PILOTの万年筆
を、買いました。
この黒い紙袋のなかに何が入っているかと言いますと~…
箱です。
緑色の紙に包まれた箱です。
店員の「ご自宅用ですか?」という質問に「自宅用ですがラッピングしてください」と頼んだ結果のラッピングです。
BINGATAYAというのは富山大和7階にある本屋に併設のカフェというか文房具のお店。
で、この包み紙の中は何かと言いますと~…
箱です。
PILOTの箱です。
で、いい加減にこの箱の中に何が入っているかといいますと!
じゃん。
ようやく出ました。
これが万年筆です。
パイロットの。
万年筆って実はずっと欲しかったんですがきっかけがなかったり踏ん切りがつかなくて買えなかったんですよね。
まぁ最初に買うものなので、あまり高いやつではなくて
むしろ万年筆の中では最安値と言っていいような
入門用カテゴリーのものを買いました。
最初は一番安いものを買って毎年ちょっとずつ高いものに買い換える…
ってのは熊手か。笑。
さてこの万年筆ですが
まずインクを入れないと書けません。
ペン先の根元を押さえてくるくると回すとポロッと外れます。
そこへ、一緒に入っているカートリッジ式のインクをぶっさしてしばし待つ。
しばらく待っても出てこない場合はティッシュでペン先を包んで軽く振る。
すると…
書けました。
真新しいせいもあるのでしょうが
なんだかインクの出にムラがあります。
(書いてある文言に意味はございません)
でもそれも味わいよ。
筆圧をほとんどかけなくても、紙の上を滑らせるように撫ぜるだけでインクが紙に乗っていく。
なめらかに。
舞うように。
意味もなく波線をひたすら紙に書き続けたいようなここちよさの。
万年筆独特の書き心地が、いいかんじです。
モノカキ(のかなり端くれ)としてひとつ象徴的なアイテムだと思います、万年筆って。
この「水先案内人」という意味の会社の万年筆が
どこかしらなにがしか行く先を照らしてくれる…
と、いいな。