本
月曜から真面目に仕事をしてしまったら疲れた…。
金曜日っていつだよ遠いよだって日曜日を太陽としたら水金地火木の木星の木だよややこしいな。
つまり太陽から木星くらいまでの距離を感じてしまうということです。
金曜の夜まで。
ゴールデンなウィークとか週末とかに読んだ本。
簡単に感想など。
①『春琴抄』谷崎潤一郎
盲目の美女とヘゴイモの恋。
マゾヒズムと自己犠牲の果てにみる純愛への昇華。
短い割に読みづらい割に面白かった。
縫い針を●に●●ところはもうね('A`)
②『漱石と倫敦ミイラ殺人事件島田荘ニ・講談社文庫)
夏目漱石が~
霧の都・ロンドンで~
伝説の名探偵ホームズと~
出会った~
詳しくはまたあらためます
③『江戸川乱歩傑作選』(江戸川乱歩/新潮文庫)
乱歩ってなんかもっと陰鬱でグロいイメージがあったけど、
むしろ短編はサクッとスッキリ終わって印象変わった。
ところで印象って字面が、
象印みたいだね。
象印の印象。
回文?
④『痴人の愛』(谷崎潤一郎/新潮文庫)
ナオミがすげービッチ。
これはひどい。
よく言えば天真爛漫。
あーいや、やっぱりビッチ。
大正時代の「エログロ」と呼ばれたような小説の代表格ではなかろうか。
きっとたぶん。
⑤『プーチンと柔道の心』(ウラジミール・プーチン他/日之出出版)
ジャケ買い。
今日東京の警備がやたらものものしかったのは、
そうかプーチンさんが来てるからだったか。
冷徹にして強権的リーダーは柔道に人生を学んだ。
プーチン「私は柔道の大切な精神『自他共栄』を学びました」
嘘つけw
北方領土返せww
しかしよほど大きな見返りがロシアにない限り、
ロシアには北方領土を返す理由がないですな。
⑥『文学少女と死にたがりの道化』(野村美月/ファミ通文庫)
「ファミ通」が一発で変換できなくてPCの新しいことを思い出します。
「このライトノベルがすごい!2008」で1位だったらしいラノベ。
第一巻は太宰治『人間失格』をモチーフに物語が進みます。
モチーフというか、
重要なキーアイテムというか。
面白くなくはなかった。
しかしなんかこう…物足りない感。
いや面白く最後まで読めたんだけれども。
筋立てもしっかりしてるしギミックも効いてるし面白かったんだけれども。
なんだか物足りない感じがある。
恥の多い生涯を送ってきました。
というような作者or登場人物の魂の叫びが足りないように思うのです。
ロックンローラーがラブ&ピースを叫ぶように、
小説家にはいつもなにか叫んでいてほしいと思います。
明るい主張でなくても、
「しにたい。とにかくしにたい」
とか、
「旧い男は新時代の女に翻弄され虐げられ人格を失うだろう。だが、それがいい」
とか、
「うおお、ちくしょう。働きたくない」
とかでもなんでもいいから。
こう、
叫ばなければやり切れない思いというか、
一文を読んだら目から直接あたまにガツーンと響くような。
そんなのが。
やまぁー、
ライトノベルだからって言っちゃえばそうなんだけどさ。
身も蓋もなさすぎるでしょうそうしたら。
「小説を食べて生きる“文学少女”」
という設定も面白いし、
ストーリーのプロットとか骨組みがしっかりしてて、
全編を通して太宰治と『人間失格』がキーアイテムになってる構造も面白いだけに、
なんだかその中身が見えなくてがっかりというか、
肩透かし感。
きれいに丁寧にラッピングされた箱を開けたらなんもなかった、みたいな。
や、まぁ面白かったんだけどね。
我ながら読書に脈絡がないですね。
乱読というか、
雑読というか。
雑食性で健啖家の文学青年です。
むしゃむしゃ。
ええことよ。
金曜日っていつだよ遠いよだって日曜日を太陽としたら水金地火木の木星の木だよややこしいな。
つまり太陽から木星くらいまでの距離を感じてしまうということです。
金曜の夜まで。
ゴールデンなウィークとか週末とかに読んだ本。
簡単に感想など。
①『春琴抄』谷崎潤一郎
盲目の美女とヘゴイモの恋。
マゾヒズムと自己犠牲の果てにみる純愛への昇華。
短い割に読みづらい割に面白かった。
縫い針を●に●●ところはもうね('A`)
②『漱石と倫敦ミイラ殺人事件島田荘ニ・講談社文庫)
夏目漱石が~
霧の都・ロンドンで~
伝説の名探偵ホームズと~
出会った~
詳しくはまたあらためます
③『江戸川乱歩傑作選』(江戸川乱歩/新潮文庫)
乱歩ってなんかもっと陰鬱でグロいイメージがあったけど、
むしろ短編はサクッとスッキリ終わって印象変わった。
ところで印象って字面が、
象印みたいだね。
象印の印象。
回文?
