「はやぶさ」帰還!
半年ほど前の日記にも書いた小惑星探査機「はやぶさ」が、
無事帰還しました。
<はやぶさ還ってこい! - 2010年1月17日>
http://blogs.yahoo.co.jp/katada_dayagari2/61081460.html
無事帰還しました。
<はやぶさ還ってこい! - 2010年1月17日>
http://blogs.yahoo.co.jp/katada_dayagari2/61081460.html
おかえりと同時にさようならを言わなければならないという切ない宇宙船なのです。
>日本の小惑星探査機「はやぶさ」が、13日夜、7年ぶりに地球に帰還しました。
>「はやぶさ」からは、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルが分離され、
>オーストラリアの砂漠のほぼ予定どおりの場所に落下したことがヘリコプターから確認されました。
>「はやぶさ」からは、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルが分離され、
>オーストラリアの砂漠のほぼ予定どおりの場所に落下したことがヘリコプターから確認されました。
このカプセルの中に小惑星「イトカワ」の欠片が詰まっている……「可能性がある」!
という、非常にふわふわした表現なのですが(笑)、
イトカワ着陸後に通信の遅れやらなんやらでどうも予定していたような動作が取れなかったらしいのです。
という、非常にふわふわした表現なのですが(笑)、
イトカワ着陸後に通信の遅れやらなんやらでどうも予定していたような動作が取れなかったらしいのです。
本当はイトカワに向かってバキューンとバズーカのようなものを打ちこみ、
岩石や砂や砂礫を巻き上げてカプセルに入れる計画だったらしいのですが、
「失敗しちゃった(テヘ」、
ってな記録が残っていたそうです。
岩石や砂や砂礫を巻き上げてカプセルに入れる計画だったらしいのですが、
「失敗しちゃった(テヘ」、
ってな記録が残っていたそうです。
ただ、
本体着陸時に多少の粉塵が舞い上がっているはずなので、
それが少しでも入っていれば大成功! ということらしいです。
本体着陸時に多少の粉塵が舞い上がっているはずなので、
それが少しでも入っていれば大成功! ということらしいです。
とはいえ砂が入っていなくても、
様々な新技術の実用や探査機の実運用がいかに困難であり、
いかにそれを地球帰還まで成功させたかという経験・ノウハウを詰めている時点で十二分に「成功」といえる水準だそうです宇宙計画的に。
様々な新技術の実用や探査機の実運用がいかに困難であり、
いかにそれを地球帰還まで成功させたかという経験・ノウハウを詰めている時点で十二分に「成功」といえる水準だそうです宇宙計画的に。
>はやぶさは同日午後7時51分、機体の前面から地球に向けてカプセルを放出後、
>底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。
>姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、
>長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。
>(2010年6月14日02時10分 読売新聞)
>底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。
>姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、
>長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。
>(2010年6月14日02時10分 読売新聞)
…(´;ω;`)ブワッ
はやぶさの艱難辛苦の旅の道のりはこのあたりをご参照いただくとして↓
<迷子-満身創痍-最後は燃え尽き… けなげ「はやぶさ君」に共感広がる - 産経msn>
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100612/scn1006122244000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100612/scn1006122244000-n1.htm
<探査機「はやぶさ」が地球に帰還、回収カプセルを発見 - asahi.com>
http://www.asahi.com/science/update/0613/TKY201006130193.html
http://www.asahi.com/science/update/0613/TKY201006130193.html
なにより地球に帰還できたことが素直にうれしいですね。
じんわりと感動を味わいました。
じんわりと感動を味わいました。
>寒さや霜(しも)がまるで剣のようによだかを刺(さ)しました。
>よだかははねがすっかりしびれてしまいました。
>そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
>そうです。これがよだかの最後でした。
>よだかははねがすっかりしびれてしまいました。
>そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
>そうです。これがよだかの最後でした。
>もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、
>さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。
>ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、
>横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居(お)りました。
>さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。
>ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、
>横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居(お)りました。
>それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。
>そして自分のからだがいま燐(りん)の火のような青い美しい光になって、
>しずかに燃えているのを見ました。
>すぐとなりは、カシオピア座でした。
>天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。
>そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。
>今でもまだ燃えています。
>そして自分のからだがいま燐(りん)の火のような青い美しい光になって、
>しずかに燃えているのを見ました。
>すぐとなりは、カシオピア座でした。
>天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。
>そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。
>今でもまだ燃えています。