川本トレードってマジかよ！ なんでよ！
動画は2010年、サヨナラホームランを放つ川本選手。
横浜相手の馬鹿試合で、最後の最後に逆転2ランを放ってくれました。
昨年も相川、中村に次ぐ3番手捕手という立場ではありましたが
パンチ力ある打撃力を生かした代打に、意外と速い俊足を生かした代走にと
様々な所で力になってくれていました。
そんでその川本捕手が今日ロッテにトレードというニュース！
＜ ロッテとヤクルトでトレード成立 田中と川本 捕手同士の交換 - Sponichi Annex ＞
＞ロッテの田中雅彦捕手(３１)と、ヤクルトの川本良平捕手(３０)の交換トレードの成立が２５日、発表された。
＞ロッテは里崎が右肩の張りを訴えていることから、開幕直前の捕手同士トレードという珍しいケースとなった。
…ファッ！？
手薄なポジションを埋めるためにトレードに出すならともかく
キャッチャーとキャッチャーのトレード！？
それも今週金曜からシーズンが開幕するというこのタイミングで！
どういう… どういうことなの…。
＜ ロッテ緊急捕手トレード 田中⇔ヤ川本 - nikkansports.com ＞
＞捕手同士という異例の交換に、伊東監督の熱意がにじみ出る。
＞名捕手の同監督が、川本なら正捕手ができると見込んでの獲得とみられる。
＞ 「ポスト里崎」が、近年のロッテの大きな課題だった。
＞４番も打てる大黒柱は昨季も１２０試合に出場。
＞だが、今年は右肩の張りを訴え、８日の阪神戦以後は離脱している。
＞伊東監督は「里崎はいないものと思ってやる」と、不在を覚悟し、育成に力を注いできた。
＞オープン戦最後のこの日、１１年目の金沢は唐川を好リードで支え、３年目の江村は２安打を放った。
＞伊東監督は「江村と金沢は、まだまだだけど、これで里崎が間に合わなくても何とかなる」と話した。
＞「これで」の３文字には、川本の獲得も含まれていた可能性が高い。
＞ 川本のパンチ力も魅力だ。１７日はソフトバンク戦でドラフト１位・東浜から、
＞バックスクリーンへ１２０メートル弾を放った。
＞ロッテの補強はＧ・Ｇ・佐藤と、投手のゴンザレスのみ。
＞昨季５位と低迷しながら、攻撃力の補強ができなかった中で、
＞意外性のヒットマンは存在感を発揮しそうだ。
＞ 捕手出身の伊東監督にとって、捕手は攻守の要。
＞「相手打者に、投手ではなく、捕手と対戦していると思わせればこっちのもの」
＞という伊東野球の神髄を理解し、実践する継承者が不可欠。
ロッテ側から見れば
開幕に間に合わなそうな里崎の穴を埋める、強打の捕手が必要だったとのこと。
＞名捕手の同監督が、川本なら正捕手ができると見込んでの獲得
とまあ、あの伊東に本当にこう見込まれて移るってんなら
そりゃ川本も捕手冥利に尽きるってもんですが…。
ヤクルト側のメリットがわかりませんよ今回のトレードの！
成績を比較してみても
＞田中は０３年ドラフト４位で入団。通算１９１試合に出場し、打率・２１９、１本塁打、２４打点。
＞川本は０４年にドラフト４位で入団。通算２６６試合に出場し、打率・２１６、１７本塁打、６６打点。
（数字はデイリーより）
通算出場試合で70試合以上差があり、打率はやや田中雅の方が高いものの
本塁打数では歴然とした差がありますし
通算の出塁率・長打率・OPSで比較すると
川本 .285 .360 .645
田中 .270 .265 .537
（左から出塁率・長打率・OPS）
とこのように、OPSで0.1以上の差があるんですよ！
パンチ力のある打撃で、一時は古田の後釜とも評されたキャッチャーだけに
何故この時期のこのトレードがまとまったのか、よくわかりません。
そう思うと、上の記事ではロッテ側の事情だけ書いてありますが、今回のトレードは
出場機会を求めて川本が志願したトレードなのかも…？ と思わなくもありません。
今おそらく正捕手第一候補はWBC戦士の相川亮二で
その相川と正捕手を争うのは川本（30）よりぐっと年下の中村悠平（22）。
仮にこのまま中村くんが正捕手の座についたとしたら
年齢から言って川本は一生控え捕手のままになりかねない…と、
思ったのかも、しれません。
それで（30）で始まる今シーズン、チャンスを求めて新天地に行くことを願ったとしたら
なんとかスジは通ります。
それにしてもまぁ…
捕手のトレード自体が珍しいのですが（サインなどの情報が漏れてしまうため）
その相手が更に捕手というのは、全く聞いたことがありません。
寝耳に水とはこのことで。
驚きました。
川本選手、新天地でも、頑張って。
かっとばせー かーわもと！
ﾊﾞｰｲ！（^_^ﾒ）
