世界遺産 五箇山合掌造り 菅沼集落行きました
写真は菅沼合掌造り集落。
大牧温泉に宿泊した後に寄って帰りました。
世界遺産の「合掌造り」は白川郷が有名なのですが
実はその他にも「相倉集落」と、この「菅沼集落」があり
これら3つの集落すべてが世界遺産です。
まぁ何があるでもなく
ただ「かやぶきの、合掌造りの、家がある」(575)…だけなのですが
電線も電柱もなく
車の乗り入れは(住民以外)禁止になっている区域をぼへーっと歩くだけでも
なんとものどかでリラックスした気分になれます。
あと「茅葺き屋根」とはよく言いますが
実は屋根に使っているのは「カヤ」ではなく「アシ」である場合も多いとか多くないとか。
池もあります。
防火用水?
どこで適当にシャッターを切っても絵になる… というか
カメラ趣味で写真撮りにくるような人は楽しいと思います。
トイレだってキレイに見える。
世界遺産っていうのはつい忘れがちですが
別に観光地を作るために指定しているわけではなく
「未来に残すべき歴史が残る地域や文化」…というのがあくまで第一義で
「未来に残す」というところが重要で「いかにそれが持続可能か」ということを問われるのだと聞きます。
その点でこれらの合掌造り集落は
写真を見ても分かる通り中に住民の車が入っていたり
つまり普通に住んでる人がいるんですよねここに。
ですから
有名な白川郷よりも
観光客の少ない菅沼、相倉集落のほうが実は
その世界遺産っぷりというか
あんまり観光地然としていない集落の雰囲気が味わえます。
遠くから世界遺産の合掌造りを見に来られる方は
白川郷も良いですが合わせてこちらの「世界遺産合掌造り集落の地味な方」も見ておくと
色々と違いが見られて面白いかと思いますよ。