明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

名古屋のきしめんと監獄居酒屋

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というわけで下呂温泉から高山本線で岐阜へ、
岐阜から東海道線で名古屋へきました。
写真は名古屋の次の次の駅金山というところの構内。

この駅で待ち合わせをしたのです。

画像は金山駅で配られていたリクルートのフリーマガジン『R25』。
おおっ…! 懐かしい。

この『R25』の制作に青春をかけていたと言っても過言ではないワタクシとしては
名古屋圏でもこの『R25』の配布が始まっていたことに驚きと喜びを感じました。
というか青春は掛けてなかったわ別に。
でもワニ食べたり香川県までうどんを打ちに行ったり色々面白い仕事をさせてもらいました。

ワニの件はこちらのブログ記事でも→「ワニの話」「ワニを食べた話

写真の通りついたのは4時半頃で
待ち合わせの時間までには多少余裕がありました。

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そこで「せっかくなので名古屋名物を食べよう」と思い検索してでた
岩庄」というお店へ足を運びました。
写真はその看板。

こ…これが名古屋のセンス

多くは語りますまい。
夜営業の開店が5時からだったので10分ほど『R25』を眺めながら待機。
ページデザインとかちょいちょい変わってて新鮮でした。

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ででどん!
きしめんだぎゃー。

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へらべったい麺にやや濃い目のダシが馴染んでうまし。
薄く広い麺は口の中で舌触りや歯ざわりがよく
うどんとはまた違った味わいがあります。

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きしめん(520円)だけにしようかとも思ったのですが…

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おなかが減っていたので物足りず、追加で玉子丼セットを頼みました。
く… ごはんつぶが気になる…

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セットメニューも豊富です。
一応このあと飲みの予定があったので自重しましたが
今こうして見ると「名古屋セット(950円)」が味噌かつもついててお得&美味しそう。
うみゃーそう。

名古屋弁は関西弁とも東京弁とも違って
なんとも言えないアクセントがあるがね。

お店の方が話好きな方でガンガン喋りかけてくれました。
店主「(平日だったので)学生さんだみゃー?」
ワタクシ「(色々説明するのがめんどくさくて)はいそうなんです」
店主「そうなんだみゃー、時間あるうちに旅行いったりできてええがね」
ワタクシ「そうですね」
店主「待ち合わせまで時間あるがだったら駅前にアスナルというのがあるからそこで時間潰すとええがね」
ワタクシ「そうなのですか。よくわかりました」

つい過剰な標準語で答えてしまうワタクシなのであった。
そして名古屋弁の表記は適当だみゃー。
たぶんこんなみゃーみゃーいう人は名古屋人でのうて猫又か猫娘だで。それかうみねこ

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これがアスナル金山だー。
おおなんだかオサレ。

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なんかよくわからない人たちのライブもやっていました。
人出がすごいっす。
富山~高山~下呂温泉~名古屋 と山の中を日本縦断してきて
初めておお都会を見たなあという気持ちです。

というわけで人波に揉まれながら待つこと20分くらい

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ようやく友人N氏と合流できました。
本人のプライバシーを考慮して音声等は変えてあります。
というか目線入れたらよけい怪しくなってワロタ。

岡崎というところに住んでいるそうなのですが
ぶっちゃけ愛知県の地理なんて知らないので名古屋近辺まで来てもらいましたが
あとから調べたら岡崎と名古屋って結構離れていたんですね…。

地図上でルート検索かけると40キロくらいありました。
しかもJRだと30分ほどなのですが片道600円!
知らなかったとはいえわざわざすまんかった。

じゃあ最初からもうちょっと岡崎よりのところで集合すればよかったのにしなかったのは

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この「監獄居酒屋 監獄IN食41房」なる居酒屋でお酒を飲むためでした。
最寄り駅は矢場町という駅で、そこからさらに10分ほど歩きます。

