ミニのタイヤ交換
というわけでタイヤ交換しました。
初めてのタイヤ交換!
色々と手間取りました…。
冬に再びタイヤを交換する時のために、
ミニのタイヤ交換の仕方というか方法をメモしておきます。
まぁ今の国産車と色々違うところがありまして…。
めんどくさいのです。
タイヤ交換の手順をざっと説明しますと、
・ジャッキアップ
↓
・ボルト緩めてタイヤ外す
↓
・タイヤつけてボルト締める
という、わずか3手順(×4本)で特に難しいこともないはずなんですが…。
●ジャッキアップについて。
ミニには純正のジャッキが付いているんですが、
なんだかこれはミニの本やサイトを見ても
「特殊な形状で、ドアを開けないと使えないので、雨が降っているときには使えない」
「小さなジャッキで片側を全て持ち上げるので、バランスが崩れると危険」
「ぶっちゃけ純正ジャッキは使わない方がいい」
というご意見が多数。
なので今回も純正ジャッキは使わずに、
家にあった油圧式のガレージジャッキを使います。
ジャッキポイントは
http://www.minitada.com/basic/ct-jkup.htm
こちらのページの下部にあるイラスト図を参照しました。
特に前方部の純正のジャッキポイントは「床がへこむ」ので使用しない方が無難らしいです。
というより、
なんかちょうどジャッキをしたくなるようなところは、
ジャッキのためのポイントではなく、
なんか工場で組み立てるときに使うだけのもの?らしいので、
注意が必要だそうです。
まぁ床の裏側なんてへこんだところで外からは見えないから別にいいっちゃいいのかもしれない(オイ。
あ、
後輪を交換する際は純正のポイントを使ってもへこまないそうです。
エンジンは前輪部にあるので後部は軽いからね。
●タイヤを外す&つける
ミニのやっかいなところは、
これが英国車(外車!笑)なので、
ボルトのヘッドのサイズがインチサイズなのです。
なので、
家の他の車には使える十字レンチ(クロスレンチ)が、
このボルトに使えない!
こういうの。
ボルトはちょうど17ミリと19ミリの間くらいの大きさらしく、
微妙に使えない…。
なので、一番上の写真のとおり、
ミニの「純正ボルト外しクランク」(名前は知らない)を使ってタイヤを外そうとしたところ…
固い。
外れない。
廻らない。
ピクリとも動かない。
うーむ。
…と、困っていたところに兄がやってきてひと言。
「回らないときゃ蹴ればいいんだ蹴れば。長淵キックだよ、長淵」
ほ、ホントかなぁ。
半信半疑ながら思い切ってクランクを蹴ってみる。
バキッ!
えっ。
思い切って蹴ってみたところ、
怖い音がした。
それでもクランクは動き、
なんとか前輪二つの交換に成功。
「だろ? 困った時は蹴ればいいんだ蹴れば」
ええー…。
ほ、ホントかなぁ。
しかしなにはともあれ前輪二つは長淵方式で交換できた。
次は後輪だ。
…後輪もしっかり固い。
なのでまた長淵ばりに蹴る。
バキキッ!
…あ、アレ?
動かない…。
それでも何度か蹴っていたところ…
ボルトがなめはじめる(ヘッドの角が取れて丸くなる)。
…。
……。
………(アカン)。
ここで独力でのタイヤ交換を諦め、
以前miniについて色々教えていただいたディーラーの方(購入ディーラーではない)に電話をかける。
<ヒロ・トレーディング - カータウン.jp>
http://cartown.jp/shop/shop.php?shop_id=12287
練馬に住んでいた時の部屋と近かったので、
閉店30分くらい前に電話をかけて自転車でミニを見せてもらいに行った際も丁寧に対応していただきました。
いやほんとに店主の方がすごくいい人なんですよ。
(お世話になってるのに車を買えなかったのでせめても宣伝)
――タイヤの交換ができないんですが…。
「えっ」
――純正のクランクで前輪は交換できたんですが、後輪が固くて…。
「ああ~、
純正のクランクは使わない方がイイ!
アレを使うと怪我をするから。人も車も」
――あっ、そうなん…(絶句)。
「あんまりよくないからね。小さいし。
純正クランクはあくまで『非常用』くらいに思っていた方がいいね。
十字レンチなんて2000円くらいだから買っちゃいなよ!」
…というわけで、
純正クランクでの後輪交換を諦めて、
近くのコメリホームセンターへ原付を走らせる。
それにしてもミニの純正○○はどうしてこう使えないんだ…。
18ミリ径のある十字レンチを探すも、
どれも17・19・21・23など、奇数ミリのサイズ。
えいちくしょう! なんだよインチ法って! いつまでも旧い単位使ってるんじゃねーよイギリス人!
