今シーズン初草野球!(練習)
ゴロの打球が股の下を通っていくことを俗に「トンネル」と言って、ヘタクソなプレイヤーがやってしまうエラーの代表格とされている。このエラーが起きる原因は割と簡単で、腰が高く浮いているからだ。這うように、あるいは力士が四股を踏むようにして腰を低く構えていれば、必然的にグローブを持つ手も下がって、トンネルは起きない。
今日は所属している草野球チームの初練習だった。今年、草野球界(軟式野球界)では大きく変わることがある。ボールが一新され、新しくなるのだ。(表面にはハート柄のような模様がつけられて、なぜかかわいらしい。おそらく空力的な研究がいろいろと施されているのだろうね)
いわく、これまで柔らかく作られていたボールが硬めになり、硬式球に近い弾み方をするようになる…のだそうだ。練習でもその対応を主眼においてノックを多めに行われたが、まぁ、よくトンネルの開通すること。
硬式球に近い弾み方というのは、要するに跳ねにくいということだ。1バウンド目はこれまでの軟式球とそんなに変わらない跳ね方をするが、2バウンド目からが、感覚的には、ほとんど跳ねなくなっていると言ってもいいくらいだ。
するとどうなるか。
「ここにボールが来る!」と準備したグローブの遥か下方をボールがすり抜けていく。バウンドの跳ねる想定に合わせてグローブを持ち上げると、ボールは遠慮なくそれまでグローブがあった場所を通り過ぎていくのだ。「いらっしゃい」という気持ちのまま「さようなら」と過ぎていく。
対応策は、ある。これまで以上に腰を低く落とすか、プロ(当然硬式球だ)のやるように、グローブの手を地面とスレスレに待ち構えるようにするかだ。頭ではわかっている、頭では。うん。わかっているのよ。
そうつぶやきながら、何本も新しいトンネルが開通した日だった。
今日は所属している草野球チームの初練習だった。今年、草野球界(軟式野球界)では大きく変わることがある。ボールが一新され、新しくなるのだ。(表面にはハート柄のような模様がつけられて、なぜかかわいらしい。おそらく空力的な研究がいろいろと施されているのだろうね)
いわく、これまで柔らかく作られていたボールが硬めになり、硬式球に近い弾み方をするようになる…のだそうだ。練習でもその対応を主眼においてノックを多めに行われたが、まぁ、よくトンネルの開通すること。
硬式球に近い弾み方というのは、要するに跳ねにくいということだ。1バウンド目はこれまでの軟式球とそんなに変わらない跳ね方をするが、2バウンド目からが、感覚的には、ほとんど跳ねなくなっていると言ってもいいくらいだ。
するとどうなるか。
「ここにボールが来る!」と準備したグローブの遥か下方をボールがすり抜けていく。バウンドの跳ねる想定に合わせてグローブを持ち上げると、ボールは遠慮なくそれまでグローブがあった場所を通り過ぎていくのだ。「いらっしゃい」という気持ちのまま「さようなら」と過ぎていく。
対応策は、ある。これまで以上に腰を低く落とすか、プロ(当然硬式球だ)のやるように、グローブの手を地面とスレスレに待ち構えるようにするかだ。頭ではわかっている、頭では。うん。わかっているのよ。
そうつぶやきながら、何本も新しいトンネルが開通した日だった。