秋葉原千代田海藻跡地にきれいなビルが建ってました
写真は秋葉原UDX前に建つ新しいビル。
「AKIBA426」という名前だそうです。
< 千代田海藻跡地にAKIBA426が完成 - 秋葉原asterisk(*)α >
こーんなキレイなビルです。
しかし何が入るかと思えば、とりあえず居酒屋が1軒…。
つまらないですねえ。
このビルが建つ前は…
「千代田海藻」というお店が建ってました。
12年の取り壊し前に、なんでも隣に建っていた「イケショップ」というお店が買い取ったそうです。
そのあとまとめて売ったのかなー。
< 神田青果市場があった頃からの老舗「千代田海藻」が取り壊しへ - 秋葉原新聞(β) >
アキバがどんどん普通の街になっていく…
というのはまあ、再開発が形になってからずっとそういう方向性には行っていることなので
今さら改めて言うほどのことでもないのですが
それでもね。
かつてこの場所に千代田海藻という良い風情の店があったというのも
もはや過去の話になりました。
店の存在自体を知らない人も多くなったでしょう。
まあ、そういう俺もその千代田海藻が全盛期だった頃
やっちゃば(青果市場)やその跡地のバスケットコートがあった頃を知っているわけではないので
とても古参ぶる事はできないのですが。
個性的だった店が消えて
雑居ビルが建って
チェーンの居酒屋が入る…
こんなつまんない話もない。
まぁ仕方アルメイダ。
ただ、そこに昔そういう店があって
ビニールを張った木のサッシの引き戸の向こうで
白髪のおじいちゃん店主がいつもパイプ椅子に座っていた風景を
覚えていようと思うのです。
乾燥ワカメのひと袋くらい買っておけばよかった。
あと昭和通りで見つけた若鶴のビン。
おお、一体どこの店で消費されたんだろう。
遠く離れた地で自分の地域とゆかりのあるものを見つけると嬉しくなりますね。