などとイギリス人のゆきすぎた懐古主義がもたらす弊害について憤っていると、
フリーサイズで使えるという↓こんな商品を発見! 購入。
ええとつまりこの、
細かい六角形の部分がナットに合わせて沈んで、
それで回すとどんなサイズのものでも回る…というアイディア商品。
480円!
十字クランクよりずっと安い!
…のですが、
結果から言うとこれが使えませんでした!
ミニのタイヤを交換しようという人はこれは買ってはいかん!
(今回は使えませんでしたが他の用途なら便利な商品だと思いますよ…)
というわけで改めてコメリへ行って、
↓の、18ミリ径のラチェットに取り付けるアダプタ?というか、部品を購入。
いやまぁ、
最初からこっちを買っておけばよかったんですけどね後から思うと。
だけどこっちは780円したんだもの…。
しゃーない。購入。
シャキーン!
このようにラチェット(元々あったもの)に接続して、
使えました。
実際にボルト回す時はさらにこのラチェットの柄に細い鉄パイプのようなものをはめて、
柄を長くすることで強い力で回せるようにしたりしました。
苦労の甲斐あって…
タイヤ交換完了!
まさかもう雪は降るまい…。
富山のミニ屋さんいわく、
「トルクレンチで締める力を決めてからやるのが一番いい」
ということでしたが、
まぁできるだけ安く済ませたいので上記のようなやり方でやりました。
ラチェットなどが元々家にない方は、
その通りにトルクレンチや十字レンチを購入した方が、
手っ取り早いし安心のような気がします。
もちろんサイズの合ったもので。
というわけで、
ミニのタイヤ交換は無事?できました。
次はガソリンスタンドに空気を入れてもらいに行ってみよう!
<メンテナンス - 気分はミニ>
http://neji.honesto.net/mini/maintenance.html
こちらのページによると、
気圧は前輪196kPa、後輪186kPaぐらいがいいらしい。
こ、細かいな。
初めてのタイヤ交換!
色々と手間取りました…。
冬に再びタイヤを交換する時のために、
ミニのタイヤ交換の仕方というか方法をメモしておきます。
まぁ今の国産車と色々違うところがありまして…。
めんどくさいのです。
タイヤ交換の手順をざっと説明しますと、
・ジャッキアップ
↓
・ボルト緩めてタイヤ外す
↓
・タイヤつけてボルト締める
という、わずか3手順(×4本)で特に難しいこともないはずなんですが…。
●ジャッキアップについて。
ミニには純正のジャッキが付いているんですが、
なんだかこれはミニの本やサイトを見ても
「特殊な形状で、ドアを開けないと使えないので、雨が降っているときには使えない」
「小さなジャッキで片側を全て持ち上げるので、バランスが崩れると危険」
「ぶっちゃけ純正ジャッキは使わない方がいい」
というご意見が多数。
なので今回も純正ジャッキは使わずに、
家にあった油圧式のガレージジャッキを使います。
ジャッキポイントは
http://www.minitada.com/basic/ct-jkup.htm
こちらのページの下部にあるイラスト図を参照しました。
特に前方部の純正のジャッキポイントは「床がへこむ」ので使用しない方が無難らしいです。
というより、
なんかちょうどジャッキをしたくなるようなところは、
ジャッキのためのポイントではなく、
なんか工場で組み立てるときに使うだけのもの?らしいので、
注意が必要だそうです。
まぁ床の裏側なんてへこんだところで外からは見えないから別にいいっちゃいいのかもしれない(オイ。
あ、
後輪を交換する際は純正のポイントを使ってもへこまないそうです。
エンジンは前輪部にあるので後部は軽いからね。
●タイヤを外す&つける
ミニのやっかいなところは、
これが英国車(外車!笑)なので、
ボルトのヘッドのサイズがインチサイズなのです。
なので、
家の他の車には使える十字レンチ(クロスレンチ)が、
このボルトに使えない!
