明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

2010年もう12分の1終わったのかよ!

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画像はヤクルトのドラフト1位・中沢投手を筆頭としたヤクルトスワローズの新人たち。
中沢投手は富山商業高校出身で、
トヨタ自動車からプロ入りしました。

<ヤクルト中沢が“トヨタ愛”胸に入寮>
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20100109-584021.html

アメリカで700万台リコールなど今話題のトヨタですが、
中沢投手はリコールされないように頑張っていただきたい。

左腕先発投手ながら、
速球も速からず…
変化球が凄いという話も聞かず…
精密なコントロールを持つというわけでもなく…

これといった特長がないという、
なんだかヘコヘコな前評判ですが、
大きな補強をしていないので、
新人を含めた若手の躍進に2010年のスワローズの成績がかかっている。

特に昨年4位の阪神は、
捕手に城島を獲りやがりましたので、
怖い。

ああええとそう、
2月になりましたのでプロ野球はキャンプが始まりました。

<12球団、キャンプ地入り=1日、一斉にスタート-プロ野球 - 時事.com>
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010013100122

中沢投手も高田監督の前でさっそく投球を披露したり。

<指揮官の前…燕のドラ1“コチコチブルペン” - スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20100201055.html

>「緊張しました。監督が見ていることはなるべく意識しないようにしたのですが、
>コントロールが定まりませんでした」と頭をかいた。

がんばれ。


…というわけで、
なんだか今年もあっという間に1ヶ月が終わってしまいましたなぁ・・・。
引っ越したりしていたせいか、
本当にバタバタとして過ぎてしまいました。

ううむ、
この調子ではあっという間に春が来て夏が来て秋が来て冬が来て、
一年が終わってしまう。

いかんいかん。
もっとこう、
色々と有意義に過ごす毎日にしなくてはいかん。

みなさんの1月はどんな月でしたか?

電子書籍の話

最近、アマゾンの「kindleキンドル)」や、
Appleが発表した「iPadアイパッド)」など、
電子書籍が気になります。
iPadはそれ以外の用途もたくさんありますが、電子書籍的な使い方もできるそう)

日本の音楽業界は、
こういったIT化にまっっっったく迅速な対応ができず、
iTunesに好き放題されている感がありますが、
果たして出版業界はどうでしょうか。

講談社小学館などが雑誌記事をネットでばら売りするというニュースも出てきていますが…

<90雑誌のネット配信実験開始へ 記事ばら売りも - 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012701000204.html

>急速に進む出版物のデジタル化に対応した取り組みで、
>2011年度に有料での実用化を目指す

なんだかなぁ。
って感じです。

個人的には紙の雑誌や書籍に思い入れがある…というか、
紙の方が「所有している感」、「所有欲が満たされる感」、「コレクションコンプリート感」があるので、
そういったところは好きなのですが、
雑誌も単行本も量が溜まってくると物理的に大変なことになりますからね(引越しで思い知った)…。

そういった面では電子書籍の方が便利に決まっているんです。

石版に記されていた記録がパピルスや紙に移り変わったように、
媒体が紙から電子書籍に移りゆくのも、
時代の流れと言いますか、
仕方のないことのような気がします。

実際、
昨年のクリスマス、
アメリカのAmazonでは電子書籍売り上げが紙書籍の売り上げを抜いた(!)そうですよ。

<クリスマスの売上、電子書籍が紙の本を超える 米アマゾン・ドットコム>
http://www.afpbb.com/article/economy/2678141/5091296

クリスマスという限定されたデータがどれほどの意味があるのかわかりませんが…。
これはすごいことですよ。

で、
日本の場合なんでアメリカのように「電子書籍」への進出が進まないかというと…。

<“電子ブック元年”でも、新聞・雑誌が「キンドル」に二の足を踏む理由 - 日経トレンディ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100125/1030868/?ST=digital

>日本の出版社がキンドル向けの配信コンテンツをアマゾンに提供するかどうかは不透明。
>「通常、出版社の取り分は定価の7割程度だが、キンドル向けではアマゾンが7割を取る」(業界関係者)
>との説もあるからだ

元麻布春男の週刊PCホットライン■日本で電子ブックを成功させるには - Impress PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20100113_341860.html

>筆者は電子ブックリーダー事業が過去に失敗した直接の理由は、
>デバイスとしての電子ブックリーダーが一般的な家電製品と同じ、
>売り切りの商品だったのに対し、コンテンツがレンタルだったことだと思っている。
>数万円の端末を買っておいて中身はレンタルというのは、どう考えてもチグハグだ。

>ではどうして電子ブックを販売できなかったのだろう。
>筆者は、再販制度のせいではないかと考えている。
>わが国では書籍や新聞は再販制度により、一定の価格が維持されている。
>しかし、デジタルコンテンツである電子ブックに再販制度を適用するのは難しそうだ。
独禁法の適用除外である再販制度を拡大することは、原則的にないと思われるからだ


ええと…
本の雑誌や書籍の販売においては「再販制度」というよくわからない制度が導入されておりまして、
どうもそれが日本の出版社が電子書籍に参入する際の障壁になっている、
ようです。

古い因習(というか法律)に囚われているせいだと簡単にいってしまっても過言ではないかもしれない。

んー、
これからどうなるかわかりませんが、
これから書籍が電子化するという流れになるのであれば、
日本の出版業界がその流れに乗り遅れてしまうと、
ひょっとすると大変なことになるかもしれませんね。

重ねて言いますが、
個人的には紙の“質量感”も好きなんですけどね。
文学全集とか日本史の「通史」モノとか、
読んだ端からずらっと本棚に並べていってきれいに揃った背表紙を眺めると、
ある種の征服感といいますか、
満足感といったようなものがありますけれど、
iPodのように、
小さな薄い端末の液晶だけを見て、
「明治」>「夏目漱石」>「彼岸過迄
とか目次からサクサクッと選んで読むだけだと、
何の感動もないというか、
すごく味気ない感じがしますもんね。
紙の情緒も好きですよ。

(しかし個人的嗜好や情緒などとは関係なくiPodは世間を席巻してしまった先例があることを、
日本の出版業界は重く受け止めるべきだと思います)