明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

深夜に仕事をしながら考えたこと

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覚悟っていうのは諦めに似てる。
もうこれはもうこれをこうするしかないと観念する。
腹をくくる。
あれやこれやと頭に浮かんでくる余計な考えをすべて唾棄して
あの、もう、仕方ないんです。と言って、まだ迷う自分の意思を無視する。

原稿を書く前には心のなかでその作業が必要です。
「ああもう畜生面白い原稿なんて書けねえよクソッこのっフックだボディだボディだチンだ・・・」
“面白い原稿・いい原稿”を書こうと思うと自分が作った高いハードルに囚われて
一行も書き出すことができなくなります。

それでもその面白い原稿を書こうという執着を捨てて白紙の原稿用紙(というかワードファイル)に向かうときに
その覚悟が必要になります。

いい原稿を書かない覚悟!

なんたる後ろ向きな決意でしょう。
でもその腹を決めないことには書き出せないのだから諦めて覚悟しなければならない。
つまらなくていいからとにかく書けという覚悟を毎回必要とするのです。
だから覚悟というのは諦めに似ている、というかそのものだと思います。
(だから原稿を書くのに〆切というものは非常に役立ちます)

と言ってもこれはあくまで書きだすまでの話で
もちろん原稿を書き始めたら諦め悪くなんども書き直したり推敲したり
短い文章に何十分もかけて練りなおしたりします。
書き出すときはいい原稿を書こうという気持ちを諦めて
書き始めたらもう諦めることを忘れなければなりません。
(だから原稿を書くのに〆切というものは非常に不便で嫌なものです)

時間がかかるとか疲れたとかそういう自分の気持を諦めて
どうあってでもいい原稿を書き上げるのだという気持ちで
納得のいくまで書きなおさなければなりません。

自分が納得できてない文章が世に広く出るというのは非常に嫌な気持ちになるものですから。

いやまぁ分量的にどうしてもそこまで時間をかけられないということがたまにあり…
ちょくちょくありますが
それでもやはりそれが出版されて本になって手元にきて読んでみると
自己嫌悪に陥ることになりますね。

まぁそれも割とちょくちょくあります…。

んーでもやっぱりそれを踏まえて「次こそはこんな原稿を書くまい」と思えるので
これも必要な経験であった。

そんな気持ちで書き直せたらなあという仕事がたくさんあります。
まぁ汚点と言っても過言ではない。
ですがその汚点も自分の財産にしたい、しなければなるまい。
そうでなくては汚点にされた仕事も浮かばれまい。と思っています。

そして
やって汚点になるような仕事はもうできるだけしないようにしなければならないですね。
いや別に最近そんな仕事をやってしまったというわけでは無いのですが。

でもちょっと前なら…



あっこのブログとかを書き出すのには全然そういう覚悟は必要ないです。
面白いこと書かなきゃとか全然思ってないので。
心理的ハードルが低いっていうかゆるい下り坂くらいに走りやすいですね。

ひょいひょい。

なんか深夜に原稿をやりながら
そういうことって仕事もそうだしそれ以外でもあるよなあと思ったから書いておこうと思った。

あっいまさらですが絵は本文に何の関係もない。
なんとなくPCをあさって覚悟っぽい絵を見つけてきただけです。