外国人参政権…
民主党の小沢幹事長は昨年、
韓国で「外国人参政権は１月の通常国会で成立させる」と発言していたり。
＜外国人参政権法案で小沢氏「通常国会で現実に」 韓国に言質、党内に反発も - 産経MSN＞
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091212/plc0912121813006-n1.htm
それを受けて、
鳩山首相＆政府も、政府から法案を提出するつもりだそう。
＜外国人参政権、調整難航も＝政府・与党に異論 - 時事ドットコム＞
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011201072
＜外国人参政権法案、提出の方向 「日韓併合100年で」 - 日経ネット＞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100112ATFS1200H12012010.html
でもって、
小沢幹事長曰く、
「政府が成立させようという法案は、与党議員なら賛成しようというのが普通」
という発言をしていたり。
えーとつまり簡単にいいますと、
「民主党員でこの法案に反対しようもんならどうなるか分かってんだろうなゴルァ」by小沢
ということです。
中国に何百人から連れていったり、
新年会に百何十人呼んだりと、
民主党内で大きな権勢を誇る小沢幹事長が、
これはもう強権的に法案を成立させようとしていると言っても過言ではないのです。
いつかも書きましたが、
私は反対です。
日本の主権や政治や自治や立法は日本国民によるべきであって、
外国籍の人に、
みだりに参政権や被参政権を渡すべきではないという考えだからです。
とはいえ、
これは民主党が政権を取る前から、
「政策集INDEX2009」にバッチリ掲載させていることなので、
今さら反対の声を上げても、
選挙で選ばれた党が行うことなのだから、
民主主義にのっとったことだと言わざるをえません。
（昨年の衆議院選挙のマニフェストからは外していましたがね）
＜永住外国人の地方選挙権 - 民主党政策集INDEX2009＞
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/05.html
選挙前に政策集に載せていたのは確かなのですから、
それを知らずに民主党に投票してこの「外国人参政権」に反対する人は、
それは、
「情報弱者」のそしりを受けてしまっても仕方のないことではないでしょうか。
では「外国人参政権」の何が問題なのか。
簡単に言うと、
「日本の政治を外国人が【合法的に】自由に決められるようになる」
ということでしょうか。
合法的に、
21世紀のこの時代に、
日本の中に、
外国人が自治する「租界」ができてしまっても、
それを防止する手立てが無くなってしまう可能性があるというのが問題です。
でもってあと個人的には、
民主党内にも反対意見があるのに強行採決しようとしてたり、
そもそもマニフェストにわざと載せてないことを一生懸命やろうとする民主党への不信もあります。
政治と野球と宗教は、
ブログに書くのに好ましくない３大タブーらしいですが、
それでも言わずにはいられない。
もし民主党が日本の国益のために外国人参政権を主張するのであれば、
それをはっきりと主張して選挙を戦うべきだったと思います。
日本は少子化社会ですから、
成長を維持するために移民を入れる必要があり、
移民の皆様にこころよく来て頂くために、
外国人参政権は必要であるという論があるのであれば、
それには一定の理解をしないでもありません。
けれど民主党はそういう説明もせずに法案だけ成立させようとしているのが姑息だと感じます。
上の論でも、
重要なのは＞成長維持のために外国人移民に快く来て頂く という目的で、
そのために参政権を付与するという手段が本当に適切なものかどうか、
大いに議論される必要があると思います。
オランダ的・大陸的な移民社会というか、
多文化共生を目指す社会は、
伝統的ひきこもり島国の日本にはそぐわないという感じがびんびんするんだもの。
…とまぁ、
そういう一意見ですので、
もし「外国人参政権」について興味をもたれた方は、
目の前の箱で「外国人参政権 問題」とか「外国人参政権 民主党」とかで検索して自分で調べて、
自分で考えてみてくださいね。
