明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

シーズン終了!

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画像はヤフープロ野球
今日10月1日が、東京ヤクルトスワローズのシーズン最終戦でした。

結果はご覧の通り3-1で負け!
先発の小川は5回とちゅうまで無安打で抑える素晴らしい立ち上がりでしたが、6回にピッチャー黒田のヒットから立て続けに打ち込まれ3失点。
打線は初回に1点を取るも、その後は元気なく、そのまま負けてしまいました。
ついでに黒田に10勝目を献上。

ヤクルトは今日負けたことで阪神にかわされ、5位でシーズンを終えることに。
去年は優勝したのになあ…

ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

今日の試合もそうですが、なんというか、策や粘りや活気がなく、為す術なく負けていく…という試合が多くて、残念なシーズンでした。
敗因としては、特に投手陣の弱体化が言われます。
昨年、盤石のリリーフ陣を築いていたロマン・オンドルセク・バーネットが全員いなくなったことが直接的な弱体化の要因でしたね。
バーネットがメジャーに復帰するのはめでたいことでもありますが、ロマンを切ったのは完全なる失敗でしたね、結果から言っても。
そして守護神となってくれると期待していたオンドルセクが離反。ぶっちゃけその頃は…

これは最下位待ったなし!

と思っていたので、最下位を回避しての5位というのはまぁ、なんなら思っていたよりマシだったという結果ではありますが、それにしたって昨シーズン覇者がフロントが揉めている中日と最下位争いしていい勝負なんていうのは、情けないというほかない。

山田もNPB史上初の2年連続トリプルスリーという偉業は成し遂げ、結果的に盗塁王は獲得できましたが、全体的に昨年より記録を落とした印象。
特に後半戦は死球の影響もあり打率をぐんぐん落としていました。
試合でのスイングを見ても、あからさまに打席で腰が引けていて、来年以降も影響が出るのではないかと心配です…。

久しぶりにフルシーズン働いたバレンティンは30HR100打点を稼ぎましたが、今季で契約が切れ来季の去就は不透明な状況。
(そして先日の横浜戦で左手首を負傷し登録抹消。みんなより一足先にシーズンオフに入り、帰国して療養するとのこと。球団との直接の交渉は代理人が行うということになるのでしょう)

本人はヤクルトに残りたがっているという話で、ありがたいことなのですが。
今回の怪我のこともあるし、客観的に考えると、今後はパ・リーグでDHとしてプレーするのが本人のためにもなるんじゃないかなあ……という気がします。
残るなら残るでありがたいんですけどね。
そこらへんは球団と代理人の丁々発止のやり取り次第ですからなあ。
代理人は(ある種選手の気持ち以上に)自分の収入増となるよう、少しでもいい条件を出してくれる球団と契約してほしいと願うでしょうからね。

昨年首位打者だった川端は自打球で骨折し抹消が長かった。
それでも最終打席で代打で登場し、高めのボールをかんたんにレフト前に運んでいたあたり、来年は昨年のような活躍が期待できそう。期待したい。

昨年打点王だった畠山も怪我で後半戦はずっと姿を見られませんでした。
優勝の原動力となった首位打者川端、本塁打王山田、打点王畠山が軒並み怪我をしていたので、投手もそうですが、打線もやはり辛かったのです。
2軍から新戦力の補充もありませんでしたし。

こうしてみると、割とこう、負けるべくして負けた…というか、怪我や離脱、そして新戦力として期待された外国人投手のデイビーズやペレスが活躍できず、シーズン途中で加入したジェフンも、昨年のデニングのような輝きは見せてくれはしませんでした。
まぁ、独立リーグの途中加入の選手に過大な期待をするほうが間違っているのですが。
昨年のデニングは藤浪から「自分の中では最強打者」と言われたり菅野からホームランを打ったり印象的な活躍が多かったですからね。
なんでデニングをクビにしたのだ。

なんでクビにしたのだ、といえば、やはりロマン。
バーネットがメジャーに行ってリリーフが手薄になることは明々白々だったのに、あえて球団が自分から契約を切るという判断は、結果から言えばやはり間違いだったようです。
もちろん昨年後半戦ピリッとしなかったことや年齢的な問題はあるでしょうが、それにしてもろくに一軍で投げなかったペレスよりはやはりマシな活躍ができたのではないかと思いますよ。

「ロマンは台湾でも炎上している!もう使えないオッサン!!」

と、なぜか異常に球団側に肩入れする人もいるのですが、中華棒球リーグのサイトを見ると、33試合投げて152投球回、12勝6敗で勝ち数2位、防御率も2位というなかなかの成績を収めているんですよねえ。
全然炎上してねえじゃん。

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もちろん、ヤクルトが獲得する前年の2011年の203イニング投げて16勝6敗(最多勝)から比べれば力は落ちていて、ピークを過ぎた感は否めないのですが、これくらいの成績を残せるならNPBでも、シーズンフル回転…とは行かなくてもうまく使えばそこそこやれたんじゃないかな…と思ってしまいます。

他のリリーフや実力あるピッチャーが潤沢だというのであればわかりますが、そうじゃなかったじゃん。
よほど新外国人に自信があるのかと思えば、ルーキ以外は期待通りの活躍とは到底言えません。
(ルーキにしたって満塁本塁打被弾が2回あったり、打たれるときはあっさり逆転されたり、リリーバーとしては安定感に欠けた)。

この件に関しては昨オフから一貫して疑問です。
契約更改は難しいことに違いはないでしょうが、やはりクビにしたり残したりするのに画一的な基準は設けられなく、その判断は時と場合による、という言い方しかできないでしょう。
そして、ロマンに関しては、その「時と場合による判断」を誤ったという結果になってしまいましたね。残念。

明るい話題としては、戦力外で獲得した坂口と鵜久森というパ・リーグ出身二人組が活躍してくれたkと。
とくに坂口は一番センターとしてほぼ一年スタメンで働いてくれました。
来年も変わらぬ活躍をお願いしたい。
(そして上田や比屋根は坂口を蹴落としてスタメンの奪取をしてほしい)

個人的に期待していた原樹理や荒木貴裕さんがもうひとつだったのは残念。
来季の奮起を期待したい。
原樹理は肩の怪我らしいけど、どこまで状態が深刻なのか……。

なにはともあれ、今年もシーズンが終わりました。
ああ、キャンプの始まる2月まで暇だなあ。

パ・リーグは日ハムの大逆転すごかったですね。
そして大谷。

一番ピッチャーとして出場したソフトバンク戦で先頭打者ホームランを打った試合に「よし、逆転優勝いける!」と思ったという話ですが、それで本当に11.5ゲーム差をひっくり返しちゃうんだからスゲーよ。
優勝決定試合でも1安打完封とか、いやもう、言葉を失う凄さです。
主人公か、と。

これから両リーグ、クライマックスシリーズが始まり、そして日本シリーズも待っていますが、ヤクルトはひとまず終了。
CSと日本シリーズに出るチームの方々は、どうぞ怪我のないように頑張って……(他人事)。