秋葉原の肉めし岡むら屋

写真はアキバの「肉めし岡むら屋」。
千代田海藻跡地に建った建物の1階にあり、いつか入ってみたいと思っていたのですが、行列があったりでなかなか食べる機会がなく、先日ようやく食べられました。

店内は狭く、カウンター席と、テーブル席がいくつか。一人だったのでカウンターに着席しました。
おお…客が全員男性だ…。

そこらへんは秋葉原という土地柄や、「肉めし」！というメニューのせいでしょうな。

注文したのは一番オーソドックスな肉めし。490円税込み。
ご飯の上に、煮込まれた肉と大きな豆腐、玉ねぎとこんにゃくが乗せられています。

どうしても牛丼チックな味わいを予想して口に運ぶとそれはちょっと違っていて、まず肉が違うんですよね。
使われている肉は、ぷるぷるの脂身がくっついた…これはすじ肉？ゼラチン質の脂身が主です。
感覚としては、モツ煮とか「どて煮」を飯の上に載せている感じ。
とはいえ、どて煮のように八丁味噌で煮込んでいるのではなく、味付け的には割と牛丼に近い醤油ベース。

肉に少し臭みがあるので

このように備え付けの紅しょうがと七味を添えていただきました。
紅しょうがとの相性バッチリ！
あと小袋のからしが置いてあったので、そちらもこのコッテリした味わいには合いそう。

脂身のぷるぷるした食感はなんとも妙味。
あっという間に無言で食べ尽くしてしまいました。
（「アッという間に」、「無言で」という表現は矛盾があるかな…）

全体的にはどうしても「牛丼の亜流」という印象は拭えないのですが、これはこれとして、まったくの別物として味わうのであれば、新感覚というか、珍しい味わいで、ちょっとした名物感覚になるのではないかと思います。

レシートが100円引きクーポンになっているので、次回は390円で食べられます。
となると、50円の「ビーフスープ」をつけてもワンコインで収まる価格…。

次回行ったときはそちらもチャレンジしてみたいですね。