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その名の通り「監獄」をテーマにした居酒屋で
中に入ると照明は暗く、ゾンビのような人形が飾ってあったり
血糊のようなペイントがとこどろころ施されていたりします。

牢屋というかホラー映画? 
グロテスクでおどろおどろしい雰囲気が店内を支配しています。  

ホラー映画好きな寧々さんが喜ぶかもしれない…


鉄柵のある牢屋のようなテーブルに通されて
そこでお酒やフードをオーダーします。
お店は若い女性を中心に結構混んでいました。

2階席もあり、外から見るより広い店内ですが
なんというか…。
コンセプト居酒屋ということで、至極独特な空間ではあります。

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中はブラックライトがついておしぼりやTシャツが無闇に発光したりしてました。
さらにお札を取り出すと… おお、光った! (写真にはうまく撮れませんでした)
※お札には偽札防止のために、ブラックライトを当てると発光する塗料が塗られている箇所があるのです。

ワタクシ「え、なんでこの店選んだん?」
と当然のことながら浮かんでくる疑問を口にしますと
エヌ氏「会社の先輩とかに『最近面白いスポットありませんか?』って聞いて教えてもらった」

とのこと。
別に面白いスポットでなくてもよかったんですけど…。

まあ案内してもらっている以上あまり文句も付けられません。
この名古屋という何も知らない大都会に置いてはこのN氏の案内こそが生命線で
このシェルパの言うことを聞かなければいつ死んでもおかしくない。
大人しく中に入って飲みます。が…

メニューは普通の居酒屋メニューみたいなものと
他に一風かわったも「監獄メニュー」なんてのもあって

そちらは
カイコのサナギの唐揚げとかいわゆるゲテモノ系の料理なんかも並んでいます。
頼みませんでしたが…。

30分ほどお酒を飲んでいると「ショータイム」なるものが始まり
「これから暗くなりますので絶対にお席から離れないでくださいね」
と店員から説明を受けます。

店内の照明が落とされ
おどろおどろしい音楽やナレーションが流れます。
そして現れる恐ろしいモンスター!

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ッギャー!

とかひゃーとかいう女性客の叫び声が店内の所々から聞こえてきます。
ちなみに上の写真は真っ暗闇のなか目安を付けてフラッシュを焚いて撮影したものなので
よく写っていません。

・携帯電話は使わないでね。 というアナウンスはありましたが撮影禁止とは聞いていないので激写。

こういう幽霊? が各テーブルをまわって驚かせてくれるというサービス(?)がウリのようです。
なかなかサービス精神旺盛で、1度ならず2度3度とテーブルを回ってくれていました。

というか…

お、落ち着かねえ。

律儀に回ってくれるものだから驚かないのも悪いかと思って
その度に「うわー」とか「どへー」とか驚きの声を上げるのですが
なぜ名古屋まで来て怪物に気を使わなければならないのだろうという儚い想いも胸に去来したりします。

お酒はもうちょっとこう… 静かで落ち着いたところだったり
賑やかで活気ある居酒屋なんかで飲みたいですよね。
そう思いました。

そしてそれは案内をしてくれたエヌ氏も同じ思いだったらしく
この後、別の友だちが名古屋を訪れてこのエヌ氏に

友人K「例の監獄居酒屋どうやったけ?」
と聞いたところ
エヌ氏「あー…行かん方がいいわ

とバッサリ切り捨てたそうです。
というかそんなところに連れていくんじゃない。
いやまぁ…でも楽しかったと思いますよ(フォロー)。

久し振りに会った男友達ふたり、というシチュエーションで行ったのが間違いで
女友達同士でキャーキャー言いたいだとか
そんなに話すことがまだわからないデートとかで盛り上げてもらうには
こういうギミックというか仕掛けがあるお店も良いと思います。

個人的にはそうね、もっと落ち着いて飲めるお店が好きですが…。
まぁまた名古屋に遊びに行ったときにはよろしく頼んますちゃ。