④『痴人の愛』(谷崎潤一郎/新潮文庫)
ナオミがすげービッチ。
これはひどい。
よく言えば天真爛漫。
あーいや、やっぱりビッチ。
大正時代の「エログロ」と呼ばれたような小説の代表格ではなかろうか。
きっとたぶん。
⑤『プーチンと柔道の心』(ウラジミール・プーチン他/日之出出版)
ジャケ買い。
今日東京の警備がやたらものものしかったのは、
そうかプーチンさんが来てるからだったか。
冷徹にして強権的リーダーは柔道に人生を学んだ。
プーチン「私は柔道の大切な精神『自他共栄』を学びました」
嘘つけw
北方領土返せww
しかしよほど大きな見返りがロシアにない限り、
ロシアには北方領土を返す理由がないですな。
⑥『文学少女と死にたがりの道化』(野村美月/ファミ通文庫)
「ファミ通」が一発で変換できなくてPCの新しいことを思い出します。
「このライトノベルがすごい!2008」で1位だったらしいラノベ。
第一巻は太宰治『人間失格』をモチーフに物語が進みます。
モチーフというか、
重要なキーアイテムというか。
面白くなくはなかった。
しかしなんかこう…物足りない感。
いや面白く最後まで読めたんだけれども。
筋立てもしっかりしてるしギミックも効いてるし面白かったんだけれども。
なんだか物足りない感じがある。
恥の多い生涯を送ってきました。
というような作者or登場人物の魂の叫びが足りないように思うのです。
ロックンローラーがラブ&ピースを叫ぶように、
小説家にはいつもなにか叫んでいてほしいと思います。
明るい主張でなくても、
「しにたい。とにかくしにたい」
とか、
「旧い男は新時代の女に翻弄され虐げられ人格を失うだろう。だが、それがいい」
とか、
「うおお、ちくしょう。働きたくない」
とかでもなんでもいいから。
こう、
叫ばなければやり切れない思いというか、
一文を読んだら目から直接あたまにガツーンと響くような。
そんなのが。
やまぁー、
ライトノベルだからって言っちゃえばそうなんだけどさ。
身も蓋もなさすぎるでしょうそうしたら。
「小説を食べて生きる“文学少女”」
という設定も面白いし、
ストーリーのプロットとか骨組みがしっかりしてて、
全編を通して太宰治と『人間失格』がキーアイテムになってる構造も面白いだけに、
なんだかその中身が見えなくてがっかりというか、
肩透かし感。
きれいに丁寧にラッピングされた箱を開けたらなんもなかった、みたいな。
や、まぁ面白かったんだけどね。
我ながら読書に脈絡がないですね。
乱読というか、
雑読というか。
雑食性で健啖家の文学青年です。
むしゃむしゃ。
ええことよ。