ミニのプラグ交換
ミニのプラグとプラグコードを交換しました。
ほんとは夏くらいにやっていて、忘れないようにいつかブログに書いておこうと思っていたのですが
ずっとめんどくさくて忘れていたのです。
もう年末近いし今年のやろうと思っていたことは今年のうちにね!
ミニのエンジンは4気筒なのでプラグ、プラグコードも4つずつあります。
写真は新品のそれらです。
左が古くなったプラグ、右が新品のプラグです。
違いは一目瞭然!
あのこうクイッって曲がってるところと真ん中の白いチョビンとしているところの間にスパークがとんで
エンジンの中で気化ガソリンに点火されるのですが
一度オイルがかぶっちゃってエンジンがずっと不調だったんです。
それで自分でプラグを交換してみようと思い立って交換してみたのですが
しかしここにくるまでにすでに紆余曲折があり
プラグを交換するには「プラグレンチ」という特殊なレンチが必要だということを初めて知り…
それ用のレンチが入った工具セットをAmazonで買い求めてようやくできたのです。
ミニの場合イギリス車ですからボルトのサイズがインチで色々めんどくさい。
でもなんか「ミニクーパー専用工具」というジャストフィットな商品がありました。よかった。
安物とは言え工具セットを買うとこう、なんというか、
俺もついに工具セットを持つ男になったか…
という感慨が生まれますね。
そしてこれがプラグレンチ(と、ちょっとはみでているプラグ)。
回して抜くとこう、自動的にホールドした状態で抜けます。
これをエンジンから生えているプラグにつっこんで…
くるくる回してキュポッ!
じょうずにとれましたー。
そうして左から2つまでは無事交換できたのですが…
問題はこちら。
ミニのエンジンルームはもうギッチギチにいろんなモノが詰まってまして…。
発電機やらなんやらが邪魔でプラグレンチが入りやしねえ!
さらに調べてみると、この年式のミニはこの発電機が邪魔で
更に特殊なプラグレンチが必要になるそうです…。
それがこちら!
なんか普通のレンチを直角に曲げただけのような感じですが
これだとギリギリ届きます。
なんかこの発電機も前のオーナーがつけた社外品らしく
それでもさらに隙間なし!
ちょっとずつしか回りません…。
ていうか素手じゃ無理!
というわけで結局…
やっとこ。
↓
やっとこでつかみ回すという…
力技なんだか合理的なんだかという方法を採用。
(ちなみに後ほどもっていったミニ屋さんは、こんなやっとこなんかつかわず普通に素手でラクラク回してました)
(片手でつまんでチョインチョインって感じ。何かコツがあるのか…?)
(おかしなことやっとる)
苦労の甲斐ありようやく外れました!
ちなみに右が問題の一番プラグ。
この汚れっぷりから見ると、どうも前のオーナーや前車検時も交換してなかったみたいなんですよねえ…。
一本だけ異様に汚れきってましたから。
確かに非常な労力が必要だったです。
プラグコードも交換して、やっとできた!
これでエンジンの調子も元通りになるぞ!
と意気も盛んにエンジンをかけ直してみると…
キュキュキュ
ドルドルドルドル!
ドルドル… ドル… ドルルル…
ぷすん。
あ、あれえ~~~~……???
エンジン止まりおった。
お、おかしいな…。
自分で精一杯のことをやって
これで万全だ! バッチリだ! 俺の前には栄光への道しか見えない!!
と思ったところにやってくる「全然そんなことはないですよ」という冷徹な反応は
高校時代あたりの数学の問題集を答え合わせするときの心境に似ていますね。
もう知らねえ。
もうやってられねえ。
と思わせるところあたりが。
しかし高校数学と違って車はちゃんと直さないとどうしてもいけない。
生活ができない。
(いや高校数学もちゃんとやらないとどうしてもいけなかったのだと追試を受けながらぼんやり気づくのであった)
結局もう一度つけ直したところ、エンジンは掛かるようになりましたが不調は直らず…
ミニ屋さんに持ち込むことを大決定しました。
その模様はまた後日ってーことで。
年内には書き留めておきたい。