平~上平道の駅~岐阜まで自転車
写真はR156、平村と上平村の間辺り。
自転車で行ったのですが、ちょうど紅葉が綺麗でした。
ダムもある。
山と湖と建造物の配置がなかなかよろしい。
山の水が緑色になるのは、木の葉がそこに溶けてその色になるのだ、と、
半ば間違っているだろうと自ら思わないでもないけれど、そう、頑なに信じている。
デジカメのなんだかすごい感じに撮れる機能で撮った写真。
なんだか荒廃したディストピアな写真になった。
ディストピア・ダム。
更に登って行くと上平の道の駅「ささら館」が。
この日は天気もよく、自動車が駐車場にいっぱい。
なかには赤かぶや鷹の爪てきなものが売っていたり干されていたり。
自転車なので、荷物になる者は買えませんでしたが
美味しそうな野菜が沢山ならんでいました。
土日限定なのかな?
建物の裏側には庄川と崖と紅葉が。
やはり裏面には表にない面白みがあるというものです。
蜘蛛もいました。
でっけえの!
こういう小さいものにカメラのピントをあわせるのはなかなか大変で
レンズを向けてモタモタやっていると撮影されることを拒否するかのように
この蜘蛛は逃げて行きました。
なんで蜘蛛って頭を下にして待機してるんでしょうね。
バランスの問題でしょうか。
ここまでくれば…
この日の目的地、岐阜県の県境まではあと一息でした。
国道156号線の富山県と岐阜県の境は川。
橋がかかっていてその中間が県境のようです。
紅葉もきれいでした。
「白川郷まで15km」という看板がありましたが
往復30km増えると暗くなる前に帰れるかわからなかったので
この日はここでUターン。
おなかがすいたので帰りに平村のパン屋「羽馬製菓」で補給食。
なかなかステキなデザインの暖簾がかかっています。
これは…口ひげ… かな…。
まぁ普通に考えて「羽」なんでしょうけどね。
買ったのは名物の「あんドーナツ」。
120円だったか130円だったか……。
もぐっちょ。
いかにも手作りという感じで実に素朴な味わい。
あんも甘すぎず、ホコホコとした食感が美味です。
すこし油の感じが残っていますが
運動後のハラヘリ状態ではむしろそのカロリー感がうれしくあります。
想像するに
中国東北部では特に冬の間、体を温めるカロリーを蓄えるために
ピーナッツ油で揚げた饅頭を食べる…という名物があるようですが
この長い冬、厚い雪に閉ざされる平村のこのあんドーナツにも意識的なのか
無意識的なのか、そういった、油でカロリーを増やして長い冬を耐えるという食べ物であるような
気がします。
牛乳が合いそうですね。
自転車の補給食としてもオススメです。