押し込んだあとに指に吸い付いてくるような優しい反発力とか、
キー自体の大きさの差による打ち込みやすさとか、
キーの配列自体が違って、
バックスペースキーの上にDelキーがあったり斜め上にあったりとか。

とにかくいろいろと違うんです。
キーのスイッチの方式もパンタグラフ式とメンブレン式とか種類があって、
それぞれやっぱり打ち心地が違う。
簡単な見分け方「カタカタ」→メンブレン式 「パシャパシャ」→パンタグラフ

で、今まで使っていたノパソのキーボードはパンタグラフ式だったので、
デスクトップ型PCに付属していたメンブレン式のキーボードの感触に慣れない。

いや感触の話だけでなく。
キーボードって、
PCを使う現代人ならほとんど誰でも使わざるを得ない道具なのに、
そのUI(ユーザーインターフェイス)設計はほとんど進化していないといっても過言ではない。
と思います。

なんでこんなところにHomeキーがあるんだよ! とか、
なんでこんなところにPageDownキーがあるんだよ! とか、
キーがその配列・配置になっている理由を誰か理論だてて説明することができますか。

特に「ー」キーの位置には、
常々疑問を抱いている。
使用頻度が高いのに、
なんでこんなちょっと外れた場所にあるんだ。

なんでバックスペースキーのすぐ下に、
Homeキーを配置するんだ。
押し間違えるとカーソルの位置が一気に左端へ飛んで、
一瞬頭が混乱して何が何だかわからなくなるぞ。

大体「QWERTY」式の配列だって、
なんだかちゃんとした理由があるんだか無いんだか…。
(これに関しては商品ごとによって配列が違うということはないので、
慣れればそれで終わりなんだけど)

というわけでキーボードに求める基準
●Enterキーは大きい→ ¬ の形であること(Shiftキーと違いがわかるように)
●BSキーはほかのキーと押し間違えのないよう、
 キーボードの右上端か、右上端Delキーのすぐ下に配置されていること。
(視線をキーに落とさなくても、指の感覚だけでわかるように)
●打鍵感がいいこと(個人差あり)


くらいでしょうか。
要は使用頻度の高いEnterキーとBSキーだけでも、
せめてもう少し使いやすい位置にあるものにしたい。

その上で打鍵感がよかったり、
狭い机の上でも使いやすいコンパクトサイズであれば言うことなし。

電気屋の店頭でいろいろと試してはいるのですが、
コレ!といったものに出会えません。

店頭で「いいな」と思ったものでも、
いざ家で使ってみるとカッチャカチャいう打鍵音がうるさく感じたり、
触っただけではいい感触だった打鍵感も、
なんだか重たいように感じたり。
(そもそも試し打ち用のキーボードは何万人の手によって打たれているので、
十分に使い込まれて、「こなれている」状態になっている可能性も考慮に入れなければならない)

できればパンタグラフ式のものがいいな。
静かだし。
(ところでついさっきまで「パンダ」グラフかと思っていた。23年目の真実)

しかし1万円~2万円くらいの高いものは、
慣れないメンブレン式のものでもやはり感触がいいです。
しかし高い。
いやまぁ仕事で使うものだしそれくらい出してもいいっちゃいいんですがね。
高いものを買えばきっとその分長く使えるだろうし。

なにより仕事をする時の、
キーボードに触っている時間のストレス量を考えれば、
キーボードにそれだけ設備投資をすることは悪いことではないと思います。
いわゆる「生き金」になる目算が高い。

弘法筆を選ばずという言葉もありますが、
まぁ弘法でもないし筆でもないので、
キーボードについては粘っこく選びたい。

料理人が包丁にこだわるように、
ピアニストがピアノにこだわるように、
パソコンを仕事に使う人がキーボードにこだわっても、
悪くはないと思うのです。

ですが1万円を超えるとやはりおいそれとは…。
買えませんね。
(だってそれで買って使ってみて、
一週間くらいして「やっぱり合わねーわ」ってなったとしたら…おおもう)

1万円あればハーゲンダッツ1個250円としても40個買える計算。
プレミアムモルツのロング缶1本320円としても…たくさん買える計算。

とりあえず今日仕事のついでにアキバのクレバリー2号店
(常時200種類以上のキーボードが、試し打ち可能な状態で展示されている)
へ行って触って来た。
目をつけたのは4000円のパンタグラフ式キーボードと、
16,000円のメンブレン式キーボード。

その金額実に4倍。
実は今使っているキーボードもそこで買ったメンブレン式のもので、
2000円だった。
それがなんだかイマイチなのでまだ模索しているのです。

そしてその他に1000円のパンタグラフ式のものを買ったんだけど、
やはり安物だからか、
最初は良かったんだけどちょっと使うと指がすごく疲れる。

安物買いの銭失い…。
昔の人はいいこと言うなー。

値段もピンキリだけに、
悩ましい。

というわけで、
最初に付属してきたものと合わせて都合3台のキーボードが今家にあります。

だれか一個いらない?

(参考)
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000005904
R25.jp-1時間早く帰るIT仕事術「速く打てて疲れない良キーボードの効果とは?」