秋葉原のかんだ食堂
秋葉原に老舗の大衆食堂があります。名前は「かんだ食堂」。間口の広いガラス引き戸に藍色ののれんがかかって、ガラガラと音を立てて開けば、店員のおばさんがカウンターとテーブル席のどちらかにすみやかに座るよう指示し、座ると黄色い紙に多くの料理が羅列されたメニュー表が目に入ります。そういう純然たる大衆食堂というか古色蒼然たる「いい食堂」があるのです。そこでご飯を食べました。
なにしろメニューがたくさんあるので、何を頼もうか少し迷いましたが、ニラレバ炒め定食に大決定。豚の生姜焼きに後ろ髪を引かれつつ味わいましたが、いかにも「食堂の味」!という親しみやすさで、うまかったですね。大きな茶碗にたっぷり盛られた白飯がうれしいです(炊き具合は柔らかめ)。
日曜祝日が定休日で、これまでなかなか来られなかったのですが、機会があればまた訪れたいです。