学研二眼レフで撮った写真が光漏れカブリオレ
例の学研『大人の科学』の付録で作った二眼レフカメラで撮ったフィルムが
ようやくいっぱいになったのでカメラのキタムラに現像に出して来ました。
「普通のDPEでは現像できないかも…」と雑誌の方に書いてあったのですが
意外と普通にしてもらえました。時間も2時間くらい。
現像代は24枚で1,200円ちょい。
フィルムが500円くらいしたので総費用は1700円ちょい。
24で割ると、1枚あたりの費用は70円くらいかな?
で、1700円使って撮った写真は…結果的に…
上の写真をご覧のとおり、全然うまく撮れてませんでした!笑。
↑デジカメの「トイカメラ」機能で撮ったらキレイに撮れた花も…
このような有様で…
ピンぼけ!
多重露光!
露出不足!
光漏れ!!
などなど…。
まぁ、現代のカメラ・デジカメでは起こり得ない失敗が色々と…。
多重露光はただ自分がフィルムを巻かずに2回シャッターを切ってしまっただけなので
それは気をつければいいのですが。
致命的なのが、謎の光が写真に映り込んでしまう現象ですね。
最初は何が原因かわからなかったもののネットで質問したらこれは「光漏れ」であると。
シャッターの隙間から光が入ってしまって感光しているのであろうと。
ハハァなるほど。
でもって調べた結果
この
それ以外に方法がないみたいなのです。
ちょうどというかなんというか
外で撮影している時に手が滑ってカメラをコンクリートに落としてしまい
シャッターがぶっ壊れて動かなくなってしまったので
直しました。
かなしさよ。
前も書いたけどやっぱりこのシャッター部分の微妙の力加減というか…
ネジの締め方半回転で挙動が変わってくるので
目と手先と神経をやたら使って
疲れます。
んふぅ~… めんどくさい!
1時間くらい使って修理してシャッターも動くようになったので、これで大丈夫と思いたい…。
24枚撮って
ピンぼけしながらもまぁ「何を撮ったかなんとなくは分かる」くらいの写真は3~4枚…。
こんな感じになりました。↓
(スキャンしました。ホコリが…)
空の色や雲の陰影、瓦の光のグラデーションなんかは面白く撮れているのですが
何しろピンぼけ。
ピンぼけはこれもカメラのつくりの問題である可能性があるので
テキストを見ながらまた調整してみたい。
調整してもなにしろ現像するまで結果がわからないというのが手間なんですよねー。
まぁ全体的に言って「失敗」と言っていい初撮影だったんですが
検索するとみなさんこの手作り二眼レフでも上手に撮れていて
(中には更に改造して機能を追加している方もいたりしてすごい)
「こんなに失敗してるのは俺だけなんじゃ…」という気分になります。
けどねー
思うんだけどやっぱりこれはただ
みんな自分の失敗をネット空間にアップしていないだけなんですよ! たぶん。
でもってそうなってくるとこういう光漏れみたいに
何が失敗の原因か、検索しても出てこなかったり
検索するのにすごく時間がかかったりするんですよね。
そんなわけで、あえてこの自分の「失敗」を書きつけておくことで
誰か他の人の役に立てばいいなあ…と。
むしろ失敗例の情報こそがネット上では貴重なのではないかと! おもったので
ここにこうして書きつけておきます。