月刊スピリッツ連載『東京を脱出してみたよ!』
っていう漫画があるんですが
それの今イーブックジャパンで読める回がちょっと面白かったので紹介。
< 月刊!スピリッツ4月号 - ebookjapan >
東京から和歌山県に移り住んだ作者が
「田舎は1人1台の車がないとダメだぁ~…」ということを実感して(ワハハその通りだ)
欲しいクルマ(中古車)を探す、という内容の回なんですが…
このあとの1コマ…
このコマ、
もう旦那さん(一色登希彦)の気持ち全部わかる! 全部わかるよ!
笑。
そうつまり
作者が最初に欲しがっていたのはたぶんダイハツのミラジーノあたり。
↓こんなん
ダイハツがモロにローバーミニをパク… デザインの参考にして作った軽自動車。
↓そしてこれがオリジナルのローバーミニ。
かっこいいなあ~。笑。
旦那さんが「じゃあオリジナルのミニを買えば」というのもわかりますよね。
でもって、でもなんで旦那さんが言いよどんでいたかというのは…
このブログを以前から読んでいらした方ならなんとなくお分かりになるかもしれませんが…
< ミニのプラグ交換 >
< ミニのイグニッションコイル取付金具修理 最終回 >
< ミニのウインカーの交換をしましたーよ >
< ローバーミニのエンジンがかからない! …とミニ屋に駆け込んだ結果 >
まあー壊れやすい車なんですよこの旧ミニって車は!
日頃から整備をしていれば壊れる確率は減るもののそれでも壊れるし
そもそも「整備をしなければ100%壊れる」というのは確定事項ですからね。
でもまぁそれでもいい車なんですよ乗り味が楽しくて…。
ハンドリングが(重たいけど)クイックで…。
車のウェイトが四輪のどのタイヤにどれくらいかかっているかわかるくらいの一体感があって…。
だからこう
自分が苦労するのをわかって買うならいいけど他人に強くオススメはしない、というか…
「ミラジーノでいい」と思えるならそれにしておけば間違いない、というか…
余計な苦労をしょいこむ必要はない、というか…
歴史的名車なのは間違いないんですけど
歴史的なだけにその歴史も知らずに買うのはどうかと思うというか…
まぁ俺も買ったときはデザインだけで決めたけど…。
いやいいんですよ最初にこういう苦労する車を買っておけば
あとの車が全部楽でいい車に思えるから…。
でもなあ…。
笑。
なんにしろこの「でもなあ…」がつく車ですよ旧ミニっていうのは。
1000ccか1300ccの普通車ですから税金も高いし
外車だからハイオクでガソリン代も高いですしね。
車体が軽いから燃費はそこそこいいですが(15km/Lくらい)。
で、まあ続きを書いちゃいますと結局ミニ買うんですけどね作者。
今は「和歌山県南紀伊で新生活を始めた漫画家夫婦のエッセイ漫画」なんですが
その調子でもう「ローバーミニの車エッセイ漫画」になってくれないかと
ちょっと思います。
漫画の紹介をするはずがミニの話になっちゃった。
笑。
いま欲しいクルマだ。自分で運転できてどこにでも行けるやつだ。
エンジンの鼓動でクルマの状態がわかり、自分が操っていることが実感でき、
しかも心地よく、運転自体が楽しくて、目的地などどこでもいい、というやつだ
(神林長平『魂の駆動体』)
ミニというのはそんな車です。