こういうの。
ボルトはちょうど17ミリと19ミリの間くらいの大きさらしく、
微妙に使えない…。
なので、一番上の写真のとおり、
ミニの「純正ボルト外しクランク」(名前は知らない)を使ってタイヤを外そうとしたところ…
固い。
外れない。
廻らない。
ピクリとも動かない。
うーむ。
…と、困っていたところに兄がやってきてひと言。
「回らないときゃ蹴ればいいんだ蹴れば。長淵キックだよ、長淵」
ほ、ホントかなぁ。
半信半疑ながら思い切ってクランクを蹴ってみる。
バキッ!
えっ。
思い切って蹴ってみたところ、
怖い音がした。
それでもクランクは動き、
なんとか前輪二つの交換に成功。
「だろ? 困った時は蹴ればいいんだ蹴れば」
ええー…。
ほ、ホントかなぁ。
しかしなにはともあれ前輪二つは長淵方式で交換できた。
次は後輪だ。
…後輪もしっかり固い。
なのでまた長淵ばりに蹴る。
バキキッ!
…あ、アレ?
動かない…。
それでも何度か蹴っていたところ…
ボルトがなめはじめる(ヘッドの角が取れて丸くなる)。
…。
……。
………(アカン)。
ここで独力でのタイヤ交換を諦め、
以前miniについて色々教えていただいたディーラーの方(購入ディーラーではない)に電話をかける。
<ヒロ・トレーディング - カータウン.jp>
http://cartown.jp/shop/shop.php?shop_id=12287
練馬に住んでいた時の部屋と近かったので、
閉店30分くらい前に電話をかけて自転車でミニを見せてもらいに行った際も丁寧に対応していただきました。
いやほんとに店主の方がすごくいい人なんですよ。
(お世話になってるのに車を買えなかったのでせめても宣伝)
――タイヤの交換ができないんですが…。
「えっ」
――純正のクランクで前輪は交換できたんですが、後輪が固くて…。
「ああ~、
純正のクランクは使わない方がイイ!
アレを使うと怪我をするから。人も車も」
――あっ、そうなん…(絶句)。
「あんまりよくないからね。小さいし。
純正クランクはあくまで『非常用』くらいに思っていた方がいいね。
十字レンチなんて2000円くらいだから買っちゃいなよ!」
…というわけで、
純正クランクでの後輪交換を諦めて、
近くのコメリホームセンターへ原付を走らせる。
それにしてもミニの純正○○はどうしてこう使えないんだ…。
18ミリ径のある十字レンチを探すも、
どれも17・19・21・23など、奇数ミリのサイズ。
えいちくしょう! なんだよインチ法って! いつまでも旧い単位使ってるんじゃねーよイギリス人!
などとイギリス人のゆきすぎた懐古主義がもたらす弊害について憤っていると、
フリーサイズで使えるという↓こんな商品を発見! 購入。
ええとつまりこの、
細かい六角形の部分がナットに合わせて沈んで、
それで回すとどんなサイズのものでも回る…というアイディア商品。
480円!
十字クランクよりずっと安い!
…のですが、
結果から言うとこれが使えませんでした!
ミニのタイヤを交換しようという人はこれは買ってはいかん!
(今回は使えませんでしたが他の用途なら便利な商品だと思いますよ…)
というわけで改めてコメリへ行って、
↓の、18ミリ径のラチェットに取り付けるアダプタ?というか、部品を購入。
いやまぁ、
最初からこっちを買っておけばよかったんですけどね後から思うと。
だけどこっちは780円したんだもの…。
しゃーない。購入。
シャキーン!
このようにラチェット(元々あったもの)に接続して、
使えました。
実際にボルト回す時はさらにこのラチェットの柄に細い鉄パイプのようなものをはめて、
柄を長くすることで強い力で回せるようにしたりしました。
苦労の甲斐あって…
タイヤ交換完了!
まさかもう雪は降るまい…。
富山のミニ屋さんいわく、
「トルクレンチで締める力を決めてからやるのが一番いい」
ということでしたが、
まぁできるだけ安く済ませたいので上記のようなやり方でやりました。
ラチェットなどが元々家にない方は、
その通りにトルクレンチや十字レンチを購入した方が、
手っ取り早いし安心のような気がします。
もちろんサイズの合ったもので。
というわけで、
ミニのタイヤ交換は無事?できました。
次はガソリンスタンドに空気を入れてもらいに行ってみよう!
<メンテナンス - 気分はミニ>
http://neji.honesto.net/mini/maintenance.html
こちらのページによると、
気圧は前輪196kPa、後輪186kPaぐらいがいいらしい。
こ、細